八千代座100周年オープニング記念『坂東玉三郎 特別舞踊公演』の製作発表記者会見が5月28日(木)、都内にて行われた。
記者会見で歌舞伎役者・坂東玉三郎は八千代座で6年ぶりに女形舞踊の最高峰、『京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)』を披露することを発表した。来年100周年を迎える熊本県山鹿市にある八千代座は、廻り舞台や升席、花道など江戸時代の歌舞伎小屋様式を今に伝える芝居小屋で、国指定重要文化財にもなっている。
今回演じる『京鹿子娘道成寺』について坂東玉三郎は「女形の代表作とされていますけれども、(250年以上前に)出来た当時はもう少し短かったものだと思います。五代目(中村)歌右衛門さん、あるいは六代目(尾上)菊五郎さんぐらいから段々と改革されて大きな出し物になり、歌舞伎座ができて以来、大劇場用の演出になったんだと思います。昔はもう少しこじんまりした劇場で上演されていたんだと思います。また、色々な要素を踊りわけなければいけません。体力的にも大変です」と語り、一番の見どころを聞かれ、「私はあまり見どころという言葉を理解していないんですが、女形のあらゆる面、初々しい初恋の気持ち、恋が終わって恨みの気持ち、あるいは思い出す華やかな昔の自分、そういうものが折々に巡っていくのが一応、道成寺の見どころといわれています」と答えた。
また、1990年から数えて16回も八千代座で公演をしている坂東玉三郎はこの劇場の魅力について、「始めはたった一回のつもり・・・ところが、舞踊が演じられますと木造の・・・木肌で作られた劇場というのは鳴り響く感じがしまして、稽古のうちは不安もあったんですけれど、お客様とたいへん近しい関係で邦楽が鳴り、自分たちの舞踊が受け入れられるということに非常に感激いたしまして、続けてきました」と語り、「実のところ、どこかに足を踏み入れてその土地の人と親しくなると、一年も抜けるということができない性格で、そういう意味で"NOと言えない日本人"になってしまうんです(笑)」と会場を笑わせ、「あと、山鹿の人はあまり言いませんが、お湯の質が非常に良いんですよ。また、有明海近郊で採れた野菜、山間で作ったスイカは子供のころに海岸でスイカ割りをした時の味で、毎年味わいたい要因です」と笑顔で答えた。
『坂東玉三郎 特別舞踊公演』は11月2日(月)~13日(金)まで、熊本県・八千代座にて上演される。
「坂東玉三郎 特別舞踊公演」 (松竹)に関する情報を読む!
また、1990年から数えて16回も八千代座で公演をしている坂東玉三郎はこの劇場の魅力について、「始めはたった一回のつもり・・・ところが、舞踊が演じられますと木造の・・・木肌で作られた劇場というのは鳴り響く感じがしまして、稽古のうちは不安もあったんですけれど、お客様とたいへん近しい関係で邦楽が鳴り、自分たちの舞踊が受け入れられるということに非常に感激いたしまして、続けてきました」と語り、「実のところ、どこかに足を踏み入れてその土地の人と親しくなると、一年も抜けるということができない性格で、そういう意味で"NOと言えない日本人"になってしまうんです(笑)」と会場を笑わせ、「あと、山鹿の人はあまり言いませんが、お湯の質が非常に良いんですよ。また、有明海近郊で採れた野菜、山間で作ったスイカは子供のころに海岸でスイカ割りをした時の味で、毎年味わいたい要因です」と笑顔で答えた。
『坂東玉三郎 特別舞踊公演』は11月2日(月)~13日(金)まで、熊本県・八千代座にて上演される。
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