演劇ニュース | 演劇ライフ

2009/5/19()

スタジオライフ公演『LILIES』製作発表記者会見

劇団スタジオライフによる『LILIES』の製作発表記者会見が5月19日(火)、都内にて行われた。
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▲2段目左から三上 俊,青木隆敏,山本芳樹,カサノボー晃,重松 収
1段目左から岩崎 大,松本慎也,村上幸平,新納慎也,倉田 淳,河内 喜一郎

 演出の倉田 淳を除き、すべて男性で構成される劇団スタジオライフは"耽美派"集団として絶大な支持を得ている。 『LILIES』はこの劇団の中でも特に人気を博した作品で、いわばスタジオライフの代表作だ! 会場には新進気鋭のフラワーアーティスト・東 信によるこの舞台をイメージした百合(テーマは"悲劇的な百合を眺めて!!")が届けられ、香り漂う中の記者会見となった。出席者は上演台本・演出を手掛ける倉田 淳スタジオライフ主宰の河内 喜一郎と劇団員である山本芳樹岩崎 大青木隆敏松本慎也三上 俊、そして客演として参加する新納慎也村上幸平カサノボー晃重松 収の11人が集まり、トリプルキャストにて新しい『LILIES』を作り上げる。
-あらすじ-
 1952年のカナダ郊外の刑務所。囚人たちの告解をきくために訪れたビロドー老司教は突然、看守や囚人たちに監禁される。 そして、彼の目の前で囚人シモンの計画による囚人たちの手の込んだ芝居が始まる。 そこには40年前の自分の姿があった。 奔放な少年シモンと惹かれ合うヴァリエ。 そんなふたりに嫉妬心を抱くビロドー。 修道院で出会った少年たちに何があったのか、封印された過去の悲劇がよみがえる・・・

 主宰で出演もする河内 喜一郎はこの作品を再演を決定した経緯を「ちょうど『夏の夜と夢』を上演していたのですが、その時に話題となったのが"嘘と真実"。演劇の普遍的なテーマですが、それを追求しようということで、一番ふさわしいのが『LILIES』ではないかと思い、上演を決定しました」と語り、演出の倉田 淳も「嘘がたくさん充満しており、決してセリフの言葉どおりの気持ちではないんです。言葉の裏側に何層にもその人生の気持ちがあって、メビウスの輪のようにねじれ、それが色々なバランスの中から真実が浮上してくる・・・その衝撃たるやもの凄いものがあって、なんて面白いんだろう・・・と、演出としてより、いち読者として楽しんでしまう」と述べ、原作者であるカナダの人気作家・ミシェル・マルク・プシャールの戯曲の素晴らしさを強調した。
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▲新納慎也、演出の倉田 淳には嘘がバレるので心から演じるという

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▲村上幸平、客演として他の劇団に参加するのは初めてとのこと

 倉田 淳の演出が受けたくて参加しているという新納慎也は「大好きなスタジオライフに三度呼んでいただいて、このまま劇団入りを噂されていますが(笑)・・・前回の『OZ』の千秋楽でみんなとはなれるのが寂しくて号泣して、今度はいつ呼んでくれるんだろうと思っていましたがこんな素敵な作品で呼んでいただいて・・・段々ぼくに課せられる課題がむずかしくなっているんですが、今回はすべて裸になって倉田さんに任せて、みんなが大事にしているこの作品をすばらしいものにしていきたい」と語り、村上幸平も「この作品は観た人の心にズシッとくる重い作品なので、役者としてお客様の心を壊すぐらいの勢いで頑張ります」と意気込みを述べた。

 トリプルキャストなので詳細は公式サイトにてその日の出演者をチェックしよう。 ただし、2003年に紀伊國屋ホールで公演した際には当日券を購入するために並んだ人数の記録を塗り替えたという逸話をもつ本作だけに、チケットは早めに手に入れることをおすすめする!悩んでいるヒマなどない!いますぐ行動をおこせ!

LILIES』は東京公演が6月17日(水)~7月12日(日)まで紀伊國屋ホールにて、
神戸公演が7月18日(土)~19(日)まで新神戸オリエンタル劇場にて上演される。

『LILIES』公式サイト
http://www.studio-life.com/stage/lilies2009/

「LILIES」 (Studio Life)に関する情報を読む!

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