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2009/6/30()

中村勘太郎、独身最後の公演は前代未聞のスペシャルコラボ!?

錦秋特別公演 芯』の製作発表記者会見が6月30日(火)、都内にて行われた。
『錦秋特別公演 芯』製作発表。左から中村勘太郎、中村七之助、林英哲 、高橋竹童。

▲左から中村勘太郎、中村七之助、林英哲、高橋竹童。この4人が究極の『和』のステージを作り上げる

2005年から始まった中村勘太郎中村七之助による歌舞伎舞踊の巡業、『錦秋特別公演』、5回目となる今回は2人に加え、和太鼓奏者の林英哲と三味線奏者の高橋竹童が参加、日本を代表する伝統芸能の担い手が一堂に集まり、『芯』という一つのテーマをもと、いまだかつてない究極の『和』のステージを作り上げる。

【演目】

●一、太鼓『序』『山幸』『天芯』『海幸』
出演:林英哲&英哲風雲の会
作曲・振付・演出:林英哲
●二、津軽三味線『津軽じょんから節』『郷愁』『おわら風の盆』『即興曲』
出演:高橋竹童
●三、歌舞伎舞踊『二人椀久』長唄囃子連中
出演:中村勘太郎 中村七之助
●四、コラボレーション『芯』
出演:中村勘太郎 中村七之助/高橋竹童/林英哲
『錦秋特別公演 芯』製作発表。左から歌舞伎役者・中村勘太郎、中村七之助

▲この公演を最後に結婚式を挙げる中村勘太郎(左)と「桜姫-歌舞伎-」の稽古中の中村七之助(右)

 今回の和太鼓と三味線のコラボレーションが生まれた経緯を中村勘太郎は「うちの事務所の社長が去年のルーマニア公演の帰りの飛行機の中で目をキラキラさせながら"すごく面白いことを考えた!"といって、ぼくのもとにやってきました。それが林英哲さんと高橋竹童さんとのコラボレーションだった」と語り、「2人で今までのやってきたものとは別物と考えてください。『錦秋特別公演』と名前はついておりますが、今回は4人のコラボレーションを楽しんでください」と発言。
 『桜姫-歌舞伎-』の稽古現場からそのまま会場に駆けつけた中村七之助は「兄が言ったとおり全く違うものだとおもいます。コンセプトも違ってて、今までは地方にいって歌舞伎を観たことのないお客様に観てもらう、歌舞伎の発展の為にやっていたんですが、今回は違います」と語り、また、「この公演でいちばん楽なのは実はぼくたち兄弟。なぜなら音楽を作るわけでもなく振付は家元(藤間勘十郎)がやってくれるから(笑)」とぶっちゃけると高橋竹童は「津軽三味線は即興性が強いので、一生のうち、二度と弾けないような曲をいつも弾いているんですけれど、コラボレーションでは8割作りこんで2割即興というようにして、なるべく勘太郎さん七之助さんを楽させないように林英哲さんと相談したい(笑)」と語った。
 林英哲は「津軽三味線は自分でも弾いていたので初めての方でも合わせやすいですし、それに津軽三味線は打楽器的な演奏をするものなので今回の竹童さんとのコラボレーションは楽しみですし、そこに歌舞伎が入ってくるという・・・実は日本の邦楽というものでこういうものが一つの舞台に出るということは今まで無かったんです。非常に画期的な企画です」と強調した。
『錦秋特別公演 芯』製作発表。左から太鼓ソリスト・林英哲と三味線奏者・高橋竹童

▲「鬼太鼓座」創設にも参加し世界で活躍している林英哲(左)と高橋竹山に師事し、豪快な演奏は定評がある高橋竹童(右)

 会見後の囲み取材では4月に前田愛と結婚会見をした中村勘太郎に質問がおよぶ、実はこの公演の最終日から数日後には結婚式を挙げるということで、本公演が独身最後の公演となる。記者から準備は間に合うのかと聞かれ「まぁ男はそこに行けばいいぐらいですからね」と男らしく答え、奥さんは公演に観に来ますかという質問には「これは観て欲しいですね。ぼくも、もしこれに参加していなくても"こういう企画がある"って言われたら"これは観に行かなくては・・・"って思うぐらいなので・・・」とも。林英哲も「独身最後の舞台ですからね。本番になるとお客様も含めてそういうお祝いの雰囲気になるのでは?」と語り、最後に中村勘太郎は「さきほど英哲さんも言っていましたが3世紀、19世紀、20世紀、21世紀に無い、初めてのものなので、爆発したらもの凄いものになると思うので、ぜひ、その爆発する現場を観にきてほしいですね」と語った。

錦秋特別公演 芯』は10月8日(木)の町田市民ホールを皮切りに全国9箇所で18公演を行う。

「錦秋特別公演 芯」 (松竹)に関する情報を読む!

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