演劇ニュース | 演劇ライフ

2009/7/9()

中村勘三郎「自信作!」七之助と親子で『桜姫』を熱演!

コクーン歌舞伎『桜姫-歌舞伎-』の公開通し稽古が7月8日(水)に、Bunkamura シアターコクーンにて行われた。

6月の現代劇に続き7月はコクーン歌舞伎、原題は『桜姫東文章』といい、鶴屋南北が創作した歌舞伎の人気狂言である。出演は中村勘三郎中村七之助の親子での出演に加え、中村扇雀中村橋之助坂東彌十郎笹野高史なども参加。演出は串田和美が担当し、新しい視点の『桜姫』を作り上げた!
 歌舞伎といっても舞台装置もセリフもある程度わかりやすく現代的にアレンジされているので普段あまり歌舞伎に馴染みのない人にも入りやすい。無論、原作がもともと前世からの因縁や男色、三角関係や殺人、幽霊など様々な要素を含む複雑怪奇な作品であるので簡単とまではいわないが、歌舞伎は感性で観るものなのだから存分にイマジネーションを発揮してもらいたい。十分に感性に響く作品に仕上がっている。

 現代劇にも出演し、清玄を演じた中村勘三郎は「自信作です。この『桜姫』という作品を2ヶ月続けてやった意味があります。その価値があるって事は今はわからなくても、いずれわかってくれる時がくると思います。現代劇と歌舞伎両方やって良かったと思います。(6月共演した)戦友達も毎日メールをくれたり、稽古を見にきてくれたりしてエールを送ってくれています。今回の『桜姫』でコクーン歌舞伎というものがまた進化しました。ラストはビックリです!!今までにない夢のようなエンディングで満足しています」とコメントし、出来栄えに大満足の様子。
 現代劇では大竹しのぶだった桜姫を演じた中村七之助も「桜姫は難しい役ですし、本も難解ですが、何とかいいものを作ろうという皆で意見を出しあっています。6月のマリア(桜姫)を演じた大竹しのぶさんは、綺麗ですばらしい女優さんです。僕も負けないよう頑張ります」と意気込んでコメントした。

現代劇と歌舞伎・・・過去でも現在でも通用するこの作品の普遍性がやはり名作たる、なによりの証拠であろう!そして中村勘三郎が言うようにラストシーンに注目せよ!

4月3日(金)に行われた『桜姫』制作発表の様子はこちら↓
http://blog.engekilife.com/2009/04/sakurahime.html

桜姫-歌舞伎-』は7月9日(木)~30日(木)まで、Bunkamura シアターコクーンにて行われる。(協力 松竹株式会社)

「桜姫-歌舞伎-」 (Bunkamura)に関する情報を読む!

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