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2009/8/31()

俳優座LABO公演『犬目線/握り締めて 』稽古風景取材

8月28日(金)、俳優座LABO公演『犬目線/握り締めて 』の稽古風景を取材してきたぞ。
『犬目線/握り締めて』稽古風景

▲本公演とは違い、小劇場感覚で上演されるLABO公演は毎回刺激的だぞ!

俳優座LABO公演とは、俳優座の中で1991年に実験精神をもって発足した小劇場活動。今回はtsumazuki no ishiの座付作家スエヒロケイスケの『犬目線/握り締めて』(08年第13回日本劇作家協会新人戯曲賞最終候補作品)を劇団の新進演出家の眞鍋卓嗣が演出する。出演は河内浩渡辺聡西川竜太郎田中壮太郎小飯塚貴世江森尾舞斉藤淳脇田康弘若井なおみ林宏和三浦英明野々山貴之安藤聡海伊藤優介福原まゆみ
 私は俳優座LABO公演を観劇したことがなかったので上演の場所となる俳優座5階の稽古場がどんなものなのか、行ってみるまでしっかりした舞台になっているか少し不安だったのだが、入ってみるとそんなものは杞憂に終わった・・・照明設備もしっかりしており、舞台も作りこまれて、稽古場というよりむしろ、小劇場と言ったほうが良いぐらい、他の小劇場と比べても遜色ない空間になっていた。聞くところによると役者も自ら大道具などもこなしているとのことで、作品も含めて小劇場の雰囲気が漂う。

 今回の作品『犬目線/握りしめて』は題名が紛らわしいが、2つの作品を上演するわけではなく、一つの作品で、ストーリーは公営住宅「猫が洞荘」の一階を舞台に、そこに交わる一筋縄ではいかない問題を抱えた人々の様子を描いている。中心となるのは、小児性愛犯罪の前科ありで、児童に近づくだけで罪になる保護観察中の桃原硬太郎(渡辺聡)が、親権争い中で住む場所が無くなり「猫が洞荘」の倉庫に住む依存症カウンセラー・小手鞠町子(森尾舞)の9才の一人娘・シュウに想いをよせて近づいてしまう葛藤を描いている。
『犬目線/握り締めて』稽古風景

▲9才の娘シュウを巡って親権争い中の依存症カウンセラー・小手鞠町子(森尾舞)と元夫・金城耕治(脇田康弘)

『犬目線/握り締めて』稽古風景

▲左は桃原硬太郎(渡辺聡)。シュウへ近づきながら自分と葛藤している。右は桃原とはわけありの関係、警官の北村悦成(林宏和)

『犬目線/握り締めて』稽古風景

▲他の登場人物も腐女子や日本マニアの管理人、自称猫が洞荘自警団など、どこかおかしい人だらけだ

『犬目線/握り締めて』稽古風景

▲左は「猫が洞荘」のマドンナ三崎亜由美(福原まゆみ)。男性住民みんなの憧れ

『犬目線/握りしめて』稽古。

▲様々な濃い人物が出てきて非常に面白い作品だ。猫が洞荘で一体なにが起こるのか!?

犬目線/握り締めて 』は8月30日(日)~9月6日(日)まで六本木・俳優座5階稽古場にて上演される。 「犬目線/握り締めて」 (劇団俳優座) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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