舞台『奇跡の人』(演出:鈴木裕美)が10月23日(金)、Bunkamuraシアターコクーン にて上演初日を迎えた。
本作は幼い頃にかかった熱病がもとで視覚と聴覚を失ったヘレン・ケラーと、わがままに育った彼女を熱心に指導する家庭教師アニー・サリヴァンの実話をもとにした感動の物語。日本でもたびたび舞台化されており、2003年にヘレン役を演じた鈴木杏が今回はサリヴァン役を演じる。ヘレン役には近年テレビや映画などの女優業や8代目ピーターパン役、音楽活動も活発な高畑充希が演じる。その他、中尾明慶、重田千穂子、大家仁志、七瀬なつみ、佐藤B作なども出演。
舞台は3幕構成で1幕と2幕が1時間、3幕が50分で、休憩が1幕の終わりに15分と2幕の終わりに10分ある。今回が4度目の演出となるベテランの鈴木裕美は巧みな人間描写の繊細さを感じさせ、主演の2人はもちろんのこと、脇をしめるケラー家の家族にも佐藤B作、七瀬なつみといった名優が熱演、TBSドラマ「ROOKIES」で注目を浴びた若手注目俳優・中尾明慶も魅力的な演技をみせてくれた。
そしてサリヴァン役の鈴木杏とヘレン役の高畑充希と平手打ちも飛び出す格闘シーン、2人の演技のぶつかり合いは迫力満点で、感情がこもった演技を披露。言葉の意味を理解できないヘレンに対して、厳しい態度で、しかし信念と愛をもって接するサリヴァンとのやりとりに、心動かされない観客はいないはずだ。そしてラストに迎える"奇跡"のカタルシスに思わず目頭が熱くなる。ぜひ、劇場でこの"奇跡"を体験していただきたい!『奇跡の人』は10月23日(金)~11月8日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演後、仙台公演、名古屋公演、大阪公演を行う。
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