『十二人の怒れる男』の記者用舞台撮影が16日(月)、Bunkamuraシアターコクーンにて行われた。
本作は1957年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し。"法廷もの"と呼ばれる密室劇の代名詞ともなった同名映画の舞台化。同作品は世界中に多くのファンがおり、日本でも三谷幸喜が影響を受け、『12人の優しい日本人』という作品を創っていることでも有名。今回は原作に近い形での上演となり、演出はシアターコクーンの芸術監督・蜷川幸雄。キャストには蜷川作品初参加の中井貴一をはじめ、筒井道隆、辻萬長、田中要次、斎藤洋介、石井愃一、大石継太、柳憂怜、岡田正、新川將人、大門伍朗、品川徹、西岡德馬といった実力派俳優が揃い、一人の少年が犯したとされる罪をめぐって、12人の陪審員達の心理が刻々と変化する様子をリアルに描き出す。
中井貴一が演じる陪審員第八号は、父親殺しの罪で裁判にかけられている少年の有罪を主張する他の11人に対して、唯一無罪を主張するという役どころ。公開稽古では有罪を主張している西岡德馬が演じる第三号との激しい言い争いや、他の陪審員たちが第八号の意見に耳を傾け始めるなどのドラマティックなシーンが公開された。
中井貴一は「この舞台は人間って12人のタイプに分けられるっていう作品だと思うんです。12人の様々な人間が一つの問題を解決しなきゃいけない。人間の社会を陪審員の一室で描いているような気がします。稽古を積んでいってセリフが入れば入るほど強烈にそれを感じます。誰が正しいとかは絶対無いし、こういうタイプの人間がいてもいいと思う。そういう風に観てくれると面白いかもしれません」と言い、また、もし自分に裁判員に選ばれたらどうするかと聞かれ「僕は喜んで行きたいですね。俳優っていう商売は色々なものを経験しておいた方が良いので、経験出来るものは経験したいですね。裁判員制度の場合は自分の意見を主張することに慣れないといけないと難しいと思うので、選ばれたら主張していきます!」と語った。筒井道隆は「僕は行くのは嫌だったんですけど、前に三谷さんのも出させてもらって、今回のもやったんで、行かなきゃいけないのかな・・・」と語り、西岡德馬は「守秘義務が辛いんじゃないかな?家族にも言っちゃいけないんでしょ?でもテーマは人が人を裁けるかどうかですから、自分が人を裁くとなったらやはり難しいと思います」語った。
演出の蜷川幸雄は初のタッグを組む中井貴一について「よく作品は観ていましたから、思ってた通り上手で明るくて凄く楽です」と語り、見どころについて「この3人ですらこんなに意見が違うのに、これが12人ですからね。そりゃオカシイですね。自分たちでどっか隙間があいたらそこに行くとか、反応が生き生きしています。客席も四方で観ているんで何の助けもないです。演技だけがズームインしたりカット割りしたりアップしたり引いたり、自分たちの演技だけやっているんです。それが見もので、ぜひ演技を観てください。みんなどこから観られても大丈夫なように色々動いてますから、映画を観るように舞台を観てください。言っておきますが、演出は何もしておりません(笑)」と語った。 日本でも始まったばかりの裁判員制度。この作品を観て人が人を裁くということの重さをもう一度考えさせてくれるだろう。蜷川幸雄も言っているとおり、シンプルな作品だけにベテランたちの演技がより一層際立って見える。果たして少年は本当に無罪なのか有罪なのか・・・真相は劇場で確かめてくれ!
『十二人の怒れる男』は11月17日(火)~12月6日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演される。 「十二人の怒れる男」 (Bunkamura) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
演出の蜷川幸雄は初のタッグを組む中井貴一について「よく作品は観ていましたから、思ってた通り上手で明るくて凄く楽です」と語り、見どころについて「この3人ですらこんなに意見が違うのに、これが12人ですからね。そりゃオカシイですね。自分たちでどっか隙間があいたらそこに行くとか、反応が生き生きしています。客席も四方で観ているんで何の助けもないです。演技だけがズームインしたりカット割りしたりアップしたり引いたり、自分たちの演技だけやっているんです。それが見もので、ぜひ演技を観てください。みんなどこから観られても大丈夫なように色々動いてますから、映画を観るように舞台を観てください。言っておきますが、演出は何もしておりません(笑)」と語った。 日本でも始まったばかりの裁判員制度。この作品を観て人が人を裁くということの重さをもう一度考えさせてくれるだろう。蜷川幸雄も言っているとおり、シンプルな作品だけにベテランたちの演技がより一層際立って見える。果たして少年は本当に無罪なのか有罪なのか・・・真相は劇場で確かめてくれ!
『十二人の怒れる男』は11月17日(火)~12月6日(日)までBunkamuraシアターコクーンにて上演される。 「十二人の怒れる男」 (Bunkamura) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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