ロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(演出:鈴木勝秀)が2日(水)、Zepp Tokyoにて東京公演初日を迎えた。
本作は1997年からオフ・ブロードウェイで上演され2年間のロングランを記録した伝説のロック・ミュージカルで、上演当時ヘドヘッドと呼ばれる熱狂的ヘドウィグ・ファンを生んだことでも有名。2001年には、舞台同様ジョン・キャメロン・ミッチェルが主演・監督・脚本を手がけ映画化。全米で公開するや大ヒット。サンダンス映画祭の最優秀監督賞、最優秀観客賞ほか数多くの賞を受賞した。日本では2004年に三上博史主演で日本版舞台が公演され、今回が5度目の公演となる。主役のヘドウィグを演じるのは2007年の公演から3度目となる山本耕史。また、ヘドウィグを支えるイツァーク役には前公演で高い評価を得た、韓国を代表するロックシンガー・ソムン・タクが演じる。ストーリーは失われた"カタワレ(=愛)"を探し求める、男でもあり女でもあり、そのどちらでもない孤高のロックシンガー"ヘドウィグ"の人生を描いている。
▲ヘドウィグ役を演じる山本耕史。ライブ感覚のミュージカルで大いに盛り上がった
本作はヘドウィグが観客の前でライブをしているという設定で進行する、ライブでのイベントも多いZepp Tokyoということもあり、ミュージカルよりライブを観ているような感覚、曲が始まると自然と観客が立ち上がり、一緒に歌ったり拍手するなど、大いにに盛り上がった。話が進行するにつれてヘドウィグの今までの壮絶な人生が明らかになり、後半になると、全てをかなぐり捨てるように歌うヘドウィグに心を打たれる。山本耕史は、いわゆる"オカマちゃん"であるこのヘドウィグというキャラクターになりきっており、性転換や離婚などのハードな話もユーモアを交えつつ語り、観客を楽しませる事に成功している。共演のソムン・タクもホイットニー・ヒューストンの大ヒット曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を披露し、歌唱力の高さを見せてくれた。
もう、芝居を観ているのか劇的なライブを観ているのか、そんな些細な問題はどうでもいい!ただ、この観客との一体感は普通のミュージカルではちょっと体験出来ないはずだ!!
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は12月2日(水)~6日(日)までZepp Tokyoにて上演される。
「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」 (ニッポン放送) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』は12月2日(水)~6日(日)までZepp Tokyoにて上演される。
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