12月29日(火)、都内稽古場にてThe Musical『蜘蛛女のキス』の稽古風景が記者団に公開された。
原作は、ラテンアメリカを代表する作家マヌエル・プイグのカルト的ベストセラー小説で、プイグ自身の手による戯曲化、映画化を経て完成したミュージカル。テレンス・マクナリーの脚本と、「シカゴ」「キャバレー」の作曲家、ジョン・カンダ―&フレッド・エッブの音楽により93年度トニー賞最優秀作品賞他、計7部門を受賞し、2007年秋に萩田浩一による新演出で上演し好評を得た舞台が、石井一孝と浦井健治ら強力なオリジナルキャストに加え、劇団四季「キャッツ」のグリザベラを700回にわたり演じ、圧倒的な歌声を誇る金志賢、シルク・ドゥ・ソレイユに日本人初のダンサーとして参加したカリスマ的ダンサー・辻本知彦、そして今井朋彦、田村雄一と多彩な新キャストを迎えての再演となっている。
本日記者団に公開された稽古は一幕から5幕までの40分ほど。刑務所で同房となった若き政治犯ヴァレンティン(浦井健治)と、映画を愛するゲイのモリーナ(石井一孝)の価値観や生き方の違いで激しく対立する様子や、刑務所内での厳しい看守たちによる仕打ちなどが描かれ、目が離せない。モリーナが心の支えとする映画スター"オーロラ/蜘蛛女"(金志賢)も妖艶なダンスと踊りを披露。モリーナ役の石井一孝もキャラに馴染んでいて美しい。浦井健治も体当たりの演技を熱演した。
稽古後の囲み取材で、石井一孝は「2年前の初演時に荻田先生に色々指導していただいたので思ったよりもすんなり入れました。初演の時に悩んでいた所が吹っ切れているので、高いところからスタート出来るので、この差は大きいですね」と役作りについて語り、演出の萩田浩一に「初演のとき。石井さんは毛布を畳むのに3週間かかってましたから(笑)」とツッコまれ「僕はやはりいかに毛布がうまく畳めるかが一番重要だと思っている・・・というのは冗談で(笑)ヴァレンティンとモリーナの心の葛藤を観ていただきたくて、モリーナからするとヴァレンティンという新しい囚人が監房に入ってきて、彼の秘密の情報を手にいれれば明日にも出所させてやるといわれ、密約の元に彼に近づいていく、それなのに次第に惹かれていって、彼を売るべきか守るべきかで揺れる乙女心という人間模様と言うか、そこが見所ですね」と語った。
また、今回から初参加の金志賢について石井一孝は「いわゆる歌手とか俳優とかの声ではなくて彼女の声は魂に響きます。その声に導かれて芝居のパッションが湧き出たり、足が一歩踏み出したりっていうのがあります」とベタ褒め。金志賢は「逆に私の方がプレッシャーで、お二人は前回やってますけど、私は初めてなので、足を引っ張らないように必死でやってます。皆様があまりにも熱いので、私もその熱さにそなえてわけわかんなく色々やってます。覚えることが沢山あるので、整理して考えようと思うんですけど、特別に作ろうとは思わないで、『蜘蛛女のキス』の世界に居るだけで十分その色が感じられるので、素直にその色を体で感じて出したいなと思っています」と語り、ゲイ役を演じる石井一孝については「男らしい石井さんをあまり見ていないので、元々こういうキャラだと思ってました(笑)本当に役に集中していらっしゃるので凄いです」と語った。
浦井健治は「金さんという強力なパワーの持ち主が現れ、少しタジタジしながら、でもその歌声に包まれてカンパニー全体が一人一人個々に刺激し合っているイメージがあって、昨日もみんなで焼肉パーティーしたんですけど、すごく仲の良いカンパニーになっているので、これが悲しい物語の中にも人間の暖かさが見えるかもなと思いました。一致団結してお正月無しで頑張ります!是非劇場に足をお運びください」と言い、石井一孝は「お前、良いこと言うようになったな・・・」と浦井健治の成長に感動していた。 『蜘蛛女のキス』は大阪公演が2010年1月16日(土)~18日(月)まで梅田芸術劇場 メインホールにて、東京公演が1月24日(日)~2月7日(日)まで東京芸術劇場 中ホールにて上演される。 「蜘蛛女のキス」 (梅田芸術劇場) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
浦井健治は「金さんという強力なパワーの持ち主が現れ、少しタジタジしながら、でもその歌声に包まれてカンパニー全体が一人一人個々に刺激し合っているイメージがあって、昨日もみんなで焼肉パーティーしたんですけど、すごく仲の良いカンパニーになっているので、これが悲しい物語の中にも人間の暖かさが見えるかもなと思いました。一致団結してお正月無しで頑張ります!是非劇場に足をお運びください」と言い、石井一孝は「お前、良いこと言うようになったな・・・」と浦井健治の成長に感動していた。 『蜘蛛女のキス』は大阪公演が2010年1月16日(土)~18日(月)まで梅田芸術劇場 メインホールにて、東京公演が1月24日(日)~2月7日(日)まで東京芸術劇場 中ホールにて上演される。 「蜘蛛女のキス」 (梅田芸術劇場) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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