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2009/12/4()

麻生久美子とARATAが初舞台!『マレーヒルの幻影』公開舞台稽古

M&O playsプロデュース『マレーヒルの幻影』(作・演出:岩松了)の公開舞台稽古が4日(金)、本多劇場にて行われた。
『マレーヒルの幻影』

▲初舞台出演のARATA(左)と麻生久美子(右)が岩松了の新作戯曲に挑む!!

本作は作・演出を担当する演劇界の鬼才・岩松了が20世紀アメリカ文学を代表するF・スコット・フィッツジェラルド作「グレイト・ギャツビー」に着想を得て書き下ろした新作戯曲。1929年、大恐慌の年のニューヨークを舞台に、様々な事情で故国・日本を離れた日本人たちが織りなす人間ドラマ、時代の波に翻弄される男女の運命的な恋愛を描く。主演は映画界で活躍し、今回が舞台初出演となる麻生久美子ARATA。共演には三宅弘城荒川良々市川実和子松重豊という豪華キャストが揃った。
【あらすじ】
日本で恋をし、ソトオカ(ARATA)は三枝子(麻生久美子)と結婚することを夢みていたが、兵役を終えて帰国すると、彼女はすでに別の男と結婚して、アメリカに渡っていると聞かされる。見返すために、お金持ちになって三枝子の前にあらわれることを人生の目標にしたいソトオカは、上海、シンガポールで孤独のうちに働き続け、その時知り合ったツテでアメリカ人の実業家を紹介され、気に入られアメリカに渡る。一方、三枝子は経済的につり合いのとれる男と結婚したが、その夫は、アメリカの折からの投機ブームにのって、さらに財を増やしたものの、フロリダの土地売買で大損をし、今や日本に帰るに帰れぬ状況に追い込まれていた。ソトオカは財をなし、日本人コミューンの中では中心人物となり、その邸では毎夜、宴が催されていた。そんな状況の中で、二人は再開する・・・

作品の上演時間は1幕85分、2幕70分で15分の休憩込みで全2時間50分ほど。「グレート・ギャツビー」の物語に加え、小説の主人公さながらの数奇な運命を辿った作家・フィッツジェラルドと、その妻ゼルダの関係も練り込んでおり、有名人作家の妻でいることに飽き足らず、自己実現のために愛する夫と「戦い」ともいえる激しい関係を築き、果ては精神を病んで若くして亡くなったゼルダの幻影が、主人公の女性像に反映されるという「ギャツビー」と「ゼルダ」の2重の物語によって、より深みと緊迫感にあふれるドラマを構築している。
『マレーヒルの幻影』

▲ソトオカ(ARATA)はアメリカに渡り成功し、日本人コミューンの中心人物となる。右は雇われ運転手となるフジオ(松重豊)

『マレーヒルの幻影』

▲三枝子(麻生久美子)は夫の失敗で日本に帰れず・・・左はソトオカを信頼しているコミューン仲間のキタ(三宅弘城)

『マレーヒルの幻影』

▲コミューン仲間で、すでに日本に帰りたがっているタナカ(荒川良々)とそのパートナー・スージー(市川実和子)

 初舞台の本番を目前に控えた麻生久美子は「舞台のお仕事は初めてなので、稽古初日はとても緊張しました。稽古場が思ったより広く、どう動いていいのか戸惑いましたし、演出のスピードが速く、理解するまでに少し時間がかかり、気持ちも一杯いっぱいでした。でもそれも一日くらいで、その後は自分のペースでできるようになってきて、楽しめるようになりました。 実際に舞台に立ったら、やはり緊張しました。稽古場と寸法は一緒なのに、どこか違うように感じました。稽古場とはちがう感情が湧き出てきて、"どうして今まで気付かなかったんだろう?"と、色々な発見がありました。でも、とにかく楽しいです!1度だけではなく、何度もご覧いただきたい作品です」とコメントを寄せた。
 同じく初舞台出演のARATAは「稽古が始まって2週間くらいは、稽古のペースと自分の時間の流れがまったく違い、追いつくのに必死でした。稽古といえば、苦しい思い出ばかりなのですが(笑)・・・1ヶ月間、岩松(了)さんに細かくダメ出しをされ、芝居をみっちりつけてもらえたことは、人生で初めての経験で、すごく嬉しいです。稽古終盤、セリフの入り、言葉と動きが連動し始めた頃に、いきなり開けました(笑)本番を控えた今、心は、静かな波のない海のような状態です。武者ぶるいしつつ、腹をくくっています。本番では、その波をザバーッと大波にしたいですね。岩松(了)さんの世界観、役者ひとりひとりの細かい芝居と心の動きを、細部まで凝視して楽しんで頂きたいです」とコメントを寄せた。
『マレーヒルの幻影』

▲果たして再会した二人の関係の行方はどうなるのか・・・劇場で確かめよう!!

マレーヒルの幻影』は東京公演が12月5日(土)~27日(日)まで、本多劇場にて上演、大阪公演が2010年1月9日(土)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。 「マレーヒルの幻影」 (森崎事務所(M&O PLAYS)) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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