演劇集団キャラメルボックス創立25周年第一弾『クロノス・ジョウンターの伝説~「ミス・ダンテライオン」「南十字星(サザンクロス)駅で」~』の製作発表記者会見が28日(木)、都内にて行なわれた。
『クロノス・ジョウンターの伝説』は、小説家・梶尾真治(『黄泉がえり』『つばき、時跳び』)が1994年から書き続けてきたSF短編小説のシリーズ。キャラメルボックスはこの小説を原作に2005年の『クロノス』から、今までに4つもの作品を舞台化してきたが、今回はシリーズ最終作の『野方耕市の軌跡』を、「南十字星(サザンクロス)駅で」というタイトルで舞台化する。同時に、シリーズ最高傑作と誉れの高い「ミス・ダンデライオン」を、4年ぶりに再演する。記者会見には「南十字星(サザンクロス)駅で」の主演・西川浩幸と「ミス・ダンテライオン」の主演・岡田達也の他、原作者の梶尾真治、脚本・演出の成井豊、製作総指揮の加藤昌史が登壇した。
製作総指揮の加藤昌史は「1985年に結成いたしましたキャラメルボックスは今年ついに25周年を迎えることが出来ました。全ての作品に関わっているのは私と成井豊のみなのですけど」と述べ、キャラメルボックスの今までの歩みを説明し、今回の2本同時上演については「キャラメルボックスが1989年からやってきておりますハーフタイムシアターという、通常の半分の時間で上演しようというシリーズで、1本からでも観れますし、もちろん2本の通し券もあります。元々演劇は長くてしつこくて大げさで行きづらい感じがあったんですけど、これを始めてから物凄く気軽に足を運んでもらえるようになりました」と言い、会社終りの社会人が足を運ぶようになったり、60分程度なので学校で上演するにも丁度いいと高校生演劇部などにも好評ということだ。
クロノス・シリーズを上演するきっかけについて脚本・演出の成井豊は「本屋での出会いでした。2005年の文庫版をたまたま本屋で発見した私が一読感動!本屋にまた行って10冊ぐらいまとめ買いをして劇団員に配布して"これやりたいから読め"と命令したんです。そして一同の賛同を得て、上演することにして梶尾先生にお願いをしました。もう自分にとって100点満点なんですね。タイムトラベルものは昔から大好きですけど、以前はタイムトラベルものとラブストーリーが一つになっているのはそんなに多くなかったと思うんです、だからこそそういうものが好きで、唯一自分中で=(イコール)だったのは「時をかける少女」だったんですが、なかなか無かった。ところが5年前にそれを書いてしかももの凄い面白い作品にしてしまった人がいたんです。自分にとって本当に読みたかった作品でした」と作品への熱い気持ちを語った。
原作者の梶尾真治は「最初に話を頂いたときは、タイムトラベルという非現実的な現象が出てくるので舞台でそういうのが表現出来るのだろうか?というのが第一の感想でした。ところがお任せして『クロノス』を拝見させて頂いたときに、ここまで演劇の力ってあるのか?とビックリしました。成井さんだったら全てお任せして良いんじゃないかということで2作目3作目とやっていただいたんですけど、いずれも完璧に成井流の咀嚼をやって頂いて、しかも、私の考えていた事となんの粗暴もない演出をやっていただき素晴らしいかぎりです」と成井豊の演出に信頼を寄せていた。また、クロノス・シリーズで全ての野方耕市を演じている西川浩幸には「野方耕市を最初に小説で描いたときはキャラクターとしての設定はあったけれど、具体的な顔は作者にも見えていなかったんです。ところが舞台を拝見して西川さんの野方耕市は強烈な個性を発揮していたので、私の中で焼き付けられてしまったんです。それから描くときには野方耕市は西川さんの顔になって、『野方耕市の軌跡』では完全に西川さんの救心製薬のCMの顔を思い浮かべながら書きました(笑)」と、舞台の影響が小説にも影響していることを明かした。 西川浩幸は「僕にとって野方耕市という役は、他では経験出来ないことを経験させて頂いて今回の「南十字星(サザンクロス)駅で」で5回目の作品になりますし、こんなのは他には無いことなので本当に幸せです。一つの役で色んな世界を生きさせて頂いているので5年前に初めてやったとは思えないです。すごく長い時間野方と一緒に歩んできた気持ちがありますし、大事な役の一つです」と語り、新作「南十字星(サザンクロス)駅で」については「新しく『野方耕市の軌跡』を梶尾先生が書かれたとき、ハッキリ言ってもの凄くプレッシャーがありました。、劇団員が「お前まだ読んでないのか?大変なことになってるぞ!これはもうやることに決まってるから!」という話になってて(笑)やばいなぁと思っていて、それを成井が戯曲化して本読みの時に初めて読んだんですが、お芝居を始めて25年ですが、、本読みであれほど泣いたことはないぐらい感極まってしまったので、実際に稽古を積んで、舞台に上がったら自分でどうなるか分からないという感じがして、先生大変なものを書きましたね(笑)。もちろんやり甲斐がある役で、今までの役者人生の中でも非常に重要な一つになる予感がします。元々『クロノス・ジョウンターの伝説』は広く読まれているもので、好きな方が沢山いるのでその思いを僕らはどこで背負って舞台化しなければいけないと思っていますし、ましてや最後の作品になりますので、今まで舞台を作ってきたメンバーの思いも背負って、今回、僕が演じる野方耕市は79才の野方耕市ですが、79才で初めて時を飛びます。そういう沢山の人たちの思いを背負って精一杯飛んで行きたい。そして見事に戻ってきたいと思います。それが僕と仕事じゃないかと思ってます。全力で頑張ります」と言い、初めて時を飛ぶ事については「狭いところが苦手なので"クロノス・ジョウンター"という装置が割と狭いので煙でモクモクなるのでそれだけは本当にどうしようかと考えてます。酸素カプセルに入って経験をして慣れなければいけないかな?」と、それだけが不安だと語った。
岡田達也は「『クロノス・ジョウンターの伝説』のタイムマシンは不完全で、その部分が非常に魅力的で面白い部分だと思ってます。「ミス・ダンテライオン」では最後のどんでん返しの部分に非常に大きな意味をもって登場してくるんですけど、それが非常に感動しました。クロノス・シリーズでは唯一の再演となるので、なぜこれが再演されるのかというその意味を噛み締めて4年前より大人になった部分を舞台で表現出来ればいいなと思います。そしてキャラメルボックスは一年に一度必ず60分の短編演劇をやってまして、僕はこの60分の芝居が大好きで、あまり長いとお尻も痛くなりますし、短くて面白ければそれに越したことはないと常に思っているので、この芝居形態はキャラメルボックスの伝家の宝刀だと思ってます。この形態で梶尾先生のワールドがどれぐらい表現できるのかわかりませんが、今までやってきた財産があるのでこれを自信に変えて皆さんに素晴らしい作品をお見せしたいです。一本たった一時間なので特に演劇って敷居が高いなと思っている人にこそ観てもらいたいです」と語った。
ついに完結するクロノス・シリーズを見逃す手はない!梶尾真治は続編を書く予定はないと言っているので正真正銘の最後になるだろう!もちろん両方観るのがおすすめだ!なお、明治座公演で8月から『つばき、時跳び』も上演される。こちらも同じく梶尾真治原作で脚本・演出を成井豊が手がける。二人のタッグはこれからも期待出来そうだ!
『クロノス・ジョウンターの伝説』は2月18日(木)より大阪・名古屋・東京にて上演を行う。 「クロノス・ジョウンターの伝説 ~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~」 (演劇集団キャラメルボックス) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
クロノス・シリーズを上演するきっかけについて脚本・演出の成井豊は「本屋での出会いでした。2005年の文庫版をたまたま本屋で発見した私が一読感動!本屋にまた行って10冊ぐらいまとめ買いをして劇団員に配布して"これやりたいから読め"と命令したんです。そして一同の賛同を得て、上演することにして梶尾先生にお願いをしました。もう自分にとって100点満点なんですね。タイムトラベルものは昔から大好きですけど、以前はタイムトラベルものとラブストーリーが一つになっているのはそんなに多くなかったと思うんです、だからこそそういうものが好きで、唯一自分中で=(イコール)だったのは「時をかける少女」だったんですが、なかなか無かった。ところが5年前にそれを書いてしかももの凄い面白い作品にしてしまった人がいたんです。自分にとって本当に読みたかった作品でした」と作品への熱い気持ちを語った。
原作者の梶尾真治は「最初に話を頂いたときは、タイムトラベルという非現実的な現象が出てくるので舞台でそういうのが表現出来るのだろうか?というのが第一の感想でした。ところがお任せして『クロノス』を拝見させて頂いたときに、ここまで演劇の力ってあるのか?とビックリしました。成井さんだったら全てお任せして良いんじゃないかということで2作目3作目とやっていただいたんですけど、いずれも完璧に成井流の咀嚼をやって頂いて、しかも、私の考えていた事となんの粗暴もない演出をやっていただき素晴らしいかぎりです」と成井豊の演出に信頼を寄せていた。また、クロノス・シリーズで全ての野方耕市を演じている西川浩幸には「野方耕市を最初に小説で描いたときはキャラクターとしての設定はあったけれど、具体的な顔は作者にも見えていなかったんです。ところが舞台を拝見して西川さんの野方耕市は強烈な個性を発揮していたので、私の中で焼き付けられてしまったんです。それから描くときには野方耕市は西川さんの顔になって、『野方耕市の軌跡』では完全に西川さんの救心製薬のCMの顔を思い浮かべながら書きました(笑)」と、舞台の影響が小説にも影響していることを明かした。 西川浩幸は「僕にとって野方耕市という役は、他では経験出来ないことを経験させて頂いて今回の「南十字星(サザンクロス)駅で」で5回目の作品になりますし、こんなのは他には無いことなので本当に幸せです。一つの役で色んな世界を生きさせて頂いているので5年前に初めてやったとは思えないです。すごく長い時間野方と一緒に歩んできた気持ちがありますし、大事な役の一つです」と語り、新作「南十字星(サザンクロス)駅で」については「新しく『野方耕市の軌跡』を梶尾先生が書かれたとき、ハッキリ言ってもの凄くプレッシャーがありました。、劇団員が「お前まだ読んでないのか?大変なことになってるぞ!これはもうやることに決まってるから!」という話になってて(笑)やばいなぁと思っていて、それを成井が戯曲化して本読みの時に初めて読んだんですが、お芝居を始めて25年ですが、、本読みであれほど泣いたことはないぐらい感極まってしまったので、実際に稽古を積んで、舞台に上がったら自分でどうなるか分からないという感じがして、先生大変なものを書きましたね(笑)。もちろんやり甲斐がある役で、今までの役者人生の中でも非常に重要な一つになる予感がします。元々『クロノス・ジョウンターの伝説』は広く読まれているもので、好きな方が沢山いるのでその思いを僕らはどこで背負って舞台化しなければいけないと思っていますし、ましてや最後の作品になりますので、今まで舞台を作ってきたメンバーの思いも背負って、今回、僕が演じる野方耕市は79才の野方耕市ですが、79才で初めて時を飛びます。そういう沢山の人たちの思いを背負って精一杯飛んで行きたい。そして見事に戻ってきたいと思います。それが僕と仕事じゃないかと思ってます。全力で頑張ります」と言い、初めて時を飛ぶ事については「狭いところが苦手なので"クロノス・ジョウンター"という装置が割と狭いので煙でモクモクなるのでそれだけは本当にどうしようかと考えてます。酸素カプセルに入って経験をして慣れなければいけないかな?」と、それだけが不安だと語った。
岡田達也は「『クロノス・ジョウンターの伝説』のタイムマシンは不完全で、その部分が非常に魅力的で面白い部分だと思ってます。「ミス・ダンテライオン」では最後のどんでん返しの部分に非常に大きな意味をもって登場してくるんですけど、それが非常に感動しました。クロノス・シリーズでは唯一の再演となるので、なぜこれが再演されるのかというその意味を噛み締めて4年前より大人になった部分を舞台で表現出来ればいいなと思います。そしてキャラメルボックスは一年に一度必ず60分の短編演劇をやってまして、僕はこの60分の芝居が大好きで、あまり長いとお尻も痛くなりますし、短くて面白ければそれに越したことはないと常に思っているので、この芝居形態はキャラメルボックスの伝家の宝刀だと思ってます。この形態で梶尾先生のワールドがどれぐらい表現できるのかわかりませんが、今までやってきた財産があるのでこれを自信に変えて皆さんに素晴らしい作品をお見せしたいです。一本たった一時間なので特に演劇って敷居が高いなと思っている人にこそ観てもらいたいです」と語った。
ついに完結するクロノス・シリーズを見逃す手はない!梶尾真治は続編を書く予定はないと言っているので正真正銘の最後になるだろう!もちろん両方観るのがおすすめだ!なお、明治座公演で8月から『つばき、時跳び』も上演される。こちらも同じく梶尾真治原作で脚本・演出を成井豊が手がける。二人のタッグはこれからも期待出来そうだ!
『クロノス・ジョウンターの伝説』は2月18日(木)より大阪・名古屋・東京にて上演を行う。 「クロノス・ジョウンターの伝説 ~『ミス・ダンデライオン』『南十字星(サザンクロス)駅で』~」 (演劇集団キャラメルボックス) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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