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2010/2/7()

三谷幸喜が贈る戸田恵子の一人舞台『なにわバタフライN.V』上演初日!!

パルコ・プロデュース『なにわバタフライN.V』 が7日(日)、シアタートラムにて上演初日を迎えた。
『なにわバタフライN.V』公演初日

▲5年ぶりにミヤコ蝶々の人生を描いた三谷幸喜の傑作一人舞台『なにわバタフライ』が新しくなって再演!

本作は2004年12月にパルコ劇場にて初演された浪速の喜劇女優・ミヤコ蝶々をモチーフに三谷幸喜が書き下ろした初の一人芝居『なにわのバタフライ』の"ニュー・バージョン"で、ミヤコ蝶々を演じるのは前回と同様、実力派女優・戸田恵子。前回、一人芝居のイメージを塗り替えたと絶賛された本作品を三谷幸喜がさらに台本を練り直し、今回は音楽は使わず言葉のみで構成、磨きをかけ、よりシンプルに練り直された。仕事に生き、恋に生きた一人の女の生涯と彼女を取り巻くさまざまな人物との物語に劇場で多いに「笑い」、「泣き」できる作品に仕上がっている。
『なにわバタフライN.V』公演初日

▲戸田恵子は5年前より更に若返ったような躍動感のある演技を披露

本番前の公開稽古終了後の囲み取材で戸田恵子は今の心境を「一杯いっぱいで、自分の気持ちを確かめる余裕もないぐらい・・・」と語ると、作・演出の三谷幸喜は「俳優さんが一杯いっぱいになるのを見るのは楽しいんですね(笑)戸田さんぐらいになると、何でも超えてきちゃう人なので追い詰めないと・・・これで更に高みに行けますよ!」と語った。

5年ぶりの再演に関して三谷幸喜は「僕はもっともっと大勢の人に観てもらいたいというのがあって、今回もやってみて思ったのが、戸田さんやっぱり凄いんですよ。本当に一人しか出てこないのに約2時間引っ張っていって、こういうのは観たことないし、登場人物はいっぱい出てくるけど、見えないわけですよね、戸田さんの芝居であたかもそこにいるように感じるだけで、そして、最後にカーテンコールで戸田さんが一人で出てきた時に"あっ、これは戸田さん一人でやってたんだ!"って改めて気づくような・・観てる間、一人芝居を観ている感じが全くしない、それぐらい凄い作品なんですよ・・・って、自分でいうのもなんですけど(笑)僕は自分の作品はあまり再演はしないんですけど、これに関してはずっとやり続けて欲しいと思います。例えば戸田さんがお年を召されるにしたがって芝居も動きもゆるくなっていって上演時間が、前回は2時間ちょっとあって、3時間になり4時間になり、5時間になったらやめようと思っていたんです。ところが今回1時間45分ですから、5才歳を重ねたにも関わらず30分近く短くなっているんです。このまま行くと60才くらいには15分になるかも(笑)肉体的には5年前より調子が良いんじゃないでしょうか?」と、ライフワークにしてあと40年はやってもらいたい意向を語ると、戸田恵子は「とてもそんなには出来ません(笑)でも、自分で驚いているんですが、多少努力したことや心がけてはいたので、5年歳とったはずなのに全然大丈夫でしたね」と逆に5年前よりスピーディーになったことをアピール。
『なにわバタフライN.V』公演初日

▲本番前の公開稽古終了後に囲み取材に応じる三谷幸喜と戸田恵子

また、三谷幸喜の演出は厳しい?と質問された戸田恵子は「厳しいというか、常に3歩ぐらい私の先を行く感じで、より高みを目指してより深くということが稽古初日に仰って頂いたことなので、日々それです。ギリギリまでやってます」というと三谷幸喜は「戸田さんだからこそ・・・というのがあって、信頼関係ですよね。あと何時間後かに初日本番ですけど、昨日思いついたことがあってちょっとセリフを変えたりしました。普通はやんないです。普通の役者ならちょっと待ってくれ!って怒られますけど、何でもやってくれるじゃないですか(笑)まだ戸田さんにも言ってないんですけど、もう一つあとでちょっと・・・」と言うと戸田恵子は「・・・そんな感じです(笑)・・・割と大丈夫って思われているかも知れませんが意外と大丈夫じゃないので、毎日お風呂で泣きながら、稽古場に来るって感じですね(笑)」と日々進化していく様子を語った。

三谷幸喜は音楽を無くしシンプルに改良した点については「・・・予算的な・・・」と冗談を混ぜつつ「僕はとにかく戸田さんを観て欲しいので、それ以外を出来るだけ排除しようと思って、本当は衣装もいらないぐらいでしたけど、最低限の衣服でやります(笑)・・・一人芝居ってこんなに豊かで面白いのかっておもって頂けると思うので観に来て下さい。この機会を逃すとですね・・・あ、あと40年やるって言ってましたっけ?」と、戸田恵子に振り「いえいえ、2度と無いかもしれないので(笑)。『なにわバタフライ』は本当に"N.V(ニュー・バージョン)"になりました。私の気持ちも新たに5年経ちましたけれど、更に若返って躍動的な舞台になっていると思います。沢山の方々に観て頂きたいと思いますので是非劇場に来て下さい」とPRした。

なにわバタフライN.V』は2010年2月7日(日)~2月28日(日)までシアタートラムにて上演後、北九州、名古屋、京都、新潟、大阪でも上演する。 「なにわバタフライN.V」 (パルコ) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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