『大阪平成中村座』の製作発表記者会見が8月17日(火)、都内にて行われた。大阪城西の丸庭園にて、『大阪平成中村座』公演が10月、11月と2カ月連続で行われる運びとなった。「江戸時代の芝居小屋を現代に復活させ、多くの方々に歌舞伎を楽しんでいただきたい」という中村勘三郎(当時勘九郎)の想いから、『平成中村座』は2000年11月に東京浅草にて誕生、以来日本国内にとどまらずNY、ベルリンなど海外へも渡り、この10年間常に話題の舞台を上演してきた。大阪公演は2002年以来8年ぶり。今回は大阪城の雄大な天守閣をバックに江戸の芝居空間を甦らせる。
今回の記者会見に出席した中村勘三郎は「襲名以来初めての大阪に行かさせていただくのは大変うれしいです。庶民の力、パワーの傑出みたいな芝居を中村座は求めている。後ろ開けたら大阪城の天守閣が見えるところでやらせてもらう役者としては初めてのわけだし、それは中村屋は太閤様と非常に縁がありまして、父も私も太閤様大好きで12時間ドラマとかいろんなもので秀吉様をやらせていただく私としては、何か聖地で芝居をさせていただく趣がございますんで、いつも以上に濃い2ヶ月になると思います。ぜひ、ご覧ください。携わっていただいた全ての方々にお礼と、そしてそれは私たちの芝居でそれを見せるしかないのでございますから,、一生懸命やりますので、どうぞ皆さん応援してください。よろしくお願いします」と意気込みを述べた。『大阪平成中村座』公演の演目の詳細は以下のとおり。
『十月大歌舞伎』~昼の部~
◆『熊谷陣屋』◆
一の谷の合戦後、須磨にある熊谷次郎直実の陣屋を訪れたのは、熊谷の妻の相模。相模は、初陣を飾った息子小次郎の様子を心配している。陣屋に戻った熊谷は、相模に小次郎の様子や、小次郎と同年代の平家の大将である敦盛の首を討ったことを明かす。ここへ敦盛の母である藤の方が現れて打ちかかる。熊谷がこれを押し止め、敦盛の最期の様子を語るところ、源義経が陣屋を訪れ、敦盛の首実験が始まるが・・・。
◆『紅葉狩』◆
平維茂は、従者と共に信州戸隠山へ紅葉狩にやって来た。その途中、維茂主従は更科姫の一行と出会い、姫の酒宴の席へと誘われる。姫は維茂主従に酒を勧め、侍女たちに舞を披露させる。そして、自らも四季の移り変わりの様子を高貴に舞って見せる。やがて、酒に酔った維茂主従がまどろみ始めると、姫は不穏な様子を見せて姿を消す。やがて、維茂の夢の中に山神が現れ、姫の一行が、実は鬼女であること知らせる。目を覚ました維茂が、鬼女を追って山奥に入って行くと・・・。
◆『封印切』◆
新町井筒屋の遊女梅川は、飛脚問屋亀屋の養女忠兵衛と恋仲。梅川は忠兵衛に身請けされるのを望んでいるが、忠兵衛は手付金を支払ったものの後金が用意出来ずにいた。そんな中、丹波屋の八右衛門が梅川を身請けしようと店にやって来た。だが、抱え主の槌屋治右衛門から断られた八右衛門は、梅川や女中の前で忠兵衛を罵り始める。これを二階の座敷で聞いていた忠兵衛は怒り心頭。堪えきれずに座敷へとやって来て、八右衛門と口論を始める。そして、その弾みに預かっていた公金の封印が切れてしまい・・・。
『十月大歌舞伎』~夜の部~
◆『俊寛』◆
平家討伐の企てが露見、これに加担した俊寛は、康頼、成経と共に鬼界ヶ島へ流され、飢えと孤独の日々を過ごしている。ある時、成経が島の海女の千鳥と恋仲になり、祝言を挙げて喜ぶところ、都から赦免船が到着する。四人が乗船しようとすると、上使の瀬尾が千鳥の乗船を拒み、さらには、俊寛の妻の東屋が首を討たれたと告げる。絶望した俊寛は、瀬尾を手に掛けた上、千鳥を乗船させ、自らは島に留まる。遠ざかる船を見送る俊寛・・・。
◆『太閤桜』◆
慶長3年3月15日、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で、豊臣秀頼、北の政所、淀殿ら近親の者をはじめ、諸大名からその配下まで約1300人を従え花見の宴を催しました。『太閤桜』は史上空前の桜の花見で味わった家族との幸福なひとときと、栄華を極めた秀吉の晩年の思いと人生の儚さを描いた新作舞踊劇だ。
◆『弁天娘男白浪』◆
鎌倉の呉服屋浜松屋に美しい武家娘が供を連れてやって来る。娘は、婚礼の準備のため品定めをするが、緋鹿子を懐に忍ばせるのを店の者に見とがめられる。店の者は万引きと言って騒ぎ出し、娘は額に傷を付けられてしまう。だが、万引きされたと思った品は、娘が他の店で買った品であった。供の者は、婚礼前の娘の顔に傷を付けられた代償として百両を要求する。しかし、奥から玉島逸当という侍が現れ、娘が男であることを見破る。実は、ふたりは世間でも評判の盗人。そして、侍と見えた逸当も・・・。
『十一月大歌舞伎』~昼の部~
◆『法界坊』◆
吉田家の嫡男松若は、要助と名を変え、永楽屋の手代に身を寠し、御家の重宝「鯉魚の一軸」を探している。要助は、幼少の頃、野分姫と許嫁を交わしたが、今では永楽屋の娘のお組と深い仲。このお組に横恋慕するのが、浅草龍泉寺の釣鐘建立の歓進をする法界坊。実は法界坊は欲深く、好色者の破戒坊主。それゆえ、鯉魚の一軸を奪い、恋敵の要助を陥れようとするが、吉田家の旧臣の道具屋勘三郎にやり込められてしまう。恥をかかされた法界坊は、お組を攫おうとするが失敗。お組の父の勘十郎、さらには野分姫までも手にかけるのだが・・・。
『十一月大歌舞伎』~夜の部~
◆『夏祭浪花鑑』◆
境の魚売りの団七は、喧嘩が元となり牢に入れられる。団七の妻お梶の主筋の玉島磯之丞は、傾城の琴浦と恋仲となり放蕩三昧。そこでお梶は一計を案じる。一方、団七は磯之丞の父の配慮で出牢し、住吉鳥居前で玉島家に恩義のある徳兵衛と義兄弟の契りを結ぶ。その徳兵衛の妻お辰は、鉄弓で自らの頬に火傷を負うほどの覚悟で、磯之丞の身柄を預かる。そんな中、団七の舅で強欲な義平次は、琴浦に横恋慕する佐賀右衛門の依頼で、琴浦を誘拐する。それを知った団七は、義平次を追って、琴浦を返すように頼むのだが・・・。
中村勘三郎をはじめ中村橋之助、中村扇雀、中村獅童(10月)、中村勘太郎、中村七之助など華やかな顔ぶれによる大阪中村座から目が離せない!!!
『大阪平成中村座』は『十月大歌舞伎』公演が10月3日(日)~10月27日(水)、>『十一月大歌舞伎』公演が11月2日(火)~26日(金)まで『大阪平成中村座』で上演される。「十月大歌舞伎 大阪平成中村座」 (松竹) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ 「十一月大歌舞伎 大阪平成中村座」 (松竹) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
『十月大歌舞伎』~昼の部~
◆『熊谷陣屋』◆
一の谷の合戦後、須磨にある熊谷次郎直実の陣屋を訪れたのは、熊谷の妻の相模。相模は、初陣を飾った息子小次郎の様子を心配している。陣屋に戻った熊谷は、相模に小次郎の様子や、小次郎と同年代の平家の大将である敦盛の首を討ったことを明かす。ここへ敦盛の母である藤の方が現れて打ちかかる。熊谷がこれを押し止め、敦盛の最期の様子を語るところ、源義経が陣屋を訪れ、敦盛の首実験が始まるが・・・。
◆『紅葉狩』◆
平維茂は、従者と共に信州戸隠山へ紅葉狩にやって来た。その途中、維茂主従は更科姫の一行と出会い、姫の酒宴の席へと誘われる。姫は維茂主従に酒を勧め、侍女たちに舞を披露させる。そして、自らも四季の移り変わりの様子を高貴に舞って見せる。やがて、酒に酔った維茂主従がまどろみ始めると、姫は不穏な様子を見せて姿を消す。やがて、維茂の夢の中に山神が現れ、姫の一行が、実は鬼女であること知らせる。目を覚ました維茂が、鬼女を追って山奥に入って行くと・・・。
◆『封印切』◆
新町井筒屋の遊女梅川は、飛脚問屋亀屋の養女忠兵衛と恋仲。梅川は忠兵衛に身請けされるのを望んでいるが、忠兵衛は手付金を支払ったものの後金が用意出来ずにいた。そんな中、丹波屋の八右衛門が梅川を身請けしようと店にやって来た。だが、抱え主の槌屋治右衛門から断られた八右衛門は、梅川や女中の前で忠兵衛を罵り始める。これを二階の座敷で聞いていた忠兵衛は怒り心頭。堪えきれずに座敷へとやって来て、八右衛門と口論を始める。そして、その弾みに預かっていた公金の封印が切れてしまい・・・。
『十月大歌舞伎』~夜の部~
◆『俊寛』◆
平家討伐の企てが露見、これに加担した俊寛は、康頼、成経と共に鬼界ヶ島へ流され、飢えと孤独の日々を過ごしている。ある時、成経が島の海女の千鳥と恋仲になり、祝言を挙げて喜ぶところ、都から赦免船が到着する。四人が乗船しようとすると、上使の瀬尾が千鳥の乗船を拒み、さらには、俊寛の妻の東屋が首を討たれたと告げる。絶望した俊寛は、瀬尾を手に掛けた上、千鳥を乗船させ、自らは島に留まる。遠ざかる船を見送る俊寛・・・。
◆『太閤桜』◆
慶長3年3月15日、豊臣秀吉が京都の醍醐寺で、豊臣秀頼、北の政所、淀殿ら近親の者をはじめ、諸大名からその配下まで約1300人を従え花見の宴を催しました。『太閤桜』は史上空前の桜の花見で味わった家族との幸福なひとときと、栄華を極めた秀吉の晩年の思いと人生の儚さを描いた新作舞踊劇だ。
◆『弁天娘男白浪』◆
鎌倉の呉服屋浜松屋に美しい武家娘が供を連れてやって来る。娘は、婚礼の準備のため品定めをするが、緋鹿子を懐に忍ばせるのを店の者に見とがめられる。店の者は万引きと言って騒ぎ出し、娘は額に傷を付けられてしまう。だが、万引きされたと思った品は、娘が他の店で買った品であった。供の者は、婚礼前の娘の顔に傷を付けられた代償として百両を要求する。しかし、奥から玉島逸当という侍が現れ、娘が男であることを見破る。実は、ふたりは世間でも評判の盗人。そして、侍と見えた逸当も・・・。
『十一月大歌舞伎』~昼の部~
◆『法界坊』◆
吉田家の嫡男松若は、要助と名を変え、永楽屋の手代に身を寠し、御家の重宝「鯉魚の一軸」を探している。要助は、幼少の頃、野分姫と許嫁を交わしたが、今では永楽屋の娘のお組と深い仲。このお組に横恋慕するのが、浅草龍泉寺の釣鐘建立の歓進をする法界坊。実は法界坊は欲深く、好色者の破戒坊主。それゆえ、鯉魚の一軸を奪い、恋敵の要助を陥れようとするが、吉田家の旧臣の道具屋勘三郎にやり込められてしまう。恥をかかされた法界坊は、お組を攫おうとするが失敗。お組の父の勘十郎、さらには野分姫までも手にかけるのだが・・・。
『十一月大歌舞伎』~夜の部~
◆『夏祭浪花鑑』◆
境の魚売りの団七は、喧嘩が元となり牢に入れられる。団七の妻お梶の主筋の玉島磯之丞は、傾城の琴浦と恋仲となり放蕩三昧。そこでお梶は一計を案じる。一方、団七は磯之丞の父の配慮で出牢し、住吉鳥居前で玉島家に恩義のある徳兵衛と義兄弟の契りを結ぶ。その徳兵衛の妻お辰は、鉄弓で自らの頬に火傷を負うほどの覚悟で、磯之丞の身柄を預かる。そんな中、団七の舅で強欲な義平次は、琴浦に横恋慕する佐賀右衛門の依頼で、琴浦を誘拐する。それを知った団七は、義平次を追って、琴浦を返すように頼むのだが・・・。
中村勘三郎をはじめ中村橋之助、中村扇雀、中村獅童(10月)、中村勘太郎、中村七之助など華やかな顔ぶれによる大阪中村座から目が離せない!!!
『大阪平成中村座』は『十月大歌舞伎』公演が10月3日(日)~10月27日(水)、>『十一月大歌舞伎』公演が11月2日(火)~26日(金)まで『大阪平成中村座』で上演される。「十月大歌舞伎 大阪平成中村座」 (松竹) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ 「十一月大歌舞伎 大阪平成中村座」 (松竹) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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