ABC創立60周年記念ドラマ『検事・鬼島平八郎』(主演・濱田雅功)、BS朝日開局10周年記念連続ドラマ『刑事定年』(主演・柴田恭兵)など、数々のドラマ、舞台などの脚本を手掛けている樫田正剛が、この秋、自身のライフワークのひとつである小劇場に挑む。
11月2日(火)~11月14日(日)、こどもの城 青山円形劇場で上演されるのは、初期の代表作ともいえる『THE面接』だ。
物語は、某企業の会議室から始まる。そこに集まった5人の男女は、高収入が約束された正社員採用をかけての最終の最終の最終の最終試験に臨むのだ。面接者同士の腹の探り合い、面接官との言葉の応酬。互いの知恵とプライドと明日を賭けた熾烈な闘いが繰り広げられる──。
11月2日(火)~11月14日(日)、こどもの城 青山円形劇場で上演されるのは、初期の代表作ともいえる『THE面接』だ。
物語は、某企業の会議室から始まる。そこに集まった5人の男女は、高収入が約束された正社員採用をかけての最終の最終の最終の最終試験に臨むのだ。面接者同士の腹の探り合い、面接官との言葉の応酬。互いの知恵とプライドと明日を賭けた熾烈な闘いが繰り広げられる──。
熱気あふれる稽古場を訪ねた。
2009年、樫田正剛の『あたっくNO.1』にJ Soul Brothersとして参加し、「演技開眼」したというEXILE・KEIJIは、「前回は、ただガムシャラに突っ走るだけでしたが、今回は自分なりの可 能性を広げるような演技をしたい」と意気込みを語る。「ダンスのステージと違って演劇は、お客さんの反応が多彩なのが魅力です。単なる歓声だけでなく、面 白い場面では笑いが返ってくるし、緊迫した場面では『えっ、どうなるの?』と身を乗り出す様子が肌で感じられるんです」と、観客に出会うのを楽しみにして いる様子だ。
ところで『THE面接』は1994年に初演された作品だが、その再演を決意した理由を樫田正剛はこう語る。「この作品は自分自身、思い入れがあるばかり か、過去において『役者が輝く芝居』という評価をいただいた作品。4年ぶりに公演を行うにあたって、最高の役者をそろえ、真剣勝負する場を作りたかっ た」。正社員の座をかけて登場人物が熾烈の舌戦、心理戦を行うというストーリーは、初演から16年たった今でも、ますますリアリティを帯びて観客の胸に迫 るはずだ。「とはいえこれは、不況でにっちもさっちもいかなくなった状況に愚痴をこぼすような物語ではありません。泣き言なんか言ってられない。人を雇う 者の立場の人はもちろん、雇われる立場の人にも多くのことを考えさせ、元気を与えるような芝居にするつもりです」
「最高の役者」と呼ばれた面々は、EXILE・KEIJIをはじめ、NHK朝の連続テレビ小説『さくら』のヒロインを演じた高野志穂、元 TEAM発砲・B・ZIN、現在は、音楽・演劇コラボユニット「3☆COLORS」の西ノ園達大、樫田作品の常連俳優・平賀雅臣、「Studio Life」の小野健太郎、NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』でメジャーデビューをした劇団方南ぐみ最後の入団者の田実陽子、NHK大河ドラマ『新 撰組』、『風林火山』など数々のドラマや映画で活躍する飯田基祐。
飯田基祐は、劇団方南ぐみの旗揚げメンバーとして90年~98年6月までのすべての作品に出演した看板役者だった。樫田正剛とは12年ぶりの再会となると いう意味でも、今回の再演は楽しみだ。「とにかくフレッシュな気持ちでいっぱい。自分の新たな一面をこの舞台を通じて見つけたい」と飯田は語る。
2010年11月、青山円形劇場に何かが起こる──という大いなる予感を感じさせられた。
取材・文・撮影/ボブ内藤
方南ぐみ企画公演『THE面接』
2010年11月2日(火)~11月14日(日)
こどもの城 青山円形劇場
「THE面接」 (劇団方南ぐみ) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
2009年、樫田正剛の『あたっくNO.1』にJ Soul Brothersとして参加し、「演技開眼」したというEXILE・KEIJIは、「前回は、ただガムシャラに突っ走るだけでしたが、今回は自分なりの可 能性を広げるような演技をしたい」と意気込みを語る。「ダンスのステージと違って演劇は、お客さんの反応が多彩なのが魅力です。単なる歓声だけでなく、面 白い場面では笑いが返ってくるし、緊迫した場面では『えっ、どうなるの?』と身を乗り出す様子が肌で感じられるんです」と、観客に出会うのを楽しみにして いる様子だ。
ところで『THE面接』は1994年に初演された作品だが、その再演を決意した理由を樫田正剛はこう語る。「この作品は自分自身、思い入れがあるばかり か、過去において『役者が輝く芝居』という評価をいただいた作品。4年ぶりに公演を行うにあたって、最高の役者をそろえ、真剣勝負する場を作りたかっ た」。正社員の座をかけて登場人物が熾烈の舌戦、心理戦を行うというストーリーは、初演から16年たった今でも、ますますリアリティを帯びて観客の胸に迫 るはずだ。「とはいえこれは、不況でにっちもさっちもいかなくなった状況に愚痴をこぼすような物語ではありません。泣き言なんか言ってられない。人を雇う 者の立場の人はもちろん、雇われる立場の人にも多くのことを考えさせ、元気を与えるような芝居にするつもりです」
「最高の役者」と呼ばれた面々は、EXILE・KEIJIをはじめ、NHK朝の連続テレビ小説『さくら』のヒロインを演じた高野志穂、元 TEAM発砲・B・ZIN、現在は、音楽・演劇コラボユニット「3☆COLORS」の西ノ園達大、樫田作品の常連俳優・平賀雅臣、「Studio Life」の小野健太郎、NHK朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』でメジャーデビューをした劇団方南ぐみ最後の入団者の田実陽子、NHK大河ドラマ『新 撰組』、『風林火山』など数々のドラマや映画で活躍する飯田基祐。
飯田基祐は、劇団方南ぐみの旗揚げメンバーとして90年~98年6月までのすべての作品に出演した看板役者だった。樫田正剛とは12年ぶりの再会となると いう意味でも、今回の再演は楽しみだ。「とにかくフレッシュな気持ちでいっぱい。自分の新たな一面をこの舞台を通じて見つけたい」と飯田は語る。
2010年11月、青山円形劇場に何かが起こる──という大いなる予感を感じさせられた。
取材・文・撮影/ボブ内藤
方南ぐみ企画公演『THE面接』
2010年11月2日(火)~11月14日(日)
こどもの城 青山円形劇場

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