公演を間近にひかえたehon劇場公演#1『SWEETS』―「可哀想」にたかる蟻たちの話。の稽古場に単独取材にうかがった。
舞台版「嫌われ松子の一生」の脚本・演出を手掛けた他、ドラマ、映画への脚本提供などメディアを越えて活動している葛木英が、自身の劇団『メタリック農家』を解散し、新しいプロジェクトとして『ehon』を始動した。絵本の中のような可愛らしくデコラティブなビジュアルに、残酷性とロマンティックな視点を持つ物語性の強い作品を上演していく。
今回の『SWEETS』―「可哀想」にたかる蟻たちの話。には演劇界から人気、実力のある俳優陣が集まった。
主演に若手俳優の登竜門と言われるミュージカル『テニスの王子様』に出演、以降舞台を中心に活躍する福山聖二、『夢の遊眠社』解散後舞台、ドラマ、映画など幅広く活動する円城寺あや、劇団『こゆび侍』所属、『佐藤の、』主宰の佐藤みゆき、『モダンスイマーズ』の看板俳優、古山憲太郎を迎え、そのほか成松慶彦、佐々木潤、久保亜津子(向陽舎)、幸田尚子(クロムモリブデン)、瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)、本井博之(コマツ企画)、廣瀬瞬(犬と串)、北見有理、脚本・演出も務める葛木英が出演する。
『ehon』とは?
今回の『SWEETS』―「可哀想」にたかる蟻たちの話。には演劇界から人気、実力のある俳優陣が集まった。
主演に若手俳優の登竜門と言われるミュージカル『テニスの王子様』に出演、以降舞台を中心に活躍する福山聖二、『夢の遊眠社』解散後舞台、ドラマ、映画など幅広く活動する円城寺あや、劇団『こゆび侍』所属、『佐藤の、』主宰の佐藤みゆき、『モダンスイマーズ』の看板俳優、古山憲太郎を迎え、そのほか成松慶彦、佐々木潤、久保亜津子(向陽舎)、幸田尚子(クロムモリブデン)、瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)、本井博之(コマツ企画)、廣瀬瞬(犬と串)、北見有理、脚本・演出も務める葛木英が出演する。
【ストーリー】
一人目の父親が行方不明になってから、薄暗い自室に引きこもるようになった男・悠太(福山聖二)。他人と繋がりたいという欲求を、ゲームのカスタマーセンターにクレームを入れることで満たして過ごす。ある日、悠太を溺愛する母親・春緒(円城寺あや)が悠太のためにと、三人目の父親になるという男・三菱(古山憲太郎)を連れてくる。母親とは年の離れたこの若い男が来たことを機に、春緒たちは悠太を外に連れ出そうと、訪問医療の医師やセミナー講師などを家に出入りさせるようになる。失踪した二番目の父親の連れ子である千華(佐藤みゆき)は家に帰ろうとしない。耳の聞こえない恋人に「障害があることで特別扱いするつもりはない」と罵声を浴びせて日々を過ごし、他の男と寝る。誰の心にも巣食う現代病をテーマに、どう生きていきたいのか。どう生きていけばいいのか。生きにくさを感じている人たちへ、希望のかけらの物語・・・
【インタビュー】
稽古の合間を縫って脚本・演出の葛木さん、主要キャストの福山さん、円城寺さん、佐藤さん、古山さん5名にインタビューに応じてもらいました!
新プロジェクト『ehon』について―
葛木「もともと自分の劇団でメタリック農家をやっていたんですけれど、その中で劇団ではない形で、自分が書いた本のイメージに合う人を呼んでやりたいなということで、スタイルを変えて頑張っていきたいなと思って立ち上げました」
今後の展望については―
葛木「劇場での公演だけでなくて, 自分の創作活動を" ehon"というブランドをつけてやれたらなと思っています。これからの創作活動については企画中ですね」と語った
出演者4人ににそれぞれの役柄ついてに質問した―
福山「一言で言うと引きこもりですね。(笑)モンスタークレーマーでぶつける場所のない鬱憤を女性にぶつける役ですね」共演者に「聖二君とは逆の役だよね」と言われると「これが本当の自分です。僕の瞳に宿る闇をみてください」 と語った。
円城寺「まともな人間になりたいひとです。愛情あふれる母でありたいという役どころですね。あまり喋るとネタばれになる」と含みを持たせた。
佐藤「普段はおとなしい役が多いんですが今回は珍しく気の強い役ですね。多くの闇を抱えていて、葛藤の多い子でとても楽しい。毎回薄幸な役が多いんですけど、今回も薄幸な役ではあります(笑)」
古山「春緒を溺愛している。狂ったような愛情を持っている。それはある種母をもとめているような。真相がわかってくるにつれ翻弄される。そんな役ですね。非常に楽しい役割だと思っています」と述べ「普段の自分はこんなまじめな人ではないから楽しいです。普段は天然系ですからね」と笑いを誘いインタビューを盛り上げた。
最後に皆さんに今公演の意気込みをきいた―
円城寺「一丸になってですね。一丸になって突っ走るだけです」
古山「絶対面白い作品だと思うので、ラッキーだったなと、こういう現場に関われて。6公演しかないし思い切り楽しんでどーんとやっちゃいたいな」
福山「こんな大人な素晴らしい人たちと出来て、僕も成長できるような気がしますし、みんなが切磋琢磨してやっている、そこをみて欲しいですね」
佐藤「いま稽古最終段階でこれからもどんどん物語が動いていくと思います。それをお客さんに渡して、そして返ってくるものがある。それが演劇という空間で混ざりあったりするものだと思うので、是非たくさんのお客さんに見に来て欲しいです」
葛木「現代の日本の縮小地図を作りたくて、様々な人の持つ葛藤を洗い出して、どうすればよくなるのかを考えながら書きました。どうすれば生きていけるのか、生きている実感を持って生きていけるのか、そんな作品にしたい。もともと自殺未遂を繰り返してる友人に向けて、また10年前死にたいと思い続けていた自分に向けて書いたんですけど。その二人やたくさんのお客さんに届けたい。自己表現にするつもりはなかったんですけど、私の経験だったり、考えていること、悩んでいることがそれぞれ(の役者)の分身になっていい作品になると、私が乗り越えている、作品として乗り越えているんじゃないかな」
とそれぞれ公演についての思いを熱く語ってくれた。
公開を間近にひかえた稽古場は良い緊張感が漂っていた。稽古が始まる直前に演出から「集中!」の一声がかかると全体がピリッと切り替わる、そんなメリハリが非常に印象的だった。
新プロジェクト『ehon』主宰葛木英のこれまでの集大成でもあり、新たな出発点でもある今公演は見逃せない!!
『SWEETS』―「可哀想」にたかる蟻たちの話。は2011年1月19日(水)~1月23日(日)まで『座・高円寺』にて第3回演劇村フェスティバル参加作品として上演される。 「SWEETS」 (ehon) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
一人目の父親が行方不明になってから、薄暗い自室に引きこもるようになった男・悠太(福山聖二)。他人と繋がりたいという欲求を、ゲームのカスタマーセンターにクレームを入れることで満たして過ごす。ある日、悠太を溺愛する母親・春緒(円城寺あや)が悠太のためにと、三人目の父親になるという男・三菱(古山憲太郎)を連れてくる。母親とは年の離れたこの若い男が来たことを機に、春緒たちは悠太を外に連れ出そうと、訪問医療の医師やセミナー講師などを家に出入りさせるようになる。失踪した二番目の父親の連れ子である千華(佐藤みゆき)は家に帰ろうとしない。耳の聞こえない恋人に「障害があることで特別扱いするつもりはない」と罵声を浴びせて日々を過ごし、他の男と寝る。誰の心にも巣食う現代病をテーマに、どう生きていきたいのか。どう生きていけばいいのか。生きにくさを感じている人たちへ、希望のかけらの物語・・・
【インタビュー】
稽古の合間を縫って脚本・演出の葛木さん、主要キャストの福山さん、円城寺さん、佐藤さん、古山さん5名にインタビューに応じてもらいました!
新プロジェクト『ehon』について―
葛木「もともと自分の劇団でメタリック農家をやっていたんですけれど、その中で劇団ではない形で、自分が書いた本のイメージに合う人を呼んでやりたいなということで、スタイルを変えて頑張っていきたいなと思って立ち上げました」
今後の展望については―
葛木「劇場での公演だけでなくて, 自分の創作活動を" ehon"というブランドをつけてやれたらなと思っています。これからの創作活動については企画中ですね」と語った
出演者4人ににそれぞれの役柄ついてに質問した―
福山「一言で言うと引きこもりですね。(笑)モンスタークレーマーでぶつける場所のない鬱憤を女性にぶつける役ですね」共演者に「聖二君とは逆の役だよね」と言われると「これが本当の自分です。僕の瞳に宿る闇をみてください」 と語った。
円城寺「まともな人間になりたいひとです。愛情あふれる母でありたいという役どころですね。あまり喋るとネタばれになる」と含みを持たせた。
佐藤「普段はおとなしい役が多いんですが今回は珍しく気の強い役ですね。多くの闇を抱えていて、葛藤の多い子でとても楽しい。毎回薄幸な役が多いんですけど、今回も薄幸な役ではあります(笑)」
古山「春緒を溺愛している。狂ったような愛情を持っている。それはある種母をもとめているような。真相がわかってくるにつれ翻弄される。そんな役ですね。非常に楽しい役割だと思っています」と述べ「普段の自分はこんなまじめな人ではないから楽しいです。普段は天然系ですからね」と笑いを誘いインタビューを盛り上げた。
最後に皆さんに今公演の意気込みをきいた―
円城寺「一丸になってですね。一丸になって突っ走るだけです」
古山「絶対面白い作品だと思うので、ラッキーだったなと、こういう現場に関われて。6公演しかないし思い切り楽しんでどーんとやっちゃいたいな」
福山「こんな大人な素晴らしい人たちと出来て、僕も成長できるような気がしますし、みんなが切磋琢磨してやっている、そこをみて欲しいですね」
佐藤「いま稽古最終段階でこれからもどんどん物語が動いていくと思います。それをお客さんに渡して、そして返ってくるものがある。それが演劇という空間で混ざりあったりするものだと思うので、是非たくさんのお客さんに見に来て欲しいです」
葛木「現代の日本の縮小地図を作りたくて、様々な人の持つ葛藤を洗い出して、どうすればよくなるのかを考えながら書きました。どうすれば生きていけるのか、生きている実感を持って生きていけるのか、そんな作品にしたい。もともと自殺未遂を繰り返してる友人に向けて、また10年前死にたいと思い続けていた自分に向けて書いたんですけど。その二人やたくさんのお客さんに届けたい。自己表現にするつもりはなかったんですけど、私の経験だったり、考えていること、悩んでいることがそれぞれ(の役者)の分身になっていい作品になると、私が乗り越えている、作品として乗り越えているんじゃないかな」
とそれぞれ公演についての思いを熱く語ってくれた。
公開を間近にひかえた稽古場は良い緊張感が漂っていた。稽古が始まる直前に演出から「集中!」の一声がかかると全体がピリッと切り替わる、そんなメリハリが非常に印象的だった。
新プロジェクト『ehon』主宰葛木英のこれまでの集大成でもあり、新たな出発点でもある今公演は見逃せない!!
『SWEETS』―「可哀想」にたかる蟻たちの話。は2011年1月19日(水)~1月23日(日)まで『座・高円寺』にて第3回演劇村フェスティバル参加作品として上演される。 「SWEETS」 (ehon) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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