2011年、横浜の地に新しくオープンしたKAAT神奈川芸術劇場の"こけら落とし"公演『金閣寺』の公開舞台稽古が同劇場で行われた。
言わずと知れた日本文学の金字塔、三島由紀夫の「金閣寺」を、演出家宮本亜門が舞台化に挑戦する。
主演に昨年の蜷川幸雄演出の『血は立ったまま眠っている』での好演が記憶に新しいV6の森田剛。 舞台、映画、ドラマと活躍が目覚しい高岡蒼甫、大東俊介を迎えるほか山川冬樹、瑳川哲朗、中越典子、高橋長英、岡本麗、花王おさむ ほか多数の役者が出演する。
脚本はシルク・ドゥ・ソレイユなどでも脚本を手掛けるセルジュ・ラモット。上演台本は伊藤ちひろ。
言わずと知れた日本文学の金字塔、三島由紀夫の「金閣寺」を、演出家宮本亜門が舞台化に挑戦する。
主演に昨年の蜷川幸雄演出の『血は立ったまま眠っている』での好演が記憶に新しいV6の森田剛。 舞台、映画、ドラマと活躍が目覚しい高岡蒼甫、大東俊介を迎えるほか山川冬樹、瑳川哲朗、中越典子、高橋長英、岡本麗、花王おさむ ほか多数の役者が出演する。
脚本はシルク・ドゥ・ソレイユなどでも脚本を手掛けるセルジュ・ラモット。上演台本は伊藤ちひろ。
【日本の芸術を開国!!新たな舞台芸術創造の場として、日本から世界へ 】
日本の開国から150年。そのはじまりの地、横浜に新しい劇場「KAAT神奈川芸術劇場」がオープンした。初代芸術監督に宮本亜門を迎え、世界へのエネルギッシュなクリエーションの第一歩としてKAATが選んだのが日本文学の舞台化である。その第一弾が三島由紀夫の「金閣寺」芸術監督みずから演出を務める。
演出の宮本亜門は「金閣寺はあまりにも美しい小説、その繊細な小説をあえて"生の表現"で味わってほしい。現代人が奥に秘めながらも封じ込めてしまった感覚、一筋では解決できない人間の不条理を、映像と音楽をからませながら、あらゆる角度で視覚化し、現代によみがえらせる」と語っている。
【公開ゲネプロのあと行われた森田剛。 、高岡蒼甫、大東俊介、宮本亜門4人への囲み取材でのコメント】
森田は青年僧役と言う事で早速髪型について問われ「劇場入りしてから剃りました。解放されています」と笑顔。丸刈りにしたは五年ぶりだという。「原作は読まずにはいりました。それは亜門さんの『金閣寺』についていくという意味で。今回は体も頭も使うので大変。亜門さんに今回はとにかく走れ!と言われたのでとにかく走ってます!」と演出への信頼の厚さが見えた。
高岡「ストーリーテラーと柏木という役の切り替えがつらい。自分の役から作品に入り込みたいタイプなので。でも亜門さんに二つやった方が役者として面白いでしょ。と言われ頑張れた」と今回の芝居の難しさを語った。
大東「三人(森田、高岡と)中華街に食事に行き、すっかり意気投合。料理にも手をつけずに熱く語り合って互いの信頼を深めた。次の日からは毎朝ハイタッチでテンションを高め合ってました」と仲の良さをかたり。宮本亜門から「(あまりの変貌ぶりに)こいつら何があったんだろうと不思議に思っていた」と突っ込まれた。
宮本「この芝居はやることが多くて本当に大変だと思う。この三人と出来て本当におもしろかった。森田さんは芯があっていい役者だね」と役者に称賛の言葉をおくった。
【あらすじ】
日本海のさびれた港町の寺にうまれた溝口は生まれつきの吃音でうまく他人とコミュニケーションをとれず、疎外感に悩まされている。幼いころから父親に金閣の美しさについて聞かされてきた溝口は金閣に対して信仰に近いまでの憧憬を抱いていく。しかし、父に連れられて初めて見た金閣は溝口の想像とあまりにもかけ離れており、溝口を落胆させた。父が死去してからは、鹿苑寺(金閣寺)の徒弟として京都での生活を始める。戦火が日本本土を襲うさなか、溝口は金閣が空襲の火に焼け滅ぼされるという幻想を抱く。それは金閣の美しさもまた生物と同じく、死に向かう限りある「真の美」なのであると。しかし、京都には空襲もなく戦争は終わった。金閣寺は永遠にそこに立ち続けるかのごとく存在していた...
成長の過程で向き合わされる現実、世俗への嫌悪、絶望の中で、溝口は金閣の幻影に囚われていく。
世界を変えるのは「認識」か「行為」か。青春の葛藤を痛ましいまでに繊細に描く。
神奈川芸術劇場ではオープンニングラインナップ NIPPON文学シリーズと称し『金閣寺』ほか様々な日本文学の傑作が舞台化される。この機会に演劇で名作を観返してみるというのはいかがだろうか?
『金閣寺』は
・横浜公演 神奈川芸術劇場 1月29日~2月14日
・松本公演 まつもと市民芸術館 2月19日~20日
・福岡公演 キャナルシティ劇場 2月25日~27日
・名古屋公演 愛知県芸術劇場 3月5日~6日
・大阪公演 梅田芸術劇場 3月10日~13日の日程で上演される。 「金閣寺」 (神奈川芸術文化財団) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
日本の開国から150年。そのはじまりの地、横浜に新しい劇場「KAAT神奈川芸術劇場」がオープンした。初代芸術監督に宮本亜門を迎え、世界へのエネルギッシュなクリエーションの第一歩としてKAATが選んだのが日本文学の舞台化である。その第一弾が三島由紀夫の「金閣寺」芸術監督みずから演出を務める。
演出の宮本亜門は「金閣寺はあまりにも美しい小説、その繊細な小説をあえて"生の表現"で味わってほしい。現代人が奥に秘めながらも封じ込めてしまった感覚、一筋では解決できない人間の不条理を、映像と音楽をからませながら、あらゆる角度で視覚化し、現代によみがえらせる」と語っている。
【公開ゲネプロのあと行われた森田剛。 、高岡蒼甫、大東俊介、宮本亜門4人への囲み取材でのコメント】
森田は青年僧役と言う事で早速髪型について問われ「劇場入りしてから剃りました。解放されています」と笑顔。丸刈りにしたは五年ぶりだという。「原作は読まずにはいりました。それは亜門さんの『金閣寺』についていくという意味で。今回は体も頭も使うので大変。亜門さんに今回はとにかく走れ!と言われたのでとにかく走ってます!」と演出への信頼の厚さが見えた。
高岡「ストーリーテラーと柏木という役の切り替えがつらい。自分の役から作品に入り込みたいタイプなので。でも亜門さんに二つやった方が役者として面白いでしょ。と言われ頑張れた」と今回の芝居の難しさを語った。
大東「三人(森田、高岡と)中華街に食事に行き、すっかり意気投合。料理にも手をつけずに熱く語り合って互いの信頼を深めた。次の日からは毎朝ハイタッチでテンションを高め合ってました」と仲の良さをかたり。宮本亜門から「(あまりの変貌ぶりに)こいつら何があったんだろうと不思議に思っていた」と突っ込まれた。
宮本「この芝居はやることが多くて本当に大変だと思う。この三人と出来て本当におもしろかった。森田さんは芯があっていい役者だね」と役者に称賛の言葉をおくった。
【あらすじ】
日本海のさびれた港町の寺にうまれた溝口は生まれつきの吃音でうまく他人とコミュニケーションをとれず、疎外感に悩まされている。幼いころから父親に金閣の美しさについて聞かされてきた溝口は金閣に対して信仰に近いまでの憧憬を抱いていく。しかし、父に連れられて初めて見た金閣は溝口の想像とあまりにもかけ離れており、溝口を落胆させた。父が死去してからは、鹿苑寺(金閣寺)の徒弟として京都での生活を始める。戦火が日本本土を襲うさなか、溝口は金閣が空襲の火に焼け滅ぼされるという幻想を抱く。それは金閣の美しさもまた生物と同じく、死に向かう限りある「真の美」なのであると。しかし、京都には空襲もなく戦争は終わった。金閣寺は永遠にそこに立ち続けるかのごとく存在していた...
成長の過程で向き合わされる現実、世俗への嫌悪、絶望の中で、溝口は金閣の幻影に囚われていく。
世界を変えるのは「認識」か「行為」か。青春の葛藤を痛ましいまでに繊細に描く。
神奈川芸術劇場ではオープンニングラインナップ NIPPON文学シリーズと称し『金閣寺』ほか様々な日本文学の傑作が舞台化される。この機会に演劇で名作を観返してみるというのはいかがだろうか?
『金閣寺』は
・横浜公演 神奈川芸術劇場 1月29日~2月14日
・松本公演 まつもと市民芸術館 2月19日~20日
・福岡公演 キャナルシティ劇場 2月25日~27日
・名古屋公演 愛知県芸術劇場 3月5日~6日
・大阪公演 梅田芸術劇場 3月10日~13日の日程で上演される。 「金閣寺」 (神奈川芸術文化財団) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

コメントする