4月19日(火)から東京国際フォーラム ホールCにて上演初日を迎えるNY最先端のエンターテイメント・ダンスショー『ELECTRIC CITY』に振付・演出を担当し出演もするTAKAHIROさんに公演に対する思いを語っていただいた。
THE MOVEMENTとは、様々なジャンルや様々な国籍のダンスの第一人者が集う、NYを拠点に活動するプロダンサー集団だ。ジャズ・HIPHOPをベースにいろんなダンスの要素を融合し、ストーリー性のあるエンターテイメントとして表現。力強くエネルギッシュ、かつユニークで刺激的。NYダンスシーン最先端のエンターテイメントここにあり!
本作『ELECTRIC CITY』はTHE MOVEMENT初の日本公演。日米でダンサー振付師として活動し、マドンナのワールドツアー、PVにも出演、「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、今最も注目されているダンサーTAKAHIROさん。元宝塚星組トップスターで退団後もミュージカルをはじめ様々なシーンで活躍する湖月わたるさん。今回TAKAHIROさんと共に振付・演出を担当する「ダンスと演劇と音楽を融合させた独自のダンスボキャブラリー」と評され米国内で高く評価されているエンジェル・フェリシアーノさん。ボイスパーカッションの第一人者アノインティッドさん。「ダンスホール」ダンスやHIPHOPなどのジャンルで活躍するヒストリーさん。ストリートジャズダンスのスペシャリスト、ブライアンさん等が出演する。
THE MOVEMENTとは、様々なジャンルや様々な国籍のダンスの第一人者が集う、NYを拠点に活動するプロダンサー集団だ。ジャズ・HIPHOPをベースにいろんなダンスの要素を融合し、ストーリー性のあるエンターテイメントとして表現。力強くエネルギッシュ、かつユニークで刺激的。NYダンスシーン最先端のエンターテイメントここにあり!
本作『ELECTRIC CITY』はTHE MOVEMENT初の日本公演。日米でダンサー振付師として活動し、マドンナのワールドツアー、PVにも出演、「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれるなど、今最も注目されているダンサーTAKAHIROさん。元宝塚星組トップスターで退団後もミュージカルをはじめ様々なシーンで活躍する湖月わたるさん。今回TAKAHIROさんと共に振付・演出を担当する「ダンスと演劇と音楽を融合させた独自のダンスボキャブラリー」と評され米国内で高く評価されているエンジェル・フェリシアーノさん。ボイスパーカッションの第一人者アノインティッドさん。「ダンスホール」ダンスやHIPHOPなどのジャンルで活躍するヒストリーさん。ストリートジャズダンスのスペシャリスト、ブライアンさん等が出演する。
──公演についてお聞かせください。
TAKAHIRO 今回の公演はニューヨークからダンサーをつれて公演をします。ダンサーは人種が豊かなメンバーで黒人・白人・ヒスパニッシュ・アジア人。今回アメリカメンバーのなかに唯一日本メンバーとして参加してくれているのが湖月わたるさんです。内容はニューヨークの今の街をそのまんま日本にもってきて、それがダンスで表現されるという感じのものです。あるひとは警官の役だったり、あるひとはその警官に追われる 「だれか」だったり、あるひとはもしかしたら詐欺師だったり、あるひとはビジネスマンだったり。それぞれのダンサーがそれぞれの役目をもっています。そんな中、街中でどんな画が描かれていくのかというのを楽しみにしていただきたいなと思います。
──湖月わたるさんが加わり、全体の雰囲気は変わりましたか?
TAKAHIRO 湖月さんが加わることによって厚みが増したと思います。唯一の女性で唯一のフロムジャパンメンバーです。僕はフロムジャパンメンバーだけれどもニューヨークから「ものを持ってくる」という立場なので、ニューヨーカーという意識でつくっています。だから本当に純粋なフロムジャパンというのは彼女だけなので架け橋になっています。メンバーのなかでも架け橋になっているし、ショーのなかでも彼女が出すオーラというのは、またちがうものになると思います。あとは演技力ということに関して彼女は特に長けていますから、彼女の卓越した演技力だったり表現力、踊ること以外の部分の魅力もこの舞台のなかで非常に大切な役割を担っているでしょう。だから彼女がいることによって舞台に広がりがでたし、奥行きも出たんじゃないかなと思っています。 ──TAKAHIROさんのテーマである【世界を日本に日本を世界に】について聞かせてください
TAKAHIRO 僕は日本人ですから世界を日本にもってくるだけじゃないんです。僕は日本を世界にもっていきたいと思っています。
──それは日本人としてのアイデンティティーみたいなものですか?
TAKAHIRO やはり日本人ならではというのがあると思います。今回の舞台はアメリカをもっていくのだから日本人のアイデンティティーはいらないのかと言ったら、それはそうじゃない。やっぱり、ただアメリカをもってきただけではつまらないので、そこに新しい化学反応というか僕のアイディアとか考え方が入る。でもプレイするのはアメリカ人。いい具合で日本人のアイディアとアメリカ人のリアルが混ざった舞台になったらいいですね。
──日本とアメリカの似ているところってありますか?
TAKAHIRO あたりまえですけど、同じ人間だということです。やっぱり、眠くなるし、疲れたら怒るし、楽しかったら笑う。ホントの基本のところでしょうか。赤ちゃんで生まれてオギャーと言ったときの感じは同じです。ただ、歩き始めてからできた違いというのは明確に感じます。
──その違いとは具体的にどのようなものでしょうか?
TAKAHIRO やっぱりアメリカは個人主義だと思います。それぞれ個性的だから、合わせる作品などをつくるのが大変ですよ。あとは主張の仕方もちがうし、言いづらいけれどもカッコいいものがちがうんですよね。視覚もちがう。それに食べ物もちがうわけでしょう。そう考えるとだいぶちがいますね。この前も、今回の公演のプロモーションメンバーが日本に来て「寿司を食べよう。刺身だー」っていって、ひとりのやつは寿司が好きで「ジャパニーズSUSHIはサイコーだ」と言ってたけど、ほかの何人かはガタガタ震えちゃうぐらい。女性とか男性の恋愛観もちがう。たとえば日本だったら男性がこう凛としていて女性がその後ろをっていうのが昔ながらの古風といわれますが、アメリカは女性がお姫様ですから。最近ドラマの音楽をつくっている人に何が一番音楽でちがうって聞きましたら、違うのはやっぱり恋愛だと。「アクションは同じなんだ。激しいのを入れれば日本もアメリカも似ている。でも恋愛はアメリカに日本人的な恋愛の音楽をいれると「なんだこれは?不幸が起きたのか?」となる」。だから感覚というのはちがうんですね。
──さきほど(アメリカは)個性的だから合わせるのが大変とおっしゃいましたが、リーダーとして合わせるうえで工夫していることはありますか?
TAKAHIRO 工夫はけっこう単純で、見ているものが同じになればいいということです。つまり基本的にはみんなバラバラでもみんな同じ方向の一点を見ていればいいんですよ。それがこのショーを日本のひとに見せてよろこんでもらえる良いものにしようと思うことですね。たとえばヒューマンビートボックスだったら「オレはこのビートボックスのスペシャリストだから、ダンスなんていいんだ」と思っていると、まとまらない。そこをみんなといっしょにダンスとかターンしようとそこの意識の問題だと思います。持ってる技術とか基本のものはそうすぐには変わらないので、その目線をそろえて意識をそろえることがリーダーの役目だと思います。
──TAKAHIROさんのインスピレーションの源はなんですか?
TAKAHIRO 源は自分らしさですよね。みんなあるんですよ、恥ずかしい部分が。
ちょっとこれひとには言えねぇみたいな。そこをなぜ出さないかっていう話なわけです。ここをやるかやらないかですよね。やらなくていいんだけど、"やってみてもいいじゃん"という話で。僕はインスピレーションじゃないんですよ。たとえば考えに考えて計算に計算してスーパーマリオの曲を使おうって、使う場所は計算するんですけど、使いたいって欲求はもともと好きだからやる。けっこうナチュラルですね。僕の場合は逆にHIPHOPのカッコいい曲を踊ったりしてるほうが、どっちかというと考えてるわけです。自分自身はもっとアッチョンブリケな人間だと思いますから。きっとひとにも演じてる自分と普段の自分というのが舞台じゃないけど日常にもあるんだと思います。
──ダンスをするうえでの原動力は何ですか?
TAKAHIRO 欲求が湧いてくるんです。"これしたい""あれしたい""こうしたらどうか"と想像するとやりたくなる。音楽は好きなのでいつも聴いていると踊りたくなってくるんです。あとは踊りがそんなすぐには完成しないんですよ。ダンスを始めたときのように今でも"あ、こんなことができた"とか思うわけです。やりたいことはいっぱいあるので、原動力はそんな簡単になくなりません。それにもちろん応援してくれるひとの存在は新しくできた原動力でもあります。内側からの力と外からいただく二つの力があって今の自分が成り立っています。
──最後に公演の見どころとお客さんへメッセージをおねがいします。
TAKAHIRO まずダンスですよね。ニューヨークスタイル。日本のよしとされているダンススタイルがあると思うんです。それとはまた違ったエナジーがあって、それぞれの個性が光ってダンスだけじゃなくて表情があったり。人間臭さがあるダンスっていうのはもしかしたらニューヨークならではだと思います。うまいだけじゃなくて味があるダンスが見れます。あとはアクロバティック的な動きもあるし、ロボットダンス的な動きもあるし、見て楽しい。ダンスを通してニューヨークのいまっていうのを感じられるのも見どころですね。ニューヨークで自分のできるベストなものをつくってきます。そこに全精力をこめて舞台製作をするので、楽しみにしていてください。
TAKAHIROさん、丁寧に対応していただきありがとうございます。 "ダンスとはなんですか?"という質問に対し"楽しみ"と笑顔で答えて下さった姿がとても印象的でした。
『ELECTRIC CITY』は東京公演が4月19日(火)・20日(水)に東京国際フォーラム ホールCで、名古屋公演が22日(金)に名古屋市芸術創造センターで、大阪公演が26日(火)・27日(水)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。「ELECTRIC CITY」 (梅田芸術劇場) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
TAKAHIRO 今回の公演はニューヨークからダンサーをつれて公演をします。ダンサーは人種が豊かなメンバーで黒人・白人・ヒスパニッシュ・アジア人。今回アメリカメンバーのなかに唯一日本メンバーとして参加してくれているのが湖月わたるさんです。内容はニューヨークの今の街をそのまんま日本にもってきて、それがダンスで表現されるという感じのものです。あるひとは警官の役だったり、あるひとはその警官に追われる 「だれか」だったり、あるひとはもしかしたら詐欺師だったり、あるひとはビジネスマンだったり。それぞれのダンサーがそれぞれの役目をもっています。そんな中、街中でどんな画が描かれていくのかというのを楽しみにしていただきたいなと思います。
──湖月わたるさんが加わり、全体の雰囲気は変わりましたか?
TAKAHIRO 湖月さんが加わることによって厚みが増したと思います。唯一の女性で唯一のフロムジャパンメンバーです。僕はフロムジャパンメンバーだけれどもニューヨークから「ものを持ってくる」という立場なので、ニューヨーカーという意識でつくっています。だから本当に純粋なフロムジャパンというのは彼女だけなので架け橋になっています。メンバーのなかでも架け橋になっているし、ショーのなかでも彼女が出すオーラというのは、またちがうものになると思います。あとは演技力ということに関して彼女は特に長けていますから、彼女の卓越した演技力だったり表現力、踊ること以外の部分の魅力もこの舞台のなかで非常に大切な役割を担っているでしょう。だから彼女がいることによって舞台に広がりがでたし、奥行きも出たんじゃないかなと思っています。 ──TAKAHIROさんのテーマである【世界を日本に日本を世界に】について聞かせてください
TAKAHIRO 僕は日本人ですから世界を日本にもってくるだけじゃないんです。僕は日本を世界にもっていきたいと思っています。
──それは日本人としてのアイデンティティーみたいなものですか?
TAKAHIRO やはり日本人ならではというのがあると思います。今回の舞台はアメリカをもっていくのだから日本人のアイデンティティーはいらないのかと言ったら、それはそうじゃない。やっぱり、ただアメリカをもってきただけではつまらないので、そこに新しい化学反応というか僕のアイディアとか考え方が入る。でもプレイするのはアメリカ人。いい具合で日本人のアイディアとアメリカ人のリアルが混ざった舞台になったらいいですね。
──日本とアメリカの似ているところってありますか?
TAKAHIRO あたりまえですけど、同じ人間だということです。やっぱり、眠くなるし、疲れたら怒るし、楽しかったら笑う。ホントの基本のところでしょうか。赤ちゃんで生まれてオギャーと言ったときの感じは同じです。ただ、歩き始めてからできた違いというのは明確に感じます。
──その違いとは具体的にどのようなものでしょうか?
TAKAHIRO やっぱりアメリカは個人主義だと思います。それぞれ個性的だから、合わせる作品などをつくるのが大変ですよ。あとは主張の仕方もちがうし、言いづらいけれどもカッコいいものがちがうんですよね。視覚もちがう。それに食べ物もちがうわけでしょう。そう考えるとだいぶちがいますね。この前も、今回の公演のプロモーションメンバーが日本に来て「寿司を食べよう。刺身だー」っていって、ひとりのやつは寿司が好きで「ジャパニーズSUSHIはサイコーだ」と言ってたけど、ほかの何人かはガタガタ震えちゃうぐらい。女性とか男性の恋愛観もちがう。たとえば日本だったら男性がこう凛としていて女性がその後ろをっていうのが昔ながらの古風といわれますが、アメリカは女性がお姫様ですから。最近ドラマの音楽をつくっている人に何が一番音楽でちがうって聞きましたら、違うのはやっぱり恋愛だと。「アクションは同じなんだ。激しいのを入れれば日本もアメリカも似ている。でも恋愛はアメリカに日本人的な恋愛の音楽をいれると「なんだこれは?不幸が起きたのか?」となる」。だから感覚というのはちがうんですね。
──さきほど(アメリカは)個性的だから合わせるのが大変とおっしゃいましたが、リーダーとして合わせるうえで工夫していることはありますか?
TAKAHIRO 工夫はけっこう単純で、見ているものが同じになればいいということです。つまり基本的にはみんなバラバラでもみんな同じ方向の一点を見ていればいいんですよ。それがこのショーを日本のひとに見せてよろこんでもらえる良いものにしようと思うことですね。たとえばヒューマンビートボックスだったら「オレはこのビートボックスのスペシャリストだから、ダンスなんていいんだ」と思っていると、まとまらない。そこをみんなといっしょにダンスとかターンしようとそこの意識の問題だと思います。持ってる技術とか基本のものはそうすぐには変わらないので、その目線をそろえて意識をそろえることがリーダーの役目だと思います。
──TAKAHIROさんのインスピレーションの源はなんですか?
TAKAHIRO 源は自分らしさですよね。みんなあるんですよ、恥ずかしい部分が。
ちょっとこれひとには言えねぇみたいな。そこをなぜ出さないかっていう話なわけです。ここをやるかやらないかですよね。やらなくていいんだけど、"やってみてもいいじゃん"という話で。僕はインスピレーションじゃないんですよ。たとえば考えに考えて計算に計算してスーパーマリオの曲を使おうって、使う場所は計算するんですけど、使いたいって欲求はもともと好きだからやる。けっこうナチュラルですね。僕の場合は逆にHIPHOPのカッコいい曲を踊ったりしてるほうが、どっちかというと考えてるわけです。自分自身はもっとアッチョンブリケな人間だと思いますから。きっとひとにも演じてる自分と普段の自分というのが舞台じゃないけど日常にもあるんだと思います。
──ダンスをするうえでの原動力は何ですか?
TAKAHIRO 欲求が湧いてくるんです。"これしたい""あれしたい""こうしたらどうか"と想像するとやりたくなる。音楽は好きなのでいつも聴いていると踊りたくなってくるんです。あとは踊りがそんなすぐには完成しないんですよ。ダンスを始めたときのように今でも"あ、こんなことができた"とか思うわけです。やりたいことはいっぱいあるので、原動力はそんな簡単になくなりません。それにもちろん応援してくれるひとの存在は新しくできた原動力でもあります。内側からの力と外からいただく二つの力があって今の自分が成り立っています。
──最後に公演の見どころとお客さんへメッセージをおねがいします。
TAKAHIRO まずダンスですよね。ニューヨークスタイル。日本のよしとされているダンススタイルがあると思うんです。それとはまた違ったエナジーがあって、それぞれの個性が光ってダンスだけじゃなくて表情があったり。人間臭さがあるダンスっていうのはもしかしたらニューヨークならではだと思います。うまいだけじゃなくて味があるダンスが見れます。あとはアクロバティック的な動きもあるし、ロボットダンス的な動きもあるし、見て楽しい。ダンスを通してニューヨークのいまっていうのを感じられるのも見どころですね。ニューヨークで自分のできるベストなものをつくってきます。そこに全精力をこめて舞台製作をするので、楽しみにしていてください。
TAKAHIROさん、丁寧に対応していただきありがとうございます。 "ダンスとはなんですか?"という質問に対し"楽しみ"と笑顔で答えて下さった姿がとても印象的でした。
『ELECTRIC CITY』は東京公演が4月19日(火)・20日(水)に東京国際フォーラム ホールCで、名古屋公演が22日(金)に名古屋市芸術創造センターで、大阪公演が26日(火)・27日(水)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される。「ELECTRIC CITY」 (梅田芸術劇場) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

コメントする