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2011/4/30()

劇団☆新感線プロデュース『港町純情オセロ』東京公演 上演開始!

劇団☆新感線プロデュース『港町純情オセロ』の東京公演が4月30日(土)、赤坂ACTシアターにて上演開始した。
オセロ1

▲写真はプレスコールの様子。(左から)藺牟田組長・オセロ役の橋本じゅんとその妻・モナ役の石原さとみ

昨年30周年を終えた劇団の2011年第一弾は、シェイクスピア四大悲劇のひとつ『オセロ』だ!とはいってもそこは劇団☆新感線、ストレートに『オセロ』を上演するわけではない!物語の舞台を戦前の日本、関西のとある港町に置きかえ、男女・師弟の間でくり広げられるチンピラヤクザたちの人情悲喜劇として描く。
演出はもちろん座長いのうえひでのり、脚色は08年の『IZO』以来、3年ぶり2度目のタッグとなる青木豪。主演は劇団の看板俳優橋本じゅん。「じゅんにはオセロが似合う、いつかじゅんでオセロを」と兼ねてから上演を目論んでいた座長いのうえひでのりの念願がついに叶う。ヒロインにホリプロスカウトキャラバン最終審査でいのうえが演技指導を担当した年にグランプリを受賞したという縁の深い石原さとみが新感線に初参加。そして、本人からの熱いラブコールで今回の出演が実現となった大東俊介。ミュージカル界をけん引する若きスター伊礼彼方。舞台やドラマにかかせないベテラン俳優田中哲司と、劇団☆新感線初参加の顔ぶれが結集。さらに2度目の参加となる松本まりか、そのほか粟根まことら劇団員が出演する。豪華出演者による≪和製シェイクスピア≫の世界がここに誕生!
【あらすじ】
時は1930年。世界的大不況がつづく、戦前の混沌とした時代ーー舞台はおそらく関西の港町。組同士の抗争絶えぬこの町で、藺牟田組組長をつとめるのは、藺牟田オセロ(橋本じゅん)。遠い南米の地から海をわたり、流れながれてヤクザもんばかりが溜まるこの場所に行きついた、ブラジル人と日本人のハーフの男。物語はオセロが匂いたつばかりに美しく若い女、モナ(石原さとみ)の愛を得て結婚するも、折悪しく再びの抗争が勃発するところから始まる。運命のカギを握るのは、チンピラ上がりの武闘派"ミミナシ"と呼ばれる伊東郷(田中哲司)。この男が己の野心と私怨から、次々と容赦なく周囲の耳をたぶらかす。誰もが翻弄され、愛と憎しみが絡み合うなか、オセロと最愛の妻・モナがたどり着く先は・・・!?
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▲田中哲司演じる通称"ミミナシ"。オセロをおとしめる陰謀をくわだてる・・・

上演日当日、マスコミに向けて行なわれたプレスコールでは1幕1景〜3景が公開された。原作がシェイクスピアときいて若干の敷居の高さを感じていたがそこは新感線。シェイクスピア初心者でも楽しめるよう作られていて笑いあり涙ありのエンターテイメント感にあふれた舞台に仕上がっている。主演の橋本じゅんはパワフルでエネルギッシュな演技でヤクザの組長を、石原さとみはキュートでチャーミングな愛らしい妻を好演している。そのほか脇を固めるキャストも個性にあふれ物語をもり立ててくれるが、なかでも大東俊介はオカマ役でつきぬけた演技をみせ、新境地を開拓してみせている。
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▲大東俊介演じるのは"ミミナシ"の舎弟でオカマの沖元准

プレスコール後に囲み取材が行なわれ、キャストの橋本じゅん石原さとみ大東俊介が登壇した。

 公演初日をむかえたことについて橋本じゅんは「関西弁の芝居ということで苦労されたかたもいらっしゃると思うんです。そのへんのクオリティも大阪でしっかり磨かれてきてるのを東京でお見せできるというのは非常に光栄でうれしいなぁと思っています」と答えた。
 石原さとみは「舞台で地方からやっていくの初めてだったのでうれしいですね。やっぱり舞台ってお客さんが変わるとホントに変わるということを毎日実感しながら東京のお客さんの反応を早くみたいです」とはやる気持ちをおさえきれない様子。
 大東俊介「大阪からっていうのは初めてだったんですけどお客さんの反応もすごく新鮮。この舞台も笑いあり悲しみあり、いろんな感情がうずまいてる舞台なんです。それを見ているお客さんの反応がすごくおもしろくて、東京ではどうなるのかなぁと今から楽しみです」と心境を述べた。
 また新感線でやってみて石原さとみは「稽古からとても贅沢だなと思いました。キャストもスタッフさんもホントにプロ意識の高いみなさんで「ここが困ってるんです」といったら何分か後には改善されていたり。本当に打ち上げも豪華でしたし」と語り、大阪公演の打ち上げがホテルで行なわれたことを明かしたうえで「東京どうなるんだろうと期待しております」と愛嬌たっぷりにコメント。
 石原さとみとの芝居について聞かれると橋本じゅんは「最初っからプロフェッショナル」とそのプロ意識の高さをほめたたえた。
オセロ2

▲橋本じゅんの「オセロ」が誕生!石原さとみ、大東俊介ら初参加のフレッシュな俳優たちが新感線に新風を巻き起こす!

 大東俊介は稽古中、座長のいのうえひでのりに「動きがエコだ。動きが省エネになっている」といわれていたと明かし、「声も動きも省エネせずに全力で終わったあとに「は〜今日もたのしかった」といえる芝居をしよう。毎回朝起きたときから意識してやってます」と語った。
 さらにオカマ役を演じるうえで橋本じゅんにいろいろ相談したと語り、橋本じゅんは「いろいろ造詣が深いんでねぇ」と意味深なコメント。
 最後に橋本じゅんは「タイトルは『港町純情』とついてるんですけども、ホントにオセロそのまんま。日本に設定を変えたというだけの話です。これを見てもらったら「オセロってこんな話だったんだ」と思って帰ってもらってもいい。シェイクスピア入門にはうってつけなんじゃないかなと。なんか楽しみたいなと思う気持ちがあったらどうぞACTシアターまで」
 石原さとみは「舞台ってホントに楽しくて毎日勉強させていただいております。見終わったらたくさん笑って感動して悲しくて泣いてっていうお客さんが多くてすごくうれしいです。ぜひ、体感していただきたいです」
 大東俊介は「シェイクスピアのオセロを日本人がやるとどうなるのか。悲劇が笑って泣けるステキな悲喜劇になっていると思うのでみなさんぜひ見にきてください」とそれぞれお客さんに向けてアピールした。

港町純情オセロ』は大阪公演が4月15日(金)~22日(金)までイオン化粧品シアターBRAVA!で、東京公演が30日(土)~5月15日(日)まで赤坂ACTシアターで上演される。「港町純情オセロ」 (劇団新感線) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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