6月4日(土)より三越劇場にて上演開始した六月新派公演『ふるあめりかに袖はぬらさじ』に出演中の劇団新派俳優・井上恭太さんにインタビューに応じていただきました。本作は横浜の遊郭を舞台に、そこに生きる人々が開国という時代の変化にのみこまれていく姿を描く。マスコミの情報過多がかえって混乱を招いてしまう現代と重なる部分もあり、娯楽性のなかに現代社会へのメッセージをふくんだ良作だ。
今回は主役のお園を3度目の水谷八重子がつとめるのを始め、英太郎、瀬戸摩純、井上恭太といった新派俳優。前田吟、田中健、丹羽貞仁といった豪華ゲストがそろった!
今回は主役のお園を3度目の水谷八重子がつとめるのを始め、英太郎、瀬戸摩純、井上恭太といった新派俳優。前田吟、田中健、丹羽貞仁といった豪華ゲストがそろった!
──演劇の世界にはいったきっかけを教えてください。
井上 もともとロック歌手になりたかった。小学校の遠足のバスでマイクをはなさなかったぐらい歌うのが大好きだったんです。けれど、それ以上の世界をみつけてしまった。父と師匠の波乃久里子の事務所がいっしょだったのですが、波乃からビデオを渡され「こういうのやってみない」と話をいただきまして、そこからどっぷりハマりました。
──それほど新派に心をつかまれましたか。
井上 はじめて師匠が演じていた『遊女夕霧』という芝居を見たときに、古き良き日本人の文化や風俗にとても魅力を感じて、「こういう世界だったんだ」とぐいぐい引きつけられたんです。みなさんがもっている空気にすごく魅力を感じましたね。それで洋のモノから和のほうにいきました。
──それ以前に演劇を見られた経験はありましたか。
井上 見てましたけど、それも父がかかわっていたミュージカルだったり、西洋のモノだったりしたんですね。ミュージカルなどがダメで、最初の頃は行けば寝てしまうくらいあまり興味がなかったです。けれど、新派を見て芝居の見方が変わりました。今では演劇はなんでも好きですね。──ズバリ本公演での見所は?
井上 今こういう時期で大変です。同じく大変な時代のなかでお園という人間がいろんな人間関係がありながらも強く生きていく。これを見て元気になっていただけると思います。それと劇団新派だからこそできるつながりで表現される"あめりか"が見所だと思います。
──見てもらいたいシーンは?
自分です(笑)。「今から自分たちがやっていかなきゃいけないんだ」という決意や覚悟を飯塚という役を通して見てほしいです。また、本作は今まで何度も上演されているんですが、今回ゲストの役者さんとの新しいつくりかたにすごく刺激をうけたんですよ。「あぁ、なるほど」と思うことがすごくいっぱいありました。ゲスト3人と新派の融合を見ていただきたいです。
──最後にお客さんにむけてメッセージをお願いします。
井上 エネルギーもそうですけど、今は逆に人間関係が希薄な部分があるように感じます。本公演で人間関係の深さだったり、人に対する思いなどを見てほしいです。新派って歌舞伎などのように一見敷居が高いものだと思われていますが、もっと気軽に見ていただける。歌舞伎などは様式美だったりあると思うんですけど、新派は人の日常生活というのを身近に感じていただける劇団だと思っています。かた苦しくない洋服で見にきてほしいですね。歴史のある三越ですけど、にぎやかな雰囲気で見ている側も演じる側ももっと楽しく一体感をもちたいです。気軽にいらしてください。古典演劇の役者さんなのでお固い方だと思っていましたが、浦和レッズのサポーターであり、ブログにツイッター、facebookをやられている。180度記者のなかでイメージが一変しました。井上恭太さんありがとうございました!
井上さんのブログ、ツイッター。主演の水谷八重子さんのブログ、ツイッターはリンクから。
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』は三越劇場で6月4日(土)〜25日(土)まで上演されるほか、巡業公演として27日(月)に越前文化センターで、28日(火)に北國新聞 赤羽ホールで、30日(木)に見附市文化ホール アルカディアで、7月1日(金)に一関文化センターで、5日(火)會津風雅堂にて上演される。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
井上 もともとロック歌手になりたかった。小学校の遠足のバスでマイクをはなさなかったぐらい歌うのが大好きだったんです。けれど、それ以上の世界をみつけてしまった。父と師匠の波乃久里子の事務所がいっしょだったのですが、波乃からビデオを渡され「こういうのやってみない」と話をいただきまして、そこからどっぷりハマりました。
──それほど新派に心をつかまれましたか。
井上 はじめて師匠が演じていた『遊女夕霧』という芝居を見たときに、古き良き日本人の文化や風俗にとても魅力を感じて、「こういう世界だったんだ」とぐいぐい引きつけられたんです。みなさんがもっている空気にすごく魅力を感じましたね。それで洋のモノから和のほうにいきました。
──それ以前に演劇を見られた経験はありましたか。
井上 見てましたけど、それも父がかかわっていたミュージカルだったり、西洋のモノだったりしたんですね。ミュージカルなどがダメで、最初の頃は行けば寝てしまうくらいあまり興味がなかったです。けれど、新派を見て芝居の見方が変わりました。今では演劇はなんでも好きですね。──ズバリ本公演での見所は?
井上 今こういう時期で大変です。同じく大変な時代のなかでお園という人間がいろんな人間関係がありながらも強く生きていく。これを見て元気になっていただけると思います。それと劇団新派だからこそできるつながりで表現される"あめりか"が見所だと思います。
──見てもらいたいシーンは?
自分です(笑)。「今から自分たちがやっていかなきゃいけないんだ」という決意や覚悟を飯塚という役を通して見てほしいです。また、本作は今まで何度も上演されているんですが、今回ゲストの役者さんとの新しいつくりかたにすごく刺激をうけたんですよ。「あぁ、なるほど」と思うことがすごくいっぱいありました。ゲスト3人と新派の融合を見ていただきたいです。
──最後にお客さんにむけてメッセージをお願いします。
井上 エネルギーもそうですけど、今は逆に人間関係が希薄な部分があるように感じます。本公演で人間関係の深さだったり、人に対する思いなどを見てほしいです。新派って歌舞伎などのように一見敷居が高いものだと思われていますが、もっと気軽に見ていただける。歌舞伎などは様式美だったりあると思うんですけど、新派は人の日常生活というのを身近に感じていただける劇団だと思っています。かた苦しくない洋服で見にきてほしいですね。歴史のある三越ですけど、にぎやかな雰囲気で見ている側も演じる側ももっと楽しく一体感をもちたいです。気軽にいらしてください。古典演劇の役者さんなのでお固い方だと思っていましたが、浦和レッズのサポーターであり、ブログにツイッター、facebookをやられている。180度記者のなかでイメージが一変しました。井上恭太さんありがとうございました!
井上さんのブログ、ツイッター。主演の水谷八重子さんのブログ、ツイッターはリンクから。
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』は三越劇場で6月4日(土)〜25日(土)まで上演されるほか、巡業公演として27日(月)に越前文化センターで、28日(火)に北國新聞 赤羽ホールで、30日(木)に見附市文化ホール アルカディアで、7月1日(金)に一関文化センターで、5日(火)會津風雅堂にて上演される。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

コメントする