演劇ニュース | 演劇ライフ

2011/10/29()

長塚京三ら豪華キャストでおくる!『みんな我が子』制作記者会見

みんな我が子』の制作記者会見が10月28日(金)、都内にて行なわれた。
みんな我が子9

▲不朽の名作を、日本を代表する名優が夢の共演!

現代演劇界の旗手アーサー・ミラーにトニー賞をもたらした本作は、1947年にブロードウェイにて上演され注目を浴びた。第二次世界大戦後のアメリカを舞台に、一見円満に見える家族の裏庭での一日の出来事を描き、個人の精神の問題や心のありかたを社会的次元に発展させるミラーならではの作品。何が本当で、何がウソか?驚くべき衝撃の結末。裏切り、執着、恨み、崩壊、死。家族の、そして近しい人々の歪みつづける関係。

主演に、"理想の上司"に選ばれるなど、世代をこえて人気を博している俳優・長塚京三。共演には、麻実れい田島優成朝海ひかる柄本佑といった最強キャストが集結した!
演出は『オペラ座の怪人』など数々の名作を手がけたハロルド・プリンスの一番弟子であり、気鋭の演出家・ダニエル・カトナーが担当。
登壇者コメントは以下。
みんな我が子3

ダニエル・カトナー
今回、素晴らしいドリームチームをそろえていただきました。本作は、アメリカ現代演劇の名作です。稽古始まって、まだ2日。初期段階ですけど、すでにアメリカの文化、こういったクロスカルチャーの普遍的な作品だなと手ごたえを感じております。ギリシャ悲劇を模した作品に変わりありませんが、お芝居をご覧になったとき、きっと大きなサプライズが待ち受けているでしょう。多岐にとんだ作品になっており、コメディや温かいシーンもございます。というわけで、今ここにいることへの感謝のキモチでいっぱいです。皆様には劇場でお会いできることを楽しみにしております。



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長塚京三
演劇を始めた当初から、アーサー作品の父親像にある思い入れがあります。本作の父親と次の作品『セールスマンの死』の父親。これらは芝居を始めたころに、"いつか僕がやるようになるのかなぁ"と思っていたのですが、とうとうその日が来てしまいました。公演のお話をいただいたとき、迷わず手を挙げました。アーサー作品は学ぶべきところが多くある。今回、ダニエルがいい演出をされますので、きっと学べるモノがいっそうあると思います。素晴らしいカンパニーですごくセンセーショナルな舞台ができ上がるのでは、と期待しております。
(アーサー作品の父親像に惹かれた点について)僕らの世代の演劇人にとってひとつの到達点。僕はアーサーの描く父親がスゴく好きなんです。タフでみっともなく悲劇的。こういう役をやるために今までやってきた気もしないこともないですね。
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麻実れい
所属事務所制作の作品に参加させてもらうのは、実は初めて。そのおかげで、アーサー・ミラーの素晴らしい作品に出会えました。シンプルな中に深さと豊かさがたくさん詰まった作品です。今回の役は演じる立場としては難しいです。いま素晴らしい課題をいただけたコトに幸せを感じています。そして、長塚さんと舞台でご一緒したいという大きな夢が叶いました。大変うれしいのですが、ダニエルのもとでステキな共演者ともどもアーサー・ミラーの世界を作り上げたいなと思っています。稽古が始まったばかりで、一語一語確認している段階なんですけど、ステキな何かが先に見えるような気がしてワクワクしています。みんなで力合わせていい作品にしたいと思っております。


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田島優成
稽古が始まりまだ2日ですが、緊張と興奮と本番にむけてのプレッシャーでお腹が空いていても食べれなかったり、眠くても眠れない状態がつづいています。ある尊敬している方が、「名優ほど繊細なんだ」とおっしゃっていました。長塚さんと麻実れいさんを見ていると、まさにそれを目の当たりにしている感じです。2人を通して自分の両親がこういうことを考えているのかもしれないと今になって考えるようになりました。それがスゴく衝撃的でさらに自分の中で演劇が深くなったという感動を覚えています。演出家のダニエルは知性とユーモアを兼ね備えたカリスマ的存在。自分のいいところを引きだし、ワクワクさせてくれる人です。最後まで悔いがないよう一生懸命やるので、ぜひ劇場にお越しください。

みんな我が子

朝海ひかる
本作に出演できると聞いたときは舞い上がるキモチでいっぱいでした。本当に素晴らしいキャストの方々とアーサー・ミラーの世界をすこしづつ紐解いていく。この夢のような作業で日々、とても濃い時間を味わっています。どういうカタチで皆様の前にあらわれるのか。光に向かってみんなで、走っていっている感じをうけます。私の役は物語のカギを握るような女性なんですが、そういうことを考えずに役を生きれたら、と思っています。
(宝塚の先輩・麻実れいとの共演について)ずっとあこがれの方で、いま隣にいることが夢のように思います。あこがれのキモチを封印して舞台上で同じ役者として対等に立てるよう自分を高めていきたいです。


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柄本佑
素晴らしい共演者の方といっしょにお芝居をするのがスゴく楽しみです。ダニエルは英語をしゃべる演出家さん。僕は、英語が全くわからないんです。演出されている姿を見ながら通訳の方の声を耳で聞く作業が結構たいへんだと思いました。本作はスゴくシンプルなお話なんですが、ある種時代の気色悪さを感じました。海外の戯曲なので、わからないこともいっぱいある。そういった"わからない"というコトを大切にしながら、セリフを言えるようになればいいと思います。頑張らせていただきます、よろしくお願いします。
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▲『みんな我が子』を見逃すな!

みんな我が子』は、東京公演が12月2日(金)〜18日(日)まで新国立劇場 小劇場で、大阪公演が20日(火)・21日(水)にサンケイホールブリーゼで上演される。「みんな我が子」の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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