演劇ニュース | 演劇ライフ

2011年11月アーカイブ

演劇ライフ事務局です。こんにちは。

風邪が流行っています、みなさん体調崩したりしていませんか?

さて、本日は「ターニングポイントインタビュー」を更新しました!
ご登場いただいたのは宮藤官九郎さんです!!

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大人計画との出会い、演劇にのめり込んでいった日々などなど聞かせていただきました。読み応えあります!お楽しみください!

「アイドル、かくの如し」 (森崎事務所(M&O PLAYS)) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
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本作は、漫画家、手塚治虫先生の長編歴史漫画の代表作として知られる「陽だまりの樹」の舞台版。原作は、1981年4月より86年12月まで「ビッグコミック」にて連載され、また、テレビアニメは、2000年4月より9月まで、日本テレビ系列で放送された。舞台版は、過去1992年、95年、98年、2002年の4回の他、各地において地元劇団等により数多く上演されている。今回は、主演に上川隆也吉川晃司を迎え、脚本・演出を『劇団方南ぐみ』主宰、樫田正剛のスタッフ陣で望む。

W主演の上川、吉川は、同い年でこれが初共演となる。幕末の混乱の波にもまれながら絆を深めてゆく対照的な二人の主人公、医者の手塚良庵(上川隆也)と武士の伊武谷万ニ郎(吉川晃司)の友情物語を実際にイメージの異なる2人がどう演じるのか。さらに吉川はストレートプレー初挑戦となるため、期待は高まる。

東京  サンシャイン劇場 2012年4月13日(金)〜4月23日(月)
大阪  新歌舞伎座    2012年5月4日(金)〜5月20日(日)
名古屋 中日劇場     2012年5月24日(木)〜5月27日(日)

問い合わせ キョードー東京 0570-064-708

「陽だまりの樹」 (キョードー東京) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
11月29日(火)、日比谷シアタークリエにて『KREVAの新しい音楽劇 最高はひとつじゃない』のゲネプロが行われた。
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歌舞伎をはじめ、日本初のオペラや翻訳劇にも出演した近代の名優、七世松本幸四郎が襲名してから今年でちょうど100年目となる。これを記念して、七世幸四郎の曾孫である市川染五郎、尾上松緑、市川海老蔵の3人が中心となり、七世幸四郎ゆかりの作品を上演する『日生劇場 十二月歌舞伎公演』が12月7日(水)、同劇場にて開幕する。

『日生劇場十二月歌舞伎公演』チケット情報

染五郎は、100年ぶりの復活上演となる『碁盤忠信』で佐藤忠信役を務める。「七代目幸四郎というと、曽祖父ではありますが私にとっては伝説の名優です。『碁盤忠信』は100年前、曽祖父が襲名披露で演じた演目です。僅かに残る台本と向き合い、衣裳や音楽など荒事の新作を作るつもりで取り組みたいと思っています」と語った。また、個人的な思いとして「それぞれが自分の役割をしっかり務め、その結果、『誰がよかったですか』とお客さまに判定していただく、対決という感じで務めてみたいと思っています。私たち3人は一生この世界で同時代を生きていくわけですから歌舞伎の灯を消さないよう、力を合わせて頑張っていきたいです」と話した。

茨木童子の伝説を題材にした舞踊劇の大曲『茨木』に挑む松緑は、「(『茨木』は)これを第一歩に生涯かけて務め続けられればと思っています。初役ですのでコクとまではいかないと思いますが、何とか墨絵の重厚感みたいなものが出せればと思っています」と気合の入ったコメントを寄せた。また、夜の部に3人揃って出演する『勧進帳』について「親戚3人で一年の締めくくりとしてやれることが楽しみですね」と話し、共演するふたりについても「染五郎さんとは気心が知れていて、今後ふたりで継承していきたい演目が多くあります。海老蔵さんとも互いの息はよくわかっているつもりです」と語った。

海老蔵は近代随一と言われた七世の弁慶役について「今回は曽祖父が生涯におよそ1600回以上務めたとされる『勧進帳』の弁慶を務めさせていただきます。この作品自体、祖先の七代目團十郎が作ったものですので、やはり市川家のひとりとして、気を引き締めて務めていかなければなりません」と心境を語った。また「3人とも将来は歌舞伎界を支えていかねばならない立場。この公演をきっかけに改めて(歌舞伎と)真摯に向き合い、しのぎをけずり、芸道精進していきたいですね」と話していた。

公演は東京・日生劇場にて12月25日(日)まで上演。チケットは発売中。なおチケットぴあでは、花道シートと食事がセットになった企画チケット及び、平日限定の筋書付チケットを発売中。
蜷川幸雄の呼びかけにより、55歳以上の一般人から結成された劇団、さいたまゴールド・シアター。1200人を超える応募者の中から厳選された40名以上の劇団員たちが活動を続けて、早5年になる。つまり、ジャンルや職業を問わず、あらゆる集団が5年間で経るのと同じだけの季節を、彼らも過ごしてきている。これまでの経験が何をもたらしたのか。その答を求め、12月6日(火)に幕を開ける第5回公演『ルート99』の稽古場を取材した。

さいたまゴールド・シアター『ルート99』公演情報

物語の中では、様々な議論が交わされる。たとえば、舞台設定である島を広く占める基地について。その島を貫く国道「ルート99」沿いでばらまかれた「島まんじゅう」について。その事件を機に姿を消した若者と、彼周辺の恋模様について。あるいは島に公演をしにやってきた劇団員たちが交わす演劇論、社会論、そして人生論。特筆しておきたいのは、岩松了の書き下ろしによる今回の戯曲は、登場人物たちが「高齢である」との設定を排しているという点だ。一部を除いては、どんな年齢層の俳優が語っても成り立ちうるセリフだからこそ、問われるもの、際立つものがある。劇中に登場する劇団の名が「ゴールド・シアター」ということもあり、「岩松さんの台本は、わざとこんなふうに書いてるんじゃないかと思う場面がたくさん。不意なひと言に、時々泣かされちゃうんだ」と蜷川。

稽古が始まった。以前は、ひと息でセリフを言い切ることも危うかった面々が、岩松独特の軽妙でテンポ良い会話の応酬を繰り広げている。思い知らされたのは、言葉と動作を同時に操るのがいかに高度なことであるかということ。たとえば、どうしても言えないセリフがひとつあるとして、何度目かのトライでうまく言えた瞬間、今度は身体の動きが違ってしまう。動きを直すとセリフがあやしくなり、セリフに集中すると動きに無理が出る。両者のバランスがとれるまで、蜷川と俳優たちは何度でも繰り返す。俳優というのは、与えられたことをその通りに果たすことが第一の職務であり、それは経験や年齢に関わらない。つまり、蜷川はまぎれもなく、彼らと、プロフェッショナルとして向き合っているのだ。

だから稽古場は実にスリリング。細やかなトーンやニュアンスが、俳優たちの身に深く染みこむまで、蜷川は次に行かない。そして唐突に思いついてしまった、大がかりなアイデア。思わず一瞬フリーズしたスタッフに、蜷川は言う。「大丈夫。始めから、あきらめないで!」。不屈の世代の全力投球が胸に迫った。

さいたまゴールド・シアター『ルート99』は、12月6日(火)から20日(火)まで彩の国さいたま芸術劇場 小ホールにて上演。チケット発売中。

取材・文:小川志津子
江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉がキティちゃんに求婚!?綱吉率いる「元禄生態 生類アワレンジャー」がサンリオピューロランドでキティちゃん&ダニエル君と異色の共演!!
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12月23日(金)~26日(月)明治座にて舞台『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』が上演される。
歴史がなんとなく、そして楽しく学べちゃう、忙しい現代人にはお得な"歴史バラエティ番組"「戦国鍋TV〜なんとなく歴史が学べる映像〜」。2010年4月に独立ローカル局4局で放送開始するやいなや、その今までにない斬新な切り口と内容でジワジワと人気を獲得。当初は、2010年4月から2011年3月までの1年間の放送予定だったが、加速する「戦国鍋TV」ブームにより、2011年4月以降も継続されることに。現在、放送局は開始当時の4局から23局に拡大された。

そして2011年1月には、『新春戦国鍋祭 〜あんまり近すぎちゃうと斬られちゃうよ〜』のタイトルで舞台化もされ、こちらも開幕するやいなや連日超満員、当日券に徹夜組含め300名がキャンセル待ち、集客動員数1万人という大ヒット。なんと公演期間中から熱烈な再演希望の声が!公演終了後もその声は鳴り止まず、ついに舞台化第2弾として新作の上演が決定!タイトルは『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』、そしてなんと格式ある明治座での上演となる

今回、何となく歴史が学べるように題材に選ぶのは「江戸時代」。12月の師走という時期ということもあり、日本人が忘れてならないもの・・・亡き主君の仇を討つために命を投げ出した47人の勇者たち・・・そう「忠臣蔵」が上演される。
更に大阪公演では、会場となる梅田芸術劇場"初"の大晦日カウントダウン公演を決行。大晦日ならではのお楽しみイベントも予定されている。鍋祭は、1部はお芝居、2部はショーという2部構成。その2部「元禄夢宴~大江戸SAMBAで無ト~」に出演する元禄生態 生類アワレンジャーが11月26日(土)サンリオピューロランドのステージに登場し、キティちゃん、ダニエル君と共演した。
歌舞伎俳優の中村勘太郎が、来年2月に六代目中村勘九郎襲名披露の成功を祈願して11月27日、東京・浅草寺でお練りを行った。父、中村勘三郎と弟の中村七之助らとともに雷門前を出発し、ゆっくりと本堂までお練りを開始。晴天となったこの日、人気役者を一目見ようと2万5千人が集まり、「中村屋!」と声がかかると笑顔で応えていた。

勘太郎は「勘九郎という、父が46年間名乗っていた名前を継ぐプレッシャーはあります。みなさまからの笑顔とご声援を胸に、1年間しっかり務めたいと思います」と挨拶。また勘三郎は「勘九郎っていい名前ですけど大した事ありません。(自分が)勘三郎を継いだ時のほうがプレッシャーがありました。気楽にいい勘九郎にしてもらいたい」とエールを送った。勘九郎を名乗る実感がまだ湧かないという勘太郎だが、「謙虚な気持ちと向上心と、ハングリー精神を忘れないように務めたい」と話し、気持ちを引き締めていた。

なお、勘太郎としての出演は今年12月の『平成中村座』(東京・浅草)が最後となる。

襲名披露は、来年2月2日(木)から26日(日)まで東京・新橋演舞場にて興行を行い、その後、3月に平成中村座、9月に大阪・松竹座、10月に名古屋・御園座、12月に京都・南座、2013年2月に福岡・博多座と各地を回る。新橋演舞場のチケットは12月23日(金)より発売。

神奈川テレビなどローカル局で放映され、人気を集める歴史バラエティ『戦国鍋TV』から誕生した、芝居とエンタテインメントショー『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎすぎると討たれちゃうよ~』が12月、東京と大阪で上演される。これに先駆け、『大江戸鍋祭』に登場するユニット「元禄生態生類アワレンジャー」が11月26日、サンリオピューロランドのイベントに登場した。

「大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~」チケット情報

「元禄生態生類アワレンジャー」は、将軍徳川綱吉(アワレンレッド)を中心とした、江戸の生き物すべてを守り慈しむ5人のメンバーによるユニット。メンバーはリーダーであり身分を隠している設定のアワレンレッド(村井良大)、レッドの参謀でありお目付け役のアワレンブルー(三上真史)、まだキャラクターが定まらないアワレンイエロー(滝口幸広)、小動物系のアワレンピンク(井深克彦)、クールなキャラのアワレンブラック(中村龍介)からなる。イベントではデビュー曲『わんわんLOVE』をPVと共に披露すると、女性ファンからの歓声が上がった。また、途中から登場したキティ&ダニエルの可愛いさにはアワレンジャー達もメロメロに。アワレンレッドはキティに熱烈な告白を行うがつれなく断られ、アワレンブルーの「殿、見事な玉砕でござる!」というフォローに観客は大笑い。親子連れで賑わう休日のサンリオピューロランドで、メンバーはそれぞれ個性たっぷりの掛け合いを見せ、会場を湧かせていた。

この日アワレンジャーはサンリオピューロランドのイベント「It’s Show Time!!」でもゲストとして登場。ファン参加型のジェスチャーゲームにも参加した。こちらでもデビュー曲を披露し、多彩なパフォーマンスで会場は大いに盛り上がった。

公演は12月23日(金・祝)から26日(月)まで東京・明治座、12月31日(土)は大阪・梅田芸術劇場 メインホールにてカウントダウン公演が行われる。チケットは東京、大阪共に発売中。
山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が11月27日東京・帝国劇場にて開幕した。前日の26日には、山口のほか知念里奈、高橋愛、浦井健治、山崎育三郎、石川禅ら出演者たちが初日を目前にした心境を語った。

『ダンス オブ ヴァンパイア』チケット情報はこちら

作品はロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』を原作にしたウィーン生まれのミュージカル。日本でも2006年、2009年と公演を重ね、今回が三演目となる人気作だ。内容は、山口祐一郎が演じるヴァンパイアのクロロック伯爵と、石川禅扮するヴァンパイア研究をするアブロンシウス教授の対決を軸に、個性豊かな登場人物が騒動を起こしていくコメディタッチの物語。爆笑シーンの連続に激しいダンス、ジム・スタインマンによるロックなサウンドと客席の熱気もヒートアップする作品なだけに、出演者たちの意気込みも相当なもので、山口は開口一番「全員で舞台で爆発しようと思っています!」と挨拶。またこの作品の魅力を改めて問われると「演じていて楽しいというのは怒られちゃうんですけど、自分がやっていて楽しい。それに出演者が毎回、自分の持っている持ち味やエネルギーを作品にぶつけてくる。だからこそ皆さんに愛されているのかな」と答えていた。

クロロック伯爵が狙う乙女・サラ役に、前回に引き続き出演する知念里奈に加え、高橋愛が初参加するのも話題。お風呂のシーンもあるが「モーニング娘。だったら出来ないことなので……。卒業して“モーニング・コード”がなくなったとたんにコレかあ!って感じです(苦笑)。稽古中は緊張しなかったんですが、いざ舞台に立つと、どうしようって緊張感もあります」と話す。ポロリを期待していいかという報道陣の質問に対しては「ないです絶対!」と即答。すると先輩の知念が「ポロリがないように、一生懸命わたしはああした方がいい、こうした方がいい、と言ってるんですが……(アドバイスを)やめておいた方がいいですかね?」と言い、笑いを誘っていた。

公演12月24日(土)まで同所にて。1月7日(土)から12日(木)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールでも上演される。チケットはともに発売中。
いのうえひでのり演出、古田新太主演で今再び甦る、伝説的ミュージカル『ロッキー・ホラー・ショー』。その熱狂的なファンでもある彼らが、いかに作品と対峙しているのか。11月某日、都内にある稽古場を訪れた。

「ロッキー・ホラー・ショー」チケット情報

「デタラメはデタラメなんですけど、やっぱり楽曲が素晴らしいなっていうのは改めて思いましたね。後半のバラードとか、コーラスが恐ろしくきれい。感動する要素は何もないんですけど(笑)、音楽の力のみで無理矢理感動させる。でも『ロッキー~』と言えばやっぱり、前半の『タイム・ワープ』と『スイート・トランスヴェスタイト』。盛り上がり的にはここが一番」

そう古田が語る『タイム・ワープ』の導入部分から、この日の稽古はスタートした。笹本玲奈演じるジャネットと、中村倫也演じるブラッドが、古田演じるフランク・フルターの城へと足を踏み入れてしまうシーンである。商業ミュージカル界のヒロインと、ストレートプレイ界のホープ。この2人がアングラ臭漂う本作にどう挑むのか、正直不安もあった。しかし逆に若く、すれていない2人の存在が、この作品世界ではいい意味で異彩を放つ。そしていのうえの演出は徹底して細やか。「ここ2歩で振り返って」といった動きの指示から、「倫也は素直過ぎる。もっとカッコつけてるぜ!ってトーンで」などの感情表現まで、ひとつひとつの画を吟味するかのように芝居を形作っていく。

そして「タイム・ワープ」は本作一番のダンスナンバー。リフラフ役の岡本健一やファントム役のアンサンブルキャストが入り混じり、まさにこれこそ『ロッキー~』と言うべき世界観を見せつける。チャーミングなナレーター役の藤木孝に思わずニヤリとさせられ、さらにファントムの中にはROLLYの姿も! 古田いわく、「今回ROLLYは陰コーラスで頑張ってくれています。プロのミュージシャンなのに……(笑)。またそこかしこにファントムとしても出て来ますので、それもお楽しみに」

「タイム・ワープ」から、ついにフルターの登場ナンバー「スイート・トランスヴェスタイト」へ。10センチ近いヒールを履き、パワフルに歌い上げる古田の存在感は、圧巻の一言。怖いもの見たさに近い魅力のような……。本人にその原点を訊くと。「やっぱりティム・カリー(ピクチャー・ショー版の主演俳優)ですよね。すごくブサイクだし、気持ち悪いし(笑)、でもチャーミングっていう。その感じをうまく出せたらなと思います」

大の大人たちが、真剣に、そして壮大に作り上げる『ロッキー・ホラー・ショー』。観客も祭り気分で、大いに盛り上がりたい。

公演は12月9日(金)から12月25日(日)までKAAT 神奈川芸術劇場 ホールを皮切りに、12月31日(土)から1月4日(水)まで福岡・キャナルシティ劇場、1月13日(金)から1月22日(日)まで大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!、1月27日(金)から2月12日(日)まで東京・ サンシャイン劇場にて上演。チケットは一部を除き発売中。

取材・文:野上瑠美子
劇作家・演出家の鴻上尚史率いる劇団、第三舞台の封印解除&解散公演『深呼吸する惑星』が11月26日、東京・紀伊國屋ホールでついに開幕した。

第三舞台 封印解除&解散公演『深呼吸する惑星』 のチケット情報

1981年早稲田大学演劇研究会で旗揚げされた、第三舞台。2001年劇団結成20周年記念公演『ファントム・ペイン』で活動を10年間封印後、30周年となる2011年に、封印解除すると同時に、解散公演を上演。

スピード感あふれるセリフ回しと場面転換、社会への鋭い風刺とそれを包み込むギャグの応酬、シリアスと笑いの境界を自由奔放に行き来するエンタテインメント性あふれる作風が人気を呼び、1980年から90年代の小劇場ブームを引っ張ってきた。

当時の劇団員、筧利夫、長野里美、小須田康人、山下裕子、筒井真理子、大高洋夫に、若手実力派俳優、高橋一生が加わった7名の立つラストステージが、紀伊國屋ホールを皮切りに各地で上演される。

各地で完売しているチケットだが、神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホールにて12月30日(金) 18:30の追加公演が決定した。ぴあでは、12月1日(木) 11:00まで先行抽選《プレリザーブ》を受付中。一般発売は12月10日(土) 10:00より。
スーパー・ポップ・グループABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲し、『エビータ』『ジーザス・クライスト・スーパースター』のティム・ライスが原案・作詞を手がけた伝説のミュージカル『CHESS』。2012年、その日本初演が、コンサート・バージョン『CHESS in Concert』として実現する。もとは、1984年にリリースされ大ヒットを記録したコンセプトアルバムから発進した舞台ゆえ、オペラ、ポップス、ロックと幅広いメロディで構成された楽曲が多くのファンを魅了。1986年ロンドン初演の後は世界各国で上演され、続々と"チェス・マニア"を生み出している。「宝塚歌劇団時代にナンバーを耳にした」と語る安蘭けいも、『CHESS』の音楽に惹きつけられたひとりだ。

安蘭けいの写真

「『I know him so well』(リリース時、全英1位にチャートイン)を聴いた時に、なんて良い曲だろう!と思ったんです。まさかこうして自分が『CHESS』に向き合うことになるとは……、しかもこの曲を歌える。すごい巡り合わせだなと感じています。とにかく曲が素晴らしいので、この音楽に触れられることがとても幸せですね」

東西冷戦の時代を背景に、アメリカとソビエト、西と東のチェス世界チャンピオンの対決から物語は始まる。安蘭が演じるのは、アメリカチャンピオンのフレディ(中川晃教)にアシスタントとして付き添うフローレンスだ。ゲームを通じて敵側チャンピオンのアナトリー(石井一孝)に好意を抱き、やがて恋に落ちるフローレンス。国家の思惑に翻弄されながら、それぞれの人生がチェスの駒のように動き出す。

「暗い過去を持ち、フレディを支えながらアナトリーに惹かれていくという複雑な心理を抱える女性です。でも絶対に曲がらない、凛とした芯も感じとれる。そんなフローレンスに自分がどうアプローチしていくかが楽しみですね。また石井さんや浦井さん、中川さんといった素晴らしい歌声を持つ方々にいろんな刺激を受けることで、きっと成長できるだろうと。私が惚れ込んだ歌声を持つ人と共鳴し合った時に何を感じるのか……、ホントに待ち遠しいくらい楽しみにしています」

ABBAが生んだ伝説のナンバーの数々が、豪華キャストの歌声で日本バージョンとして甦る。新たなチェス・マニアとなってこの絶好の機会をぜひ見届けてほしい。『CHESS in Concert』は2012年1月26日(木)から29日(日)まで東京・青山劇場、2月10日(金)から12日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。チケットは12月3日(土)より一般発売される。

取材・文:上野紀子
岸谷五朗と寺脇康文が主宰する演劇ユニット、地球ゴージャスの最新作『海盗セブン』の製作発表会見が11月24日都内で行われ、岸谷と寺脇と共に出演者の大地真央、三浦春馬、森公美子、施鐘泰(JONTE)、小野武彦が出席した。

地球ゴージャスプロデュース公演Vol.12「海盗セブン」のチケット情報

本作は、作・演出を岸谷が担当。物語はかつて7つの海を盗み出した7人の大怪盗“海盗セブン”による大冒険活劇。生きる伝説となっていた海盗セブンのもとに、フィクサー・ジョーと呼ばれる謎の男からの招待状が届く。初めて一堂に会した海盗セブンだったが、ジョーからのとんでもない依頼より事態は思わぬ方向へ向かい……。

会見は一般のファンも招き、シークレット・パーティのスタイルで行われた。司会進行役を岸谷が担当。シャツを着ずにネクタイを締めたファッションで登場した寺脇に対し「今日はワイシャツ忘れたんですか?」とつっこむと、間髪入れず「アイロンが間に合わなくてね、こら!チャボ頭」と反対に寺脇が岸谷の髪型を茶化すなど、ふたりの絶妙なやりとりで場内を湧かせていた。地球ゴージャスに初参加する大地は「ふたりの漫才みたいなノリが好きで楽しくて。どんな風になるのか、まだ台本ができていないのですが、私の力を全部出してゴージャス(な舞台)になるよう頑張りたい」と岸谷の執筆の遅れをやんわり指摘しながらも、リラックスした様子で抱負を語った。また、2009年に地球ゴージャスの『星の大地に降る涙』で初舞台を踏んだ三浦は「こんなに早くここ(地球ゴージャス)に戻って来られてすごく嬉しいです。前回はみなさんに支えてもらってましたが、噂によると今回はイジメてやると訊いているので。大先輩方とも一緒ですし、死ぬ気でやらないと輝けないなと思うので一生懸命やらせていただきます」と力強くコメント。前回の舞台ではまだ19歳だったが、今回は酒が呑める三浦に対し岸谷が「最近いろんな酒場で大暴れしてるでしょ?」と話を振ると「どこからの情報ですか?」と焦り、「春馬が酔っ払って、店の人に無理矢理きつねうどんを作らせて。30分くらい経ってからまたきつねうどんを頼んで。2杯もスナックで食べた男ですから」と暴露していた。またタイトルに因んで盗みたいものはという質問に三浦は「レバ刺し」と即答。横から森が「あたし知ってる店沢山ある」と囁くと、「一緒に連れて行ってください。レバ刺しだとついて行っちゃう」と若者らしい一面も見せていた。

公演は来年3月8日(木)から東京・赤坂ACTシアターで開幕し、4月22日(日)まで上演。その後、名古屋、新潟、福岡、大阪と各地を回る。東京公演のチケットは11月26日(土)より発売する。
日本のヒップホップ・シーンを牽引するKREVAが初めて音楽監督を務め、出演も果たす舞台とあって注目を集めている「KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない』」。上演まで1週間を切り、最終調整段階に入った本公演の舞台稽古へ潜入した。

KREVAの新しい音楽劇『最高はひとつじゃない』 チケット情報

本公演は、“最高はひとつじゃない”をテーマに、3つの物語が進行していくオムニバス劇。それぞれの物語の主人公を演じるのは、元宝塚歌劇団宙組トップ娘役の陽月華、声優の宮野真守、俳優の渡部豪太。自分の信じる道だけを生きてきた3人は、自分と相対する生き方をするKREVAが演じるひとりの男“KREVA”との出会いによって心を揺り動かされ、人生の転機を迎え苦悩する。脚本・演出はR:MIXの町田誠也が手掛け、KREVAのライブメンバーであるDJ SHUHO、MPC熊井吾郎も参加している。

本番さながらの通し稽古は、全体の流れを見ながら細かい確認をする最終段階。そんな舞台稽古で飛び込んできた光景は、ヒップホップを色濃く導入した新感覚の音楽劇だった。物語のキーとしてKREVAの楽曲が使用されているだけでなく、主役の3人はKREVAとともにラップやダンスに挑戦し、ヒップホップの魅力でもあるジャンルの垣根を越えたコラボレーションを見事に実現。脇を固める出演者も息の合ったヒップホップダンスを繰り広げ、ダンサーはダイナミックなブレイクダンスも披露する。

劇中の音楽はKREVAの代表曲「くればいいのに」「ひとりじゃないのよ」「アグレッシ部」「国民的行事」や、この舞台のために書き下ろされた未発表曲などが散りばめられ、それはまるでライブ会場のよう。出演者たちは、KREVAのパフォーマンスを袖からノリノリで見つめる姿も。各曲のリリックが深くストーリーとシンクロし、本番では観客とステージが一体感に包まれるだろう。彼の熱狂的なファンだとしても、物語の一部として聴く曲の数々は新鮮な印象を与えるに違いない。

本公演は、11月30日(水)・12月1日(木)に東京有楽町・シアタークリエで開催。夜の部のチケットは完売、昼の部のチケットは発売中。

テキスト:門宏
小宮孝泰ひとり芝居vol.2『線路は続くよどこまでも』が11月22日(火)、シアター711にて開幕した。
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▲小宮孝泰。本作では、30役以上を演じ分ける!!

本作は、2008年に『焼肉ドラゴン』で演劇賞を総なめにした、鄭義信が同年に書下ろし、上演。小宮孝泰の父が朝鮮鉄道に勤めていたところから着想を受けており、第2次世界大戦敗戦翌日の現北朝鮮新安州駅を舞台に、歴史の大きなうねりに翻弄される人々の姿が描かれている。
2011年11月、下北沢のシアター711にて3年ぶりに再演決定!
小宮孝泰自身、「とても思い入れのある代表作」であると豪語する本作が鄭義信によりいっそう磨き上げられ甦る!!
演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー『流星ワゴン』が11月18日、兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて初日を迎えた。今回は2002年出版の人気作家、重松清のベストセラー小説を舞台化。「再生」をテーマにした物語は、観客の心を揺さぶり、深い感動を与えた。

キャラメルボックス「流星ワゴン」チケット情報

会社でリストラにあった38歳の主人公、永田一雄(阿部丈二)。妻の美代子(岡内美喜子)からは離婚を迫られ、息子の広樹(原田樹里)は引きこもり、さらに故郷の父、忠雄(三浦剛)は末期がん、と、もはや夢も希望もなく「死んじゃってもいいかなぁ」と思っていた。父の見舞いの帰り、最終電車を降りた一雄の前に、5年前に事故で亡くなったという親子、橋本義明(西川浩幸)と健太(林貴子)が車で現れた。一雄がその車へ乗ると、過去へとタイムトリップを始めた……。

舞台は『流星ワゴン』を本屋で手にした38歳の女性、小島孝美(坂口理恵)が本を読み進めるようにテンポよく展開していく。踏んだり蹴ったりの救いようのない絶望的な設定から始まるストーリーは、温かく優しい印象を残すキャラメルボックスには珍しい。一雄の後悔が消えるまで続く過去の世界。そこで38歳の父と出会い、言えなかったことや逃げてしまったことと改めて向き合うことで、妻、息子、そして父への想い、また、彼らからの一雄への想いが明らかになっていく。過去を変えることはできない、しかし未来は自分の力で変えることができる……。自分はどう生きていくんだ?と問いかけられるような作品だった。

主人公役の阿部丈二ほかメインキャストらの渾身の演技が涙を誘い、脇を固める俳優陣がコロコロと何役も演じ分けながら、時にはコミカルな演技で笑いをもたらし、層の厚さを見せた。さらにキャラメルボックスの軸となる役者、西川浩幸がこのステージで復帰、逞しく演じる姿にファンは安心と勇気を与えられたことだろう。

人生のどん底から這い上がっていこうとする主人公の強さ、そしてキャラメルボックスがこれまでにも描き続けてきた親子の絆や愛が強く胸を打ち、絶望的なストーリーは最後にキラリと輝きを見せた。

取材・文:黒石悦子

兵庫公演は同劇場にて11月25日(金)まで上演。その後12月3日(土)から25日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて公演を行う。
キャラメルボックスが2012年一作目として、『トリツカレ男』を再演する。さらに初の赤坂ACTシアターでの上演、ゲストとして星野真里、金子貴俊が出演することも発表された。

『トリツカレ男』のチケット情報

『トリツカレ男』は、いしいしんじ原作の小説で、キャラメルボックスの2007年初演以来、人気の高い作品で待望の再演となる。物語は、レストランのウェイター・ジュゼッペは何かを好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ、探偵、昆虫採集、外国語…。仲間からは“トリツカレ男”と呼ばれている。そんな彼がある日、恋をした。相手は外国から来た無口な少女・ペチカ。彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッペは、持てる技のすべてを駆使して、ペチカを幸せにしようとするが…。

公演は、2012年2月16日(木)から29日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、3月10日(土)・3月11日(日)に愛知・名鉄ホール、3月15日(木)から20日(火・祝)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットは東京・愛知公演、12月25日(日) 10:00、大阪公演、1月15日(日) 10:00より発売。
Bunkamura シアターコクーン リニューアル・オープン公演『下谷万年町物語』の製作発表が11月19日(土)、都内にて行なわれた。
万年町1

▲宮沢りえ×藤原竜也×西島隆弘の豪華キャストが2012年の年明けを色濃く染め上げる!

本作は、1981年に作・唐十郎&演出・蜷川幸雄のゴールデンコンビで上演。唐十郎が幼年期をすごした<下谷万年町>を舞台に社会の底辺で力強く生きる人間たちのたくましさなどを描いた幻想的な超大作である。
100人を超える膨大な出演者、本水をつかった大きな池や舞台を覆う長屋のセットで時の話題となり、その再演は実現不可能として語り継がれている。しかし、2012年、31年ぶりに蜷川幸雄演出により、新キャスト・新演出で甦る!

出演は、本作が蜷川幸雄演出初参加となる宮沢りえ、唐戯曲には『唐版 滝の白糸』以来12年ぶりの挑戦となる藤原竜也。そして、AAAとしての活躍にとどまらず多分野で注目を集める西島隆弘と魅力的なキャストが結集。さらに、作者・唐十郎の出演(Wキャスト)も決定した!
Re-boot!! Anniversary event「劇団鹿殺しRJP vs LASTORDERZ vs メトロファルス」が11月11日(金)、下北沢GARDENにて行われた。
鹿殺しライブ8

▲新旧バンド三つどもえLIVE!!

先日、ニューアルバム『肉体と魂』をリリースした劇団鹿殺しRJP。 今回、音楽界の先輩LASTORDERZ、メトロファルスと対バンが決定。
LIVEに際し、メインボーカルをつとめる山岸門人は「去年の11月11日、劇団鹿殺しRJPはLIVEをしていました。場所は下北沢GARDEN。偶然にもちょうど一年後のしかも同じ場所でLIVEが出来る事に興奮を抑えきれません。リニューアルされたGARDENで、進化したRJPのパフォーマンスを是非目撃しにきてね!」と張りきる。
11月16日、東京・柴又帝釈天で初春新派公演『東京物語』のお練り・成功祈願と製作会見が行われた。この公演は、映画監督の山田洋次が監督生活50周年を迎える記念作品として、小津安二郎の名作をもとに脚本と演出を手掛ける注目の舞台。物語の舞台が山田の着想で新たに葛飾区金町に設定されたことを受け、イベントも同じ葛飾区の柴又にて行われた。お練りには山田監督と出演者の水谷八重子、波乃久里子、安井昌二、英太郎、瀬戸摩純が参加。柴又駅前にある寅さん像の前から出発し帝釈天までの参道を進むと、沿道からは歓迎の声援が起こっていた。

初春新派『東京物語』チケット情報

会見で山田監督は「(小津作品は)一昨年の『麦秋』が第1回で、今度もう一度同じ形で小津さんのものをやろいうということになり、だったら『東京物語』がいいなということで。(映画と)ほとんど変わりませんよ。舞台用にいろいろ工夫して作りかえてはいますが、登場人物も物語の移り変わりも、ほとんど映画のままです。ただ、一番大きく違うのは、(映画では)お母さんは尾道の故郷で亡くなったということになっていますが、今度の芝居では、東京の旅先で亡くなるところが大きな違いです。物語の舞台も葛飾区金町にしました。常磐線の列車の走る音なども効果的に入ると思います。また紀子の故郷を新たに石巻にしました。そのことにより現代のお客様には思い起こさせることもあるのではないかと思います」と映画と舞台の違いを話した。

また、出演者は「小津作品の、山田洋次先生の、新派の世界というものがこれから先にどんどんシリーズとして膨らんで、何本も何本も産まれていって欲しいです」(水谷)。「(監督が)新派を愛してくださればこそやってくださること。私たちの劇団にとっては大変なラッキーなことです。この機会を本当に大事にしたいと思います。お賽銭をいっぱいあげてきたので、きっと御利益があります(笑)」(波乃)。「夫婦愛や絆、そういったものをお伝えできれば。笠智衆さんの、ののほほんとした感じは僕と正反対ですが、そういうものが出せるかな。監督に任せます」(安井)。「凄く楽しいのと怖いのと、でも『麦秋』から2本目ですからね。先生の細かい指導を楽しみにしております」(英太郎)。「原節子さんが演じた役なので、本当にプレッシャーで眠れなくてどうしようかと思いましたが、あまり考えないようにして自分なりに頑張りたいと思います」(瀬戸)とそれぞれ意気込みを語った。

公演は1月2日(月)から1月24日(火)まで東京・三越劇場にて上演。チケットは発売中。
SAKEROCKの星野源が、長塚圭史脚本の舞台『テキサス-TEXAS』に主演することが決定した。この作品は、2001年に河原雅彦率いるHIGHLEG JESUSの俳優陣が総出演し、“HIGHLEG without JESUS/長塚JESUS”と銘打ち上演された舞台。今回、約11年ぶりに新しくプロデュース公演としてよみがえる。また、初演時は長塚が演出を務めたが、今回は河原が演出を担当する。

物語は、東京からはるか遠く離れたとある田舎町を舞台に展開。6年ぶりに故郷へ帰ってきた遠藤マサル(星野源)。だが、家にいるはずの姉の姿が見当たらず、隣の部屋から出てきたのはマサルの同級生と見知らぬ女だった。見知らぬ女は、自分をマサルの姉だと言い張り、次々と現れる知人・友人も知らない顔だった。実は、村では整形が流行していたのだ。そんなおかしな状況の中、マサルは町伝統の闘鶏で勝って町の男になろうとするが、知らない間に「どちらかが死ぬまで闘う」というルールに変わっていた。マサルが周囲に集まるひと癖もふた癖もある人々と関わっていく中、すでに狂い始めていた静かな田舎町が、大きな音を立てて崩れていく……。

公演は東京が3月中旬よりPARCO劇場にて、大阪が4月中旬よりシアター・ドラマシティにて上演。出演は星野のほか、木南晴夏、野波麻帆、岡田義徳らが挑む。チケットは1月下旬より一般発売する。
演劇ライフ事務局です。こんにちは。

北海道、東北、長野から・・・続々と初雪の便りが届いていますね。
東京も今朝はぐんと気温が下がりました。いよいよ冬ですね。

さて本日更新の「ターニングポイントインタビュー」は、青年座プロジェクト『欲望という名の電車』主人公ブランチを演じる高畑淳子さんにご登場いただきました。

高畑淳子さんインタビュー








最近判明した!という女優になったきっかけ?から、下積み時代、そしてご経験されたターニングポイントまで・・・舞台・ドラマだけでなくバラエティー番組でも引っ張りだこの高畑さんの魅力に迫ります!次回公演テネシー・ウィリアムズの名作『欲望という名の電車』はずっとやってみたいと思っていた作品とのこと。念願かなって臨む舞台を見逃すわけにはいきません!!

 「青年座交流プロジェクト「欲望という名の電車」」 (劇団青年座) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ



ブロードウェイミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表が11月15日に都内にて行われ、出演する石丸幹二、濱田めぐみ、笹本玲奈、演出の山田和也が登壇した。

『ジキル&ハイド』チケット情報はこちら

医師として理想を追い求めるも分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の狭間で深く苛まれるヘンリー・ジキルの姿を描いた本作はブロードウェイで大ヒット、日本では2001年に初演され、その後2003年、2005年、2007年と再演を繰り返した人気ミュージカル。今回は日本初演から主演を務めていた鹿賀丈史に代わり、新たに石丸幹二をジキルに据え、他のキャストも一新、ニュー・プロダクションとして上演される。演出の山田和也は「前回までの演出は封印し、新バージョンをゼロから作ろうと思います。もう一度台本とスコアに戻って、舞台美術やステージングやその他をクリエイティブチームの力を結集して作ります」と宣言する。

石丸はこの日の会見では、1992年アルベールビル冬季オリンピックの公式テーマ曲にもなった有名な劇中歌『時が来た』を披露。堂々たるパフォーマンスを見せ公演への期待感を存分に煽ったが、「鹿賀さんが演じられたものはもちろん、NYの初演も拝見し、すばらしい歌の力と演技力、それが伴った俳優がやる作品なんだと感じました。そしていつかこの作品に自分が挑戦できる時が来たらいいなと思っていました。出演が決まった時、まさに『時が来た』と思いました」と心境を語った。

ジキルを愛する娼婦ルーシーには劇団四季で様々なヒロインを演じてきた濱田めぐみ、ジキルの婚約者エマには笹本玲奈がそれぞれ扮する。濱田は「舞台を観た時に、幻想的で誘惑的、身体ごと持っていかれるような何とも言えない不思議な気持ちになりました。ルーシーという女性像も自分の中ではすごく響くものがあり、やってみたいと思っていた」と作品の魅力を語り、笹本も「舞台を観て何度もCDも聴いて、大好きなミュージカルの上位に入っている作品。エマの愛の深さを繊細に演じていけたら」と意気込みを話した。

それぞれ歌唱力に定評のある3人。山田も「音楽的に何の不満も不安もない。見事な『ジキル&ハイド』になると思います」と太鼓判を押していた。公演は3月6日(火)から28日(水)に東京・日生劇場、4月6日(金)から8日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、4月14日(土)・15日(日)に愛知県芸術劇場 大ホールにて。東京公演のチケットは11月19日(土)に一般発売開始。大阪公演は12月10日(土)、愛知公演は12月17日(土)に発売開始になる。現在東京公演は、プリセール(WEB先着先行)実施中、大阪公演は、2次プレリザーブ(WEB抽選先行)受付中、愛知公演は、11月18日(金)11:00よりプレリザーブ受付開始。
宮沢りえ藤原竜也西島隆弘 豪華出演者が集結!!
更に好評につき、追加発売&立見券の前売り決定!!

この度、Bunkamuraシアターコクーンリニューアル・オープン公演「下谷万年町物語」が2012年1月6日(金)から2月12日(日)まで上演される。本作が蜷川幸雄演出作品初参加となる宮沢りえ、唐戯曲には「唐版 滝の白糸」以来、12年ぶりの挑戦となる藤原竜也、そしてAAAとしての活躍にとどまらず他分野で注目を集める西島隆弘と魅力的なキャスト。更に、作家・唐十郎の出演(Wキャスト)も決定し、さらに期待が高まる中、来る11月19日に予定の製作発表の様子をUstreamにてノーカット生中継される。また好評につき、座席券追加発売(11/20発売開始)&異例の立見券前売り(11/27発売開始)が決定した。

詳細は下記
11月14日、渋谷の新劇場・CBGKシブゲキ!!にてcube presents『有毒少年』のゲネプロが行われた。本作は11月15日(火)に幕を開ける。
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▲撮影:引地信彦

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10日間、40組以上。
日本最大級の短編舞台フェス!
渋谷のど真ん中CBGKシブゲキ!!で!!

2011年3月、開催されるはずだった、短編のライブパフォーマンスを一同に集結させたフェスティバル「PLAY PARK 2011〜日本短編舞台フェス〜」は、東日本大震災の影響で残念ながら公演中止となった。

しかし、今こそ「ライブの力」と「舞台表現の多様性」を示し、その魅力を皆さんとともに分かち合うために、「PLAY PARK」は再始動、昨年以上のスケールの大きさでよみがえる!!会場は、渋谷のど真ん中に今年オープンしたばかりのCBGKシブゲキ!!。新しい劇場のにぎやかなイベントが、ニッポンの演劇を元気にするだろう。フェスティバル期間は10日間、総勢40組以上の劇団、ダンスカンパニー、バンド、パフォーマー、落語家、アーティストなどが登場。これを見れば日本のパフォーミングアーツの「面白さ」がギュッとわかる。

CBGKシブゲキ!!は、客席数約240の見やすい小空間。新しい劇場で再生する「PLAY PARK 2012〜日本短編舞台フェス」は、ごひいきのアーティストを追いかけるもよし、今まで観たことがなかった才能やジャンルを試してみるのもよし、さまざまな楽しみ方が用意されている。観客席のあなたが遊び方を見つけるフェスティバル。それがPLAY PARK!

今年3月のPLAY PARKは開催中止でがっかりしていたみなさん!!いよいよ復活の「PLAY PARK 2012〜日本短編舞台フェス」へ行こう!!

【名称】    PLAY PARK 2012 ~日本短編舞台フェス~
【日時】    2012年4月20日(金)〜29日(日)10日間
【会場】    渋谷・CBGKシブゲキ!! http://cbgk.jp/
    客席数 242席・車椅子スペース 2席
    〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂 2-29-5 ザ・プライム 6階
【出演アーティスト 第一弾発表】  12月上旬予定
【チケット一般発売開始】  2012年2月予定
PLAY PARK事務局 http://playpark.info

「俳優の生の演技」×「視覚効果に特化したパフォーマンス」で『ペルソナ4』の世界観を再現する!!VISUALIVE『ペルソナ4』が2012年3月15日(木)~20日(火・祝)サンシャイン劇場にて上演されることになった。

◆ペルソナ4とは
『ペルソナ4』とは、2008年7月に発売されたPlayStation®2用ゲームソフト。2011年秋にはTVアニメが放映されるなど、今最も根強い人気があるRPGゲーム。現代を舞台にした、心の力「ペルソナ」を駆使する少年少女たちが、連続怪奇殺人事件を追う冒険を描いた作品です。
今回のVISUALIVE『ペルソナ4』では、両親の転勤により、叔父の住む八十稲羽という町を訪れた高校二年生の主人公と、彼を中心とした仲間たちの絆と心の成長を中心に描きます。

◆VISUALIVEとは
「VISUALIVE(ビュジュアライブ)」とは、脚本・演出の浅沼晋太郎と、映像演出の奥秀太郎による「視覚効果に特化したパフォーマンス」と「俳優の生の演技」とをスタイリッシュに融合させた、全く新しいライブエンターテイメント。『ペルソナ4』ならではの独特の世界を、驚きの表現方法で描き出します。今まで観たことのない衝撃のステージを体感してください!
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ……。豪華キャストの共演で話題を呼んだ映画『オーシャンズ11』が、宝塚歌劇で世界初のミュージカル化。11月11日、兵庫・宝塚大劇場で星組公演として開幕した。

宝塚歌劇星組『オーシャンズ11』チケット情報

ラスベガスを舞台に、ダニー・オーシャンと10人の仲間が、ラスベガス最大のカジノから売上金を強奪するサスペンス・アクション。服役中の天才詐欺師ダニー・オーシャンは、仮釈放と同時にラスベガスへ向かう。大胆な計画を実行すべく、さまざまな分野のエキスパートたちを集め、計画に挑んだ……。

小池修一郎の演出によりラスベガスと宝塚歌劇が掛け合わされたステージは、イリュージョンなども取り入れてより華やかにショーアップされている。刑務所から一転、ラスベガスでのシーンでは、男役が黒いスーツでのダンス。スタートから色気全開で観客をひきつける。ほかにも、トップスター柚希礼音率いるスター11人が並んで歩く姿や、11人でのダンスなど惚れ惚れするシーンが満載。観客がスリルを味わえるようテンポよく遊び心ある演出で展開しつつ、さらに、人情味も感じられる物語として仕上がっている。

柚希が演じるのはもちろん、ジョージ・クルーニーが演じたダニー。歌、ダンス、演技ともに思わず見惚れてしまうほどに色気たっぷり。大胆かつ落ち着いた雰囲気を持ち合わせたダンディな大人の男を魅せ、新たな魅力を開花させた。また、ダニーに離婚を求める妻テスを演じるのは娘役トップスターの夢咲ねね。意思のある知的な女性を、寂しさを漂わせながら表現している。

男役2番手の涼紫央は、ダニーの右腕、ブラッド・ピットが演じたラスティー役。クールで頭のキレる男でありながら、どこかかわいらしさもある印象だ。ほか、カジノのディーラー・フランクを演じる夢乃聖夏、ラスベガス最大のカジノのオーナー・ベネディクトを演じる紅ゆずる、伝説のスリの息子・ライナスを演じる真風涼帆ら、個性的なスターたちが役の個性を掴んで熱演。巧妙でコミカルな展開は前のめりで観てしまいそうになる。

今回は1本ものの大作のため、フィナーレはラスベガスをイメージしたショーがコンパクトに繰り広げられる。それぞれのスターの個性を生かしたダンスのほか、男役の群舞、柚希と夢咲のデュエットなどを披露。柚希のしなやかでキレのあるダンスはもっと観ていたいと感じるほどだ。

公演は同劇場にて12月13日(火)まで上演。その後、2012年1月2日(月)から2月5日(日)まで東京宝塚劇場にて上演。チケットは兵庫公演は発売中。東京公演は12月4日(日)より発売開始。
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET) 第49回本公演にしちゃおうか!?番外公演『あちらをたてれば、こちらがたたず』の稽古場にうかがった。
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「ミュージカル・アクション・コメディ」を旗印に掲げ、今まで幅広いジャンルの舞台を上演してきたSET。30年以上劇団を率いて走り続けてきた座長・三宅裕司が椎間板ヘルニアの治療による年内休養のため本公演が急遽中止に。劇団員一同、本公演を楽しみにしていたお客さんに少しでも楽しんで頂こうと番外公演を企画! 番外公演と銘打ち、第1部『Super Eccentric Live!』では音楽、歌、ダンス。第2部では伊東四朗一座・熱海五郎一座の座付き作家・妹尾匡夫書き下ろしの芝居『あちらをたてれば、こちらがたたず』などSETの魅力がふんだんに込められたステージをお贈りする!

芸歴8年目以下の“よしもと超若手芸人”のみで年末に開催するイベント『ing!to2012 ~iNFINITY nEXT gENERATION~』の開催発表記者会見が11月10日、東京・ヨシモト∞ホールで行われ、司会の品川庄司をはじめ、イベントに出演する芸人55組が登壇した。

『ing!to2012 ~iNFINITY nEXT gENERATION~』のチケット情報

本イベントは、芸歴8年目以下の若手芸人55組の中から来年ブレイクすると思う芸人を予想するというもの。出演する各芸人の撮りおろしネタ動画につながるQRコードを設定し、ユーザーがおもしろいと思う芸人に投票する企画がこの日からスタートした。ランキング結果をイベントで発表し、選ばれた芸人に対して2012年、吉本興業が全面バックアップしていく。

会見では、司会の品川庄司・庄司が「久しぶりに会ったんだから話すこといっぱいあるだろう。お前はひとりで映画撮ったり、番組出たり…。オレはミキティとイチャイチャするだけだよ」と軽快なトークで会場を笑いに包んだ。

その後、55組の芸人たちが囲み取材に登壇できる権利を争う、『メディア選抜争奪! 55組アピール合戦!』を行った。20秒間のネタをそれぞれ披露し、品川が選抜した。

ジューシーズ、2700、ゆったり感、インポッシブル、背中バキボキズ、御茶ノ水男子、ジャングルポケット、パンサーらが選ばれた。囲み取材で、今年を締めくくる一発ギャグを求められ、ゆったり感が先頭に立ち、その場にいた芸人たちで披露し、囲み取材に参加した若手のパワーをみせつけた。

「ing!to2012 ~iNFINITY nEXT gENERATION~」は12月28日(水) 東京・SHIBUYA AXにて開催。チケットは発売中。


【出演芸人】
パンサー/ジューシーズ/2700/囲碁将棋/ゆったり感/エリートヤンキー/えんにち/ライス/畑中しんじろう/天狗/かたつむり林/少年少女/トレンディエンジェル/インポッシブル/チョコレートプラネット/シソンヌ/井下好井/トンファー/バース/タモンズ/ジャングルポケット/御茶ノ水男子/ボーイフレンド/スパイク/ストロベビー/ダイタク/まえうしろ/オープンスペース/あわよくば/あげは/オオカミ少年/ネルソンズ/KBBY/GO!皆川/ベイビーギャング/北京ダックス/ガリバートンネル/ジェラードン/ハンマミーヤ/メルヘン倶楽部/田畑藤本/マンキンタン/少年感覚/ざしきわらし/ヒダリウマ/TEAM BANANA/横澤夏子/ニューヨーク/デニス/マテンロウ/エンドウコウキ/三代目姐
竹中直人と生瀬勝久が舞台初共演、新ユニット“竹生企画”として上演する『ヴィラ・グランデ青山~返り討ちの日曜日~』が11月11日(金)に東京・シアタークリエで開幕する。前日の10日には、舞台稽古の合間に竹中と生瀬、さらに本作品で初舞台を踏む共演の山田優が会見に応じた。

「ヴィラ・グランデ青山」チケット情報はこちら

物語はバブル期に建てられた、小洒落てはいるが造りの悪いマンション「ヴィラ・グランデ青山」が舞台。ここに住む男・民谷(竹中)が娘の元カレに殺されかけた、という事件を発端に、かつてここに住み民谷の友人だったが今は仲たがいしている男・陣野(生瀬)や、マンションの住民らを巻き込みながら展開するシニカル・コメディだ。作・演出は、以前からファンだったと語る竹中のラブコールに応えた倉持裕が担当する。

もともと、竹中の監督映画に出演した生瀬が竹中を二人芝居に誘ったことから始まったこの企画。会見では生瀬が改めて「学生の頃からずっと拝見していた大先輩。竹中さんにずっと憧れてこの世界に入った人間なので、夢のような話なんです」と心中を話した。竹中は「私は、生瀬くんに圧倒されっぱなしの日々です」と照れ、「(最初に声を掛けられた時は)面倒くさいな、ふざけんなよって(笑)……いえ、嬉しかったですね。え、おれでいいの? って」とジョークを交えた竹中節で当時の心境を語った。

また、陣野の部屋を借りている美女・早坂役はこれが初舞台となる山田優が演じる。山田は現在の気持ちを開口一番「よくわかりません……汗が止まらなくてずっと緊張してます」と話すが、その山田をふたりは「優ちゃんの佇まいがめちゃくちゃ美しい、これが初舞台かよ!って感じ」(竹中)、「色々特技を持っていてびっくりしちゃう」(生瀬)と絶賛。山田が生歌を披露するシーンもあり、山田曰く「初めてジャズを歌うので、一番緊張するポイント」とのことだが、こちらも生瀬が「すごいっすよ。稽古場なのにNYにいるんじゃないかなと思っちゃう」と話していた。

なお、当初の企画だった“二人芝居”については竹中が「ずっとふたりは嫌だよ、煮詰まるし。想像しただけでも身体に汗が……」と語るも、「僕は諦めていないです!」と生瀬。今後も竹中と生瀬、ふたりの企画が期待できそうだ。

ほかに出演は谷村美月、松下洸平、田口浩正。公演は11月11日(金)から27日(日)まで東京・シアタークリエ、12月1日(木)から4日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼ、その他各地でも上演。チケットは発売中。
パパ・タラフマラ パパタラ ファイナルフェスティバル『三人姉妹』の稽古場にうかがった。
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パパ・タラフマラは1982年の発足以来、表現のジャンルや国境などの「あらゆる境界線」を越える新しい舞台芸術を日本から世界に発信するパフォーマンスカンパニーとして、30年で55の作品を制作。世界30カ国以上で公演し、大きな反響を起こしてきた。

2012年3月、パパ・タラフマラは30年の節目を迎えると同時に、その歴史に幕を閉じる。そこで、2011年12月〜2012年3月までの4ヶ月間、"パパタラ ファイナルフェスティバル"と題した解散公演を開催。代表的な旧4作品を上演する。本公演を通じて「パパ・タラフマラとは何であったのか?」を、お客さんと共に問い直す。
山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』の製作発表が11月8日、都内にて行われ、山口のほか知念里奈、高橋愛、浦井健治、山崎育三郎、石川禅、演出の山田和也が登壇した。開場100周年を迎えている帝国劇場で、この作品が記念の年の掉尾を飾ることになる。

「ダンス オブ ヴァンパイア」チケット情報はこちら

『ダンス オブ ヴァンパイア』はロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』を原作に、『エリザベート』などの人気作を手がけるミヒャエル・クンツェが脚本を担当したウィーン発のミュージカル。ヴァンパイアのクロロック伯爵とヴァンパイアを研究するアブロンシウス教授との対決を軸に、ユニークな登場人物が巻き起こす騒動を時にスリリングに、時にコミカルに綴るもの。2006年の日本初演時には客席が総立ちになり、千秋楽には当日券を求める観客が1200人以上列を作ったほどの人気作だ。2009年の再演を経て、今回が三演目となる。

初演からクロロック伯爵を演じているのは山口祐一郎。山口は「みなさんに少しでも元気になっていただけるなら何でもしますと(演出の)山田さんにお話したんですが、『山口さんに何でもしますと言われても僕は……』と言われてしまいました(笑)。またお風呂のシーンもあることですし、高橋さんと知念さんにはぜひ頑張っていただいて、みなさんにエネルギーをお伝えすることができれば」とユニークな挨拶を。山口から話を振られた知念里奈と高橋愛は宿屋の娘・サラ役をダブルキャストで演じる。風呂好きのヒロインでセクシーな入浴シーンもあるが、今回作品に初参加する高橋はそのシーンについて「最初ちょっと驚いたんですが、(前回も出演している)知念さんに裏技を訊いて、色々やっています。頑張ります!」と心強いコメント。知念も「愛ちゃんのサラはすごくキュートで可愛らしい。こんな風にやることもできるんだなと思うところもあり、私も新たなサラを模索していければ」と話していた。また、モーニング娘。を卒業してこれが初仕事となる高橋は「卒業してひとりで歩かなきゃいけない時にこういう作品にめぐりあえて嬉しい。それに、やっぱりひとりじゃない。キャストやスタッフの皆さんとひとつのものを作るというのは変わっていない」とソロとしての第一歩についての心境を語っていた。

公演は11月27日(日)から12月24日(土)に東京・帝国劇場、1月7日(土)から12日(木)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。チケットは東京公演分は発売中、大阪公演分は11月13日(日)に一般発売開始。
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11月16日(水)~23日(水・祝)全労済ホール/スペースゼロ SPACE ZEROにて上演されるニコニコミュージカル第7弾『源氏物語』。

本作品は、日本が誇る文学傑作『源氏物語』は非モテ腐女子・紫式部の妄想が産んだ、平安時代の同人誌だった!?という新たな解釈から生まれた作品だ。「光源氏の君を巡り、様々な女性達が織りなす艶やかで美しい絵巻物語...と思いきや、その実態は紫式部の妄想が産んだ、平安時代のライトノベルだった!?」というニコミュ版新解釈!

公演に先立ち、11月6日(日)18時より原宿・ニコニコ本社2階TEA ROOM 2525にてキャストによるトークイベントを開催。ニコニコ本社カフェスペースに"姫"たちと"天上人"がご来店となった!!

韓国出身の人気グループ・超新星のソンモとSS501のキム・キュジョンが11月5日、都内で韓国『ミュージカル 宮』の記者会見を行った。

超新星の公演チケット情報

『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定の韓国の人気少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。韓国で2006年にドラマ化され、世界23か国で放送され大ヒットした。2010年秋に韓国でミュージカル化され、東方神起のユンホが皇太子・シン役を主演し、韓国・日本をはじめアジアで話題となった。そして、キム・キュジョン主演で、今年6月に京都、9月に韓国で再演され、好評を受け、東京での上演が決定した。東京公演では、キム・キュジョンとソンモがダブル・キャストで皇太子イ・シン役を演じる。

初対面だというふたりは、互いの印象について「芸能人だなという感じ」と素直なコメント。キュジョンが「良い作品を作って、次も一緒に出来れば」と期待を込めると、ソンモは「この機会に、キュジョンさんと仲良くなりたいです。いろんなことを教えてもらって、一生懸命頑張ります」とアピールした。すると、キュジョンが握手を求め、ふたりはガッチリと握手。予期せぬ事態にソンモは「年も同じです」と嬉しそうにコメントした。

役づくりについては、3度目のシン役となるキュジョンは「強くて優しい皇太子を演じたい」、初めてシン役を演じるソンモは「女の子に対して、僕の本当の性格がシンより優しいので、その優しさを入れて、良いシンを見せたい。“僕のシン”を作って、日本のみなさんに『宮』の魅力を伝えたいです」と抱負を語った。また、ソンモは超新星のメンバーから「お前を信じているから、頑張ったら十分できる」と激励されたそうで、「ひとりでも出来るということを見せたいです。いいミュージカルだから、超死ぬ程頑張ってやりたい」と気合いのコメント。しかし、自信の有無を問われると、「(自信は)あります! ……半分あります」と弱気な発言で笑いを誘った。

『ミュージカル 宮』は、12月16日(金)より30日(金)まで、東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。
画家ゴッホの短くも激しい生涯を描いた劇作家・三好十郎の代表作で、日本演劇史に残る傑作戯曲として知られる『炎の人』。2009年に初演された栗山民也演出、市村正親主演のバージョンは絶賛を浴び、市村に読売演劇大賞最優秀男優賞などをもたらした。その再演が11月4日、東京・天王洲 銀河劇場で幕を開けた。

『炎の人』チケット情報

物語はゴッホが画家になる以前、ベルギーで宣教師として貧しい人々に尽力していた時期より始まる。労働者たちの悲惨な現状に触れ、聖職者でありながら神を冒涜する言葉を吐いたゴッホはその道を閉ざされ、絵画に理想と真実を見出すようになる。ゴッホは実弟テオの支援を受けて憑かれたように絵を描き続けるが、未成熟で特異に映る彼の絵は当時の人々に受け入れられない。貧しい画家たちが集い創作に没頭するコロニーを夢見るようになったゴッホは、パリから自然豊かなアルルに移住。憧れと同時に嫉妬の対象である画家ゴーガンとの念願の共同生活がスタートする。だがゴッホの凄まじいまでの絵画への情熱は、その肉体と神経を確実に蝕み……。

キャストは初演とほぼ変わらず(シィヌ、ラシェル役の富田靖子は初参加)ということもあってか、まるで危なげのない完成度の高い初日だった。初演をなぞるがゆえの安定、という意味ではない。“無垢の人”ゴッホを慈しむようなまなざしで見つめるこの戯曲は、むしろ安定とは対極の鮮烈なるパッションを放出し尽くして、観客の心を激しく揺さぶる。やはり、ゴッホ役の市村が圧倒的だ。風貌も、見慣れたゴッホの自画像によく似ているが、舞台上の市村はゴッホの魂と通じているかのよう。劇中で他者が言うように“優しすぎる”“素直すぎる”“無抵抗すぎる”など何事においても“~すぎる”ゴッホのありのままを、テクニックというよりは魂で体現する。本当に感動的な演技だ。舞台全体が巨大な額縁に収まっているようなセットだが(美術は堀尾幸男)、ゴッホの生き様イコール作品なのだろう。だからこそゴッホの作品は今も、見る者の心を鷲づかみにして離さない。

ラスト、中嶋しゅうによって朗読される詩の言葉ひとつひとつにも耳を傾けてほしい。そこには作者・三好十郎のむき出しの思いや魂があふれんばかりに込められている。作者、主人公、俳優……あらゆる者の偽りなき魂のぶつかり合い。名作と呼ばれる理由がそこにある。

取材・文 武田吏都

公演は11月13日(日)まで同劇場にて上演。チケットは発売中。
11月6日、東京・シアタートラムにて新作舞台『往転-オウテン』が開幕した。静謐な中に闇をはらんだ人物描写を得意とするKAKUTAの桑原裕子が脚本を、決してたやすくはない人間関係を巧みに舞台にのせる青木豪が演出を担当。深夜バスの横転事故に乗り合わせた乗客たちの、微妙に絡み合った4つの物語が紡がれる。

『往転-オウテン』公演情報

オムニバス、とはどうやら違う。同じバスに乗り合わせた男女の、乗り込む前と後の人間模様が、順不同で顔を出す。たとえば、かつて愛人関係にあった中年カップル。女の母親の遺骨を異父姉弟のもとへ届けようと、旅に出る。たとえば、桃農園を営む青年。双子の兄が婚約者を連れて、東京から深夜バスで帰ってくるという。たとえば、故あって地方へ逃れようとする男。中年女性のおしゃべりにつかまって、眠るに眠れず辟易している。そして、とある病院の一室。飛び降り自殺をしくじって入院中の少女に、深夜、奇妙な友人ができる。

硬軟あわせ持つ実力派揃いだ。高田聖子演じる宣子も、市川実和子演じる浅子も、ひと癖ある女性像である。幸せを前にすると尻込みしてしまう、複雑な心理をさらりと好演。峯村リエと柿丸美智恵は、コミカルな演技の中にも豊かな人間味をにじませて、穂のかと安藤聖は若さゆえの輝きと葛藤を四方八方にまき散らす。男性キャラも個性豊かだ。妻でない女への想いに揺れる、腰痛持ちの50男(大石継太)。兄の婚約者と元カノを前に、これまた揺れる、桃農園主(尾上寛之)。それぞれの事情と秘密を隠し持つ男たち(仗桐安、浅利陽介)もまた独特の吸引力。そして舞台上で回されるハンディカメラとその映像が、虚構とリアルの境界線をより際立たせる。

誰もが、何らかの旅の途中である。そしてどの旅もひとりで進むしかなく、いずれは必ず終わりを迎える。むしろ人生は「旅が終わってから」の方がずっと長いのだ。……というようなことを、桑原は声高に示さず、ただ、匂わせる。それが青木の緻密な演出と相まって、通奏低音のように、観客の胸に苦く残る。右往左往、七転八倒しながら、それぞれの登場人物が踏み出す大小の一歩。哀しくも切実な大人向けのエールだ。

公演は11月20日(日)まで。チケット発売中。

取材・文:小川志津子
2009年夏、野田秀樹が芸術監督に就任した東京芸術劇場が、新たなスタートを切るにあたり、"劇場の賑わい""若手育成"というテーマを掲げ、それに基づく企画に取り組んでいる。その新企画「芸劇+(プラス)トーク」は、舞台公演のみならず、「語る」ことで、さらなる作品探究、視野拡大を目指し、舞台芸術の発展へ繋げたい、という思いから始まった。

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そして今回、異世代の劇作家2人が自作を読む『自作自演』が2011年9月~2012年3月に全4回シリーズで開催される。9月3日(土)に行われた第1回では、岩松了×松井周が出演。好評のうちに終了、続く第2~4回への期待も高まる中、いよいよ第2回出演者、宮沢章夫戌井昭人のリーディング作品が決定した。

クリウィムバアニー新作公演『がムだムどムどム』の稽古場にうかがった。
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主宰・菅尾なぎさによるダンスカンパニー≪クリウィムバアニー≫。女体の動きを妄想的視点(=男子)およびラブリー視点(=女子)の両極から捉え、果てなく行き違う2つのベクトルの交錯点にある夢と現実と虚無をポップに描き出す。

近年、劇場以外のライブハウスやオルタナティブ・スペースにて実験的かつさまざまな空間にとけ込む不思議な世界観を繰り広げてきた。そして今回シアタートラムにて新作を発表!

六本木ヒルズ「gene」でも共演を果たしている音楽ユニット「あらかじめ決められた恋人たちへ」で絶大な人気と信頼をほこるピアニカ奏者、トラックメイカー池永正二が本作品のために書き下ろした楽曲もあり見逃せない。数々のコラボレーションやジャンル、空間を越えてクリエイションしつづけるクリウィムバアニー。遊覧型パフォーマンスと豪語した今回、どのような作品を引っさげて「劇場」へと戻ってくるのか。乞うご期待!
フジテレビが手掛けるアイドルグループ、アイドリング!!! の選抜メンバーで構成された劇団「アイドリング!!!」が12月、東京タワー フットタウン1F A2ホールにて旗揚げ公演「ペロン~特撰カルビ7人前をペロン~」を上演する。

劇団アイドリング!!!旗揚げ公演『ペロン~特撰カルビ7人前をペロン~』のチケット情報

出演者は、3号遠藤舞、6号外岡えりか、9号横山ルリカ、11号森田涼花、12号河村唯、17号三宅ひとみ、19号橘ゆりかの7名で、客席から手の届きそうな距離で繰り広げられる“体感型”舞台を展開する。

演出は『東京ラブストーリー』『ひとつ屋根の下』『それでも、生きてゆく』などフジテレビの人気ドラマ作品を生みだした、演出家・永山耕三が手掛ける。

物語は、演劇祭で最優秀主演女優賞を受賞した劇団女優が、賞品の“何でも願いを叶えてもらえる権利”を使って、「100個の願いを叶えてほしい」と好き勝手にやりたい放題を繰り返すところから始まる。

本作は現在行われている、若者を育成するプロジェクト『東京タワーエンタメ祭』のトリを務める。

公演は12月13日(火)から21日(水)まで。チケットはぴあにて独占発売。11月5日(土) 11:00よりWEB先着先行(プリセール)、11月12日(土)10:00より一般発売。WEB先着先行(プリセール)は、予定枚数が終了次第受付終了となる。
天守物語』のフォトコール&囲み取材が11月3日(祝・木)、新国立劇場 中劇場にて行なわれた。
天守物語2

▲夢幻世界で繰り広げられる清冽な愛を描く、鏡花円熟期の傑作!

シリーズ【美×劇】の第3弾は、これまで新派や歌舞伎、映画など、様々なカタチで取り上げられてきた泉鏡花の傑作『天守物語』を白井晃の演出でお贈りする。

戯曲のもつ夢幻の世界観を中心に据え、鏡花のセリフを忠実に再現しながらも、奥行きを生かしたスタイリッシュ空間に音楽や踊りを盛りこみ、エンターテイメント性あふれる幻想的な舞台を作り上げる。これまで誰も見たことのない、新しい『天守物語』。ここに誕生!
姫路城の天守に棲む美しい妖怪・富姫には、現代劇の女形として活躍する篠井英介。富姫と恋に落ちる若く凛々しい鷹匠・図書之助にドラマやCMで人気の平岡祐太がつとめる。さらに、奥村佳恵村岡希美坂元健児小林勝也田根楽子江波杏子・・・と、年齢も出身もバラエティ豊かな俳優陣が、『天守物語』の夢幻世界へと見るものをいざなう!

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