91年悪人会議プロデュースとして初演。その後日本総合悲劇協会公演として98年に再演された「ふくすけ」は過剰ともいえるエネルギーが時の事件となり、長い間再演が待ち望まれていた伝説的作品。薬剤被害で奇形となった少年、宗教ビジネスにのめり込んでいく人々、マイノリティーたちのテロへの衝動―。ゆるいヒューマニズムを揶揄し、"悪"もまた人の姿であることを圧倒的な筆力で描き出した傑作戯曲といえる。
その濃厚な松尾ワールドを体現するのは、古田新太、阿部サダヲ、多部未華子、そして今や日本を代表する女優 大竹しのぶがまさかのキャスティング!!そしてオクイシュージ、皆川猿時、小松和重、江本純子ら刺激的な俳優も集結。当代随一の実力派俳優たちが、過激さの裏にある純愛を炙り出す!!
松尾スズキのほとばしる悪意、人間の本性を剥きだしに、捻じれた純愛を求め暴走する登場人物たちが行きつく先はー!?観客に途方もない悪夢を魅せる、哀しくも美しい、異形の舞台に期待!
≪story≫「生まれてこない方が良かった時、人はどう生きるか。
それでも宗教も未来も来世も信じることが出来ない時、人はどう生きるか!」
さえない中年男、エスダヒデイチ【古田新太】は、告発魔として異常さを増し行方不明になった妻のマス【大竹しのぶ】を探し続けている。協力者のホテトル嬢フタバ【多部未華子】が自称ルポライターのタムラタモツ【皆川猿時】から情報を得、新宿歌舞伎町を目指す。病院の怪しい警備員コオロギ【オクイシュージ】の盲目の妻サカエ【平岩紙】は彼の異常な愛情をうけ、自身を〈神〉と名乗り始める。歌舞伎町に潜入していたマスはテロリストであるコズマ三姉妹【小松和重、江本純子、宍戸美和公】と出会い、〈一度死んで生まれなおすゲーム〉輪廻転生プレイを発案。裏社会に影響力を持ち、政界にまで進出しようと企んでいる。
そんな時、ひとつの事件が起こる。薬物被害で奇形児として生まれ、長い間製薬会社によって監禁されていたフクスケ【阿部サダヲ】が発見・保護されたのだ。』彼を監禁していた製薬会社社長ミスミミツヒコ【松尾スズキ】は逃走している。様々な思惑を持った人間たちがフクスケを手に入れようと集結、悪意と愛情が交錯する―!
≪公演概要≫スタッフ:
作・演出:松尾スズキ
出演:
古田新太、阿部サダヲ、多部未華子、皆川猿時、小松和重、
江本純子、宍戸美和子、村杉蝉之介、平岩紙、少路勇介、
オクイシュージ、松尾スズキ、大竹しのぶ 他
公演日程:
2012年8月~9月上旬 その後大阪公演予定。
主催:Bunkamura/大人計画
チケット一斉発売:2012年6月上旬予定 ※チケット料金他、詳細未定
お問合せBunkamura 03-3477-3244<10:00~19:00>
http://www.bunkamura.co.jp