演劇ニュース | 演劇ライフ

演劇ニュース: 2010年7月アーカイブ

この度、明治書院より、学びやぶっく 38『シェイクスピアの魔力 野口卓 著』が刊行された。

シェイクスピア作品はその魅力ゆえに、多くの芸術家・作家を刺激し、新たな作品を生み出している。シェイクスピアの作品に刺激されて生まれた戯曲、歌舞伎、狂言、落語は数多く存在し、未だ新たな作品が生まれている。

本書では、「リア王」から映画「乱」(黒澤明監督)、「ロミオとジュリエット」からミュージカル「ウエスト・サイド物語」、「ウィンザーの陽気な女房たち」から狂言「法螺侍」、「マクベス」から落語「小豆の仇討」、「ハムレット」から歌舞伎「葉武列土倭錦絵(はむれっとやまとにしきえ)」など、多彩な派生作品をジャンル別に分類し、内容紹介はもとより、なぜ生み出され、魅力はどこにあるかなどを興味深く明かされる。
さらに巻末には派生369作品と参考作品22点のデータも掲載。シェイクスピアファンはもとより、舞台・絵画・音楽などのファンも必読の一冊となっている。

舞台に足を運ぶ前に、または観劇後に、作品の背景、原作の解釈の面白さ、観どころを知り、さらに舞台を楽しめる一冊だ。

「シェイクスピア作品は完璧ではない」(中略)隙間だらけで緩いのである。曖昧なところもあれば矛盾もある(中略)それでいて、どこかを動かす、何かを加える、あれこれと細工する、そんなことではびくともしない強固な骨格を有している。それがシェイクスピア戯曲の構造の秘密だと思う。-著書はしがきより

シェイクスピア.jpg


第1章 なんたって四大悲劇(ハムレットリア王 ほか)
第2章 続く人気作品はこれ(ロミオとジュリエットリチャード三世 ほか)
第3章 その他の作品も多彩(テンペスト(あらし)尺には尺を ほか)
巻末データ ジャンル別シェイクスピア戯曲派生370作品(小説戯曲 ほか)

学びやぶっく38『シェイクスピアの魔力』
著者:野口 卓
出版社:明治書院




7月2日(金)(ロサンゼルス時間)、舞台『キサラギ』のロサンゼルス公演が行われた。

会場となったのは、LAの新名所LA Live の一角にあるJWマリオット・ホテル(住所:900 West Olympic Blvd, Los Angeles, CA 90015)のプラティナム・ボールルーム。LA Live は、アニメ・エキスポが開催されたロサンゼルス・コンベンション・センターと、コンサートやスポーツ試合で使われるステープルズ・センターに隣接する再開発地区にオープンした、ホテル、劇場、レストラン、クラブ、映画館などの入った複合施設。
 午後5時半の開演を前に、アニメ・エキスポの入場者が公演会場に続々と移動、午後2時頃から約50人以上が開場を待って並んだ。列の先頭にいたのは、テキサスからやって来たというキャロル・バーベイさん。アニメ・エキスポは6年目という彼女は、「生のイベントに参加するようにしているの。生の日本文化に触れられるでしょ。こうした舞台劇の公演をしてくれてとても嬉しい」と話す。
 1000席用意された客席はほぼ満席。観客の中には、ピカチュウをはじめ、アニメのコスプレをする客の姿も。また、アメリカの媒体は、アニメ系や日本文化を紹介するウェブサイトの記者が取材に来ていた。
 何かに熱中する気持ちと笑いは世界共通で、お笑いシーンでは日本人もアメリカ人も一緒に沸き、悲しいシーンでは一緒にため息をついていた。「愛していたんだー」というセリフの時には、同意の雄叫びも上がるほど、夢中で芝居を楽しんでいた模様。公演はスタンディング・オベーションで幕を閉じた。男性4人で来ていた客は、「ミステリーとコメディ、ダークさと明るさが見事にミックスされた極上のエンターテイメント。コメディのタイミングも抜群だった。また見たい!!!」と話していた。また、コスプレの若者男女5人組は「とても楽しかった。友達にも絶対勧めるから、また公演してほしい」と話していた。

 公演後、出演者の5人は晴れやかな笑顔で登場。それぞれ以下のようなコメントを興奮気味に語った。

2010年9月より開幕する新国立劇場2010/2011シーズンは、宮田慶子氏が新芸術監督に就任。その第一弾として、満を持して世に放つのはイプセンの不朽の名作『ヘッダ・ガーブレル』。そして主演には新国立劇場初登場となる大地真央を迎える。

ヘッダ・ガーブレル』は、『人形の家』や『ペール・ギュント』で知られるノルウェーの劇作家イプセンの作品の中でも、もっとも現代的と称される作品。昨年より、ノルウェーでは新たなイプセン全集が出版され、世界から注目を集めている。戯曲ごとに複数の研究者が手書きの原文に当たり、イプセンの意志に最も近いと思われる形にして多くの註を付したもので、今回はこれを基に新たに翻訳されたものを上演するという意欲作。

本作の主役、強く、気高く、信じる生き方を求めて人生を駆け抜けた女性、ヘッダ・ガーブレルを演じるのは新国立劇場初登場となる大地真央
そして彼女を取り巻く男たちに、益岡徹山口馬木也羽場裕一。さらに七瀬なつみ青山眉子田島令子ら実力ある俳優陣を得て臨むこの舞台。この秋一番の話題作となるだろう。

人間の可能性が社会的条件や社会的期待によって妨げられ、抑圧される様子が描かれ、また、その時の人間の感情そのものが大きなドラマを構成している本作。まさに西洋近代劇の代表作ともいえる『ヘッダ・ガーブレル』を堪能しよう!

『ヘッダ・ガーブレル』は2010/9/17()~2010/10/11()まで新国立劇場小劇場にて上演される。


「ヘッダ・ガーブレル」 (新国立劇場) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ
今年11月渋谷区にオープンする文化総合センター大和田・伝承ホールのこけら落としとして11月27日[土] (予定)に渋谷ゆかりの伝説のヒーロー"渋谷金王丸"を題材にした新作カブキ踊りが上演されることになった。
その中で歌舞伎役者の市川染五郎さんと一緒に『渋谷カブキ音頭』を踊る共演者を募集中!

公演に先立ち、歌舞伎を楽しく体験する夏のワークショップも開催される。区民がカブキを学び、ともに地域の文化を創造して記念公演に挑む。

監修:市川染五郎 鈴木英一 実技指導:松本幸龍 


【ワークショップ日程】

8/17、8/19、8/22(いずれも13:30~15:45)

【稽古日程】

10/17~11/14の日曜日(いずれも10:00~12:00)、11/23、11/26(時間未定)

【本公演】

11/27(予定)

【会場】

文化総合センター大和田伝承ホール(予定)

【応募資格】

渋谷区在住、在勤、在学で、おおむねの稽古に参加できる方(ワークショップのみの参加可)。
※小学生は、保護者同伴。

【定員】

小・中学生50人程度、高校生以上20人程度(応募者多数の場合は、書類審査、オーディション等有)。

【申込方法】

所定の申込用紙にて7/30(金)〈必着〉までに郵送またはFAX。申込用紙は区役所4階文化振興課窓口で配布するほか区ホームページよりダウンロード可。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/owada/index.html

※子どもたちのお稽古・着付を後見するボランティアスタッフ募集。
詳細はお問合せください。

【お問い合わせ】

 渋谷区企画部文化振興課 TEL3463-3362 「伝承ホールこけら落とし公演 新作カブキ踊り「渋谷金王丸伝説」」 (文化総合センター大和田) の感想・チケット・詳細情報なら演劇ライフ

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